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喋れないより喋りすぎてる人のほうがきつい。話し上手と聞き上手は紙一重【佐藤ノア コネクト#41 】

2020.03.16

毎回大反響の佐藤ノアちゃんによる“誌上悩み相談”。今回は「コミュ力」について。コミュ力のなさを補おうと日々頑張ってる人も、最近それにも疲れてきちゃった、という人も必読。ノアちゃんの考える“本当にコミュ力の高い人”とは?【佐藤ノア コネクト#41 】

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LINEのキモいスタンプで回避できる!? SNSに愛想を求められる令和の対処法。【佐藤ノア コネクト40】

無理に話しても相手に気を遣わせるだけ
需要の高い聞き上手になればいい

話しすぎちゃってる頑張ってる感

みんなの言う“コミュ力”って、ようは「知り合ってすぐの人とも途切れずに会話ができること」を指すのだと思うけど、個人的にはしゃべれないより“しゃべりすぎてしまう”人のほうがキツいと思う。
それは、無理してるのがわかるから。
例えば人見知りの人が頑張ってしゃべると、早口で聞き取れないとか、しゃべってる間なぜか一回も目が合わないみたいな焦りが見えてしまう。
少し前に映画『愛なき森で叫べ』の話をした時にも同じことを書いたけど、人って見られたくないところがあると、それを言葉で隠そうとするんだよね。
だから人がウソをついたり言い訳する時って、早口になって必要以上の情報を渡して、結局「そんなの聞いてないんだけど」ってなる。

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人って自然と変われない生き物だから

「しゃべれる」のも「しゃべれない」のも一つの特性。
私は「ピアノが弾ける」とか「ドラムが叩ける」とかと同じだと思っていて、しゃべれる方が上、なんてことはない。
それにしゃべれる人っていうのはだいたい“最初からしゃべれてた”人で、何かをきっかけに、途中からいきなりしゃべれるようになった人はそんなにいないんじゃないかな。
たとえいたとしても、それは専門的な訓練を受けたり、しゃべれる人たちに囲まれて少しずつできるようになったり、っていうふうに、自分のいる環境そのものを変えられた人だと思うんだよね。
人間、自然と変わることってあんまりない気がする。

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聞き上手の需要

そもそも「自分もしゃべれるようになりたい」って悩んでるということは、周りはしゃべれる人たちが多いってこと。
だったら、聞き役の方がむしろ需要は高いんじゃない? しゃべる人ばっかりの空間っていうのもなかなかツラいし(笑)。
あと、本当に話が上手な人って、同じくらい聞き上手でもあるんだよね。相手の話をちゃんと聞いて、そのうえで「私もこんな話があってね」と、自分の話を出してくれる。

そういう“聞き上手、からの話し上手”のほうが、きっとみんなに好かれると思う。

どんなに話し上手でも聞く人がいなかったら意味がないし、適材適所って言葉があるように、「相手の話し上手を、私がアシストしてあげよう」って考えればいいんじゃないかな。

だからまずは「相槌のバリエを増やす」とかから始めるとすごくいいかもしれない。「うん、うん」だけならAIでいいから。
楽しく聞いてるよ、って気持ちをきちんと伝えることで、もっとお互い気持ちよく会話できると思うな。

劣等感を抱かないで欲しい

口下手な人が「相手にずっと話させちゃってるなー」って思っちゃう、その気持ちはわかるけど、だからって劣等感や罪悪感を抱く必要はない。
それに、相手が本当に話し上手な人だったら「ずっと聞かせちゃってるなー」って思ってるはず。
それでもしゃべってる人は話し上手じゃなくてただしゃべりたいだけの人(笑)。だから気にしなくてよし!

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今日のオフショット

「たまごっちにハマっております」

PROFILE
佐藤ノア(ViVi creator)
Birth:1997年7月9日生まれ
City:北海道出身
Instagram、Twitter、YouTube、TikTok。全方位に多数のフォロワーをもち、若い女性から圧倒的支持を集める超人気インフルエンサー。裏表のないキッパリした発言でも話題に。

チュールトップス¥11000(Miss Crofton)、スイムブラ(ショーツとセット)¥28000(Leslie Amon)/ガブリエルペコ ニットブルマ¥8800/KiwandaKiwanda メガネ、ソックス/スタイリスト私物

佐藤ノア『コネクト』連載一覧 

Text:Noah Sato Photo:Kenji Nakazato Styling:Hitomi Imamura(io) Hair&Make-up:Naya Composition:Megumi Yamazaki ArtDirection:Mayuko Kobayashi