名作漫画『脳内ポイズンベリー』が待望の舞台化! 実力派揃いのキャストに名を連ねたジャニーズJr.の注目株が、役柄通り“ポジティブ”に意気込みを語ってくれました。
気合十分!舞台の上で元気を振りまきます!
「7 MEN 侍」という勇ましいグループ名を背負い、ジャニーズJr.のコンサートで修業を積んできた本髙克樹さん。最近は3月14日に開幕する舞台『脳内ポイズンベリー』に出演することが決まり、武者震いが止まらないとか。
「すごく気合が入っています! が、少しビビっています(笑)。なにしろ主演の市原隼人さんをはじめ、豪華な方々が集まっているので。皆さんにしごいていただきながらも、めげることなく、元気を振りまいていきたいと思います」
前向きなコメントは、与えられた役に徹している証拠かも。同作は、一人の人間の頭の中で擬人化された5つの思考が“脳内会議”を繰り広げる異色のラブコメディ。そのなかで本髙さんは〈ポジティブ思考〉の石橋を演じる。
「携帯小説家のいちこが現実世界で仕事や恋愛の問題に直面すると、『あーでもない』『こーでもない』と、5つの思考が言い争いを始めます。他人の脳内を覗き見する感覚を楽しんでほしいですね。もともと僕は普段から物事をポジティブに考えるタイプなので、今回は無理せず自然体で演じることができそうです」
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決して楽天家なわけではない。キャリアの分岐点で悩みながらも努力を続けることで、少しずつ自信を培ってきた。
「高校受験に専念するために一時的に仕事から離れたときは、さすがにネガティブになりそうでした。『ジャニーズに居場所がなくなるかも……』って。それでも、自分で決めた道を信じて、受験で結果を出せたことで、最近はクイズ番組に呼んでもらえるように。人生、無駄なことは何もないんだなと。この経験が前向きでいられる原点になっています」
歌とダンスだけでなく、6人が楽器を奏でるバンドとしてのパフォーマンスも磨いてきた「7 MEN 侍」。それぞれがソロでも表現の場を広げることで、今年は飛躍の一年になりそう。
「今後の目標は、趣味の釣りを仕事につなげること。僕は料理も得意なので、魚を釣った後にさばくこともできますよ。そして、グループでの夢は、東京ドームでの単独公演! やっぱり、夢は大きいほうがいいと思うので。これからもポジティブに頑張ります(笑)」
『脳内ポイズンベリー』
水城せとなによる新感覚ラブコメディ「脳内ポイズンベリー」が待望の舞台化! 議長・吉田のもと、日々繰り広げられている会議…それはなんと、携帯小説家、いちこの脳内だった! 人生最大の三角関係に、脳内会議はいちこの幸せな道を選ぶことができるのか!? 新国立劇場 中劇場にて3月14日開幕!
©水城せとな/集英社・フジテレビ
Text: Satoshi Asahara