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祝・小説刊行!紗倉まなに、友達にも聞けないHの悩みを相談してきました

2020.02.25

セクシー女優として大人気の紗倉まなさんが、小説集『春、死なん』を刊行! 性のタブーに踏み込んだその内容や、書こうと思ったきっかけ、本との付き合い方などを聞くとともに、友達にも聞けなかった性にまつわるお悩みについても相談させてもらいました!

誰かに聞きたかった“性のお悩み”に紗倉まなさんがお答え!

①「年上の彼は性欲がないけど、わたしはもっとセックスしたくて……」

彼の性欲を掻き立てるにはどうしたらいいか……。例えばサプライズをしてみたり、環境を変えてみるのはいかがでしょうか。家だと「ベッドが汚れるかも」とか「大きな声を出せないし」など、いろいろと気になってセックスの導入に繋げにくい人もいると思います。場所を変えることで開放的になれるし、それこそラブホであれば声が反響するので非現実的な空間にきっと気持ちも盛り上がります。

セックスレスだった友達も、ラブホのシャワールームを利用したら彼がとても乗り気になったと言っていました。なので、彼が興奮するシチュエーションを是非探してみてください。彼の性の爆剤を見つけることで、きっと回数も増えると思いますよ♪

②「彼が『早漏でごめん』って言ってくるときの反応に困ります……」

「大丈夫だよ」って言うと早漏だって認めたことになるし、「そんなことないよ!」もわざとらしくなるってことですよね。正解はないのですが、たとえば「早漏で候(そうろう)」とか、小ボケで返しちゃうのはどうでしょう……? そしたら「何だよそれ」って話題が移って、気まずさも自然消滅しちゃうかもしれません(笑)。

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③「全身脱毛しているけど、どこか見落としてそうで気になって脱げない」

実は私も下の毛がかなりモジャモジャで、しかも黒くてたくましいんですね……。私自身は恥ずかしいと思っていたので、撮影のときに剃ろうとしたことがあったんですけど、いつも「そのままでいてほしい!」とスタッフさんに言われます。意外と毛がしっかりあるのが好きな方も多いんだそうで……(真実はいかに)。

そんなこともあって、私は現在も自由に繁茂させているんですけど、意外と気になるのが指毛。手でしてるときに「あっ」と気づいて、カメラに映らないようこっそり手の角度を変えたりしたことも。なので、そういう“見落とし場所”をあらかじめ覚えておくといいかもしれませんね。そしたら「ここだけしっかり処理しておけば大丈夫」と安心できるのではないでしょうか。

④「お互い初めてで、うまくいくのか不安なんです」

有名なAV男優のしみけんさんが、VRで男性にHテクを教えているものがあるのでそれを参考にしてみてはどうでしょう。通常のAV作品は演出のために過剰に表現している部分もあるので、スムーズに取り入れるのが最初は難しいかも。なので、HOW TO系AVを参考にするのはとても良いと思います。「ここでこうするみたいだよ」なんて、VRを二人で一緒に観ながらのぞむのも楽しいんじゃないでしょうか。そうすれば、失敗しても「あれ~、おかしいね」と深刻にならずにすむと思います!

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⑤「キスの時間が長い……」

これ、分かります!(笑) 他にも必要以上に唾液を絡めたり、やたら舐める人とかもいますもんね。そういうときは、ペペロンチーノなどのニンニク系をあえて食べてからキスをしてみてはどうでしょうか。「ジャーン!今日はハズレ日でーす!」みたいな感じで。3回に1回くらいはハズレ日を設けるようにしたら、相手も警戒して時間が短くなる気がします。

⑥「お股がかゆいし、気づけばブツブツができてます」

産婦人科に是非行ってください! 市販のお薬では治らないこともありますし、自己診断をしたりせず、ちゃんと性病検査をしてくれる病院で一度見てもらってください。病院に行くのが嫌な気持ちや抵抗感があるのもよくわかるのですが、自然治癒せず、悪化の一途をたどってしまうこともあります。「これくらい大丈夫、すぐ治る」と放っておかず、できるだけ早く行ってほしいと思います!

⑦「体の相性っていうけれど、一体どこで判断するんですか?」

うーん、難しい質問。「余韻」でしょうか……。セックス中も普通に気持ち良くて、終わった後もくっついているのが嫌じゃなければ、結果的に相性はいいんだと思います。最初は気持ち良くないと思っても、回数を重ねることで形が合うようになることもあるので、一概に体の相性って決められないですよね。というか、そもそもそんなふうに回数を重ねたいと思える相手なら、相性が悪いはずはないと思いますし……。

⑧「どうしても声が大きくなるけど、演技していると思われそうで嫌なんです」

なるほど、わざと声を出しているわけじゃないのにそう思われてしまいがちなんですね。気持ちよくなっている姿を見れば、そこに声の大きさや小ささは関係なく、純粋に男性は興奮すると思いますよ。もしあまりにも気になるようだったら、「私、声が大きくなっちゃうから口をふさいでほしい」と提案してみるのはどうでしょうか。声が大きいことを気にしているんだなと思ってもらえるし、口をふさぐという行為が興奮剤になるかもしれません。

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⑨「彼氏が、前戯中にテレビを観てたのが悲しすぎて忘れられない」

私も、舐めているときに天井を見ていた人がいましたね……。舐められているときが一番リラックスしている状態に近いって聞いて納得したことがあります。だから彼がテレビを観ていたのも、それだけリラックスしてたんだと考えてみれば、少し気持ちが楽になるかも……。本当に嫌なら、きちんと「悲しかった」と伝えて、もうエッチ中にテレビは点けないようにしましょう!

⑩「男の人ってあまり声は出さないもの? 気持ちいいのか不安です」

声を出すことをためらう男性は多いみたいですね。AV男優さんは、視聴者から「男の声がうるさい」と言われるので、気持ちよくても自粛する人が多いんです。男性の喘ぎ声が入っていないAVを見て、「これが普通なんだ」って影響された男性の話も聞いたことがあります。女性の喘ぎ声と比較して心配する必要はないと思いますよ。

⑪「ピルを飲んでって言ってくる彼を誠実だと思えないのはおかしいですか?」

ピルは避妊率は高いけど、コンドームのようには性病やHIVウィルスは防げないですからね。そのことを伝えてもつけてくれない彼なら、やっぱり誠実ではないと思います。コンドームをつけた上で「ピルも飲んで」って言うならまだいいとして、自分だけつけようとしない怠惰な姿勢にはアンパンチです!

⑫「20歳もだいぶ過ぎて処女なのは変ですか? 適当にでも捨てたほうがいい?」

私はセックスを軽くも重くも思っていないところがあって……。だから、処女を守るのが美徳とも、早く処女を卒業したいとも思っていなかったんですね。大切なのは、“自分がどうありたいと思っているか”。年齢を気にしたり、周りにいる友人の話に合わせて選択することではないとも思っています。処女であることをからかう男性もたまにいますが、「選んでの処女ですから!」と毅然と言い切って黙らせましょう。

⑬「結婚してから、性欲がなくなってしまった……」

今は男性も性欲が薄くなっていると聞きますから、放っておくとレスになりやすい時代なのかな、という気もします。今は娯楽が充実してますし、セックス以外にも楽しいことや満たされることがいっぱいある恵まれた状況なので、仕方のないことなのかもしれません。今は性欲がない状態かもしれませんが、何かの折にふと変わるかもしれないですし、そんなに気にしなくていいと思います。

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紗倉まなさん著の、性を題材にした小説って?

――本には『春、死なん』と『ははばなれ』の2本の小説が収録されています。『春、死なん』は高齢者の性を、『ははばなれ』は母の性を描いていますが、これを題材にした理由は何だったんですか?

高齢者の性をいつか書きたいと思っていたところからうまれたのが『春、死なん』でした。本職でもあるAVの発売記念イベントを開催すると、年配の方が来てくださることも多かったんです。今や絶滅危惧種でもある「エロ本」を買ってくださる層も同じく年配の方であるという話を業界内で聞いているうちに、全てがデジタル化する中、デジタルから少し遠のいた層の方たちが今後どうやって欲望を処理していくのか、と興味が湧いてきて。そこから小説の着想を得ました。

『ははばなれ』は親の性という、ある種タブーの領域に踏み込みたくて書いてみた作品です。「父親」「母親」といった家族内での役割は、性のイメージとは無縁であるように感じるけれど、実際はそうではない。親を一人の人間として切り離せた瞬間、本当の「ははばなれ」ができるのではないか、と思って書きました。

――小説を書くようになったきっかけは?

仕事で体調を崩したときがあって、溜まっていたうっぷんを携帯に打ち込んだんです。そしたらすごくスッキリして。自分の中にあるものを言語化することで、ある種のデトックス効果というか、同時に思考も整理されていってすごく気持ちよかったんです。もともと話すことも苦手で、何度も推敲できる書き物のほうが自分の気質に合っている、という気づきも大きかったです。

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――もともと読書は大好きだったとか?

いえ、実はもともとすごく苦手だったんです。高専時代、文芸誌好きの親友に勧められて一緒に読むようになったのがきっかけで小説が好きになりました。こんなに色々な味わいがあるんだなぁとか、文章のリズムや、言葉の持つ音の美しさに本当に感動します。自分の無知を知れる、というのも私にとって読書の最大の魅力ですね。

――本を読んだら紗倉さんのように色気ある女性になれますか? 是非、ViVi読者にオススメの本を紹介してください!

私に色気があるのかどうかは分かりませんが……、村田沙耶香さんの『コンビニ人間』、本谷有希子さんの『異類婚姻譚』は、純文学だけどエンタメ要素も含まれているので読みやすいと思います。あと今村夏子さんの小説『あひる』もオススメです。ほわ~っとした柔らかい雰囲気で読み進めていたのに、読了後はゾクゾクっとする怖さが襲ってくる…とにかく、すごく面白いんです。装丁も絵本っぽくてかわいいので、是非ジャケ買いしてください!

INFORMATION
『春、死なん』
現役人気セクシー女優・紗倉まなの文芸誌デビュー作。「春、死なん」では老人の性、「ははばなれ」では母の性という、目をそらしてしまいがちな性を描く。2月25日発売。講談社刊。
PROFILE
紗倉まな
1993年3月23日、千葉県生まれ。工業高等専門学校在学中の2012年にSODクリエイトの専属女優としてAVデビュー。15年にはスカパー! アダルト放送大賞で史上初の三冠を達成する。著書に瀬々敬久監督により映画化された初小説『最低。』、『凹凸』、エッセイ集『高専生だった私が出会った世界でたった一つの天職』『働くおっぱい』、スタイルブック『MANA』がある。
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Text: Naoko Yamamoto