「体は太っているわけではないのに、アゴまわりがもたついていて二重アゴになりがち」。そんなボディとアンバランスな“ポッチャリアゴ”に悩む人が急増中! 食事制限をしたところでその二重アゴは改善しない……という声も多く、もうお手上げのよう。そこで専門家に聞きました! 痩せているのに二重アゴになる原因から改善する方法まで、ViVi世代が気になる悩みを、専門家にしっかり取材。信頼できて役に立つアドバイスをもらおうという企画「こっそり相談。ViVi保健室」。
Q.体は太っていないのに二重アゴになるのは、なぜ? アゴまわりのタプタプ感は解消できますか?

女優やモデルがお忍びで通うサロン『Amazing♡ beauty』 の代表であり、アンチエイジングデザイナーとして、多くのメディアに出演。エステティシャン、メディカルエステティシャンとして20年以上のキャリアを誇り、その経験をベースに、骨格矯正やコンディショニングなど、様々な師から学んだ内容をプラスし、独自の美容メソッドを確立。その“村木式整筋”メソッドを紹介した著書が大人気。近著『おとなの美人習慣』(KKベストセラーズ)も好評。
https://amazingbeauty.jp/
A-1:姿勢の悪さ、スマホの長時間使用も二重アゴの原因!
A-2:ポカンと口が開きっぱなしになっているのも“二重アゴ警報”!
A-3:日本人は、二重アゴになりやすい!
A-4:舌を動かす筋肉を鍛えて、老廃物を流せば、二重アゴがスッキリ!
A-1:姿勢の悪さ、スマホの長時間使用も二重アゴの原因!
痩せているのに二重アゴになっているなら、老廃物が溜まり、むくんでいるのかもしれません。その大きな原因が、姿勢の悪さです。姿勢が悪いと、アゴで身体のバランスをとろうとします。そうすると、アゴを引きすぎたり、上げすぎる状態になって、アゴの動きが凝り固まって血行が悪くなり、老廃物が溜まりやすくなります。
また、スマホの使いすぎにも注意が必要! スマホを使うときは、首が前に出ることでストレートネックや猫背の原因になりやすくなります。その結果、首に過度な負担がかかって血行が悪くなり、老廃物が溜まりやすくなります。このように日頃の姿勢の悪さからくる老廃物の蓄積がむくみを招き、二重アゴにつながります。
A-2:ポカンと口が開きっぱなしになっているのも“二重アゴ警報”!
気づくと口が開きっぱなしになっていませんか? 本来舌は、上アゴに接しているのが理想的ですが、舌が落ちていると口が開いたままの状態になりがち。これは、舌を動かす筋肉が弱まっている可能性があり、そうなると、アゴまわりに老廃物が溜まり、むくみやすくなることから二重アゴが目立つようになります。
A-3:日本人は、二重アゴになりやすい!
欧米の言語に比べて、日本語の発音はあまり舌を大きく動かさないため、舌を動かす役目をもつ下アゴの舌の付け根周辺の筋肉が衰えやすいといわれています。その筋肉を鍛えるには、しっかり舌を動かすことが大切です。
A-4:舌を動かす筋肉を鍛えて、老廃物を流せば、二重アゴがスッキリ!
舌の付け根周辺の筋肉を鍛えることで、オトガイリンパ節に溜まった老廃物を流すと、二重アゴがあっさり解消することも! そのアプローチ方法をご紹介します。痩せているのに二重アゴになる、ダイエットをしても二重アゴが消えないという人は、ぜひお試しを!
❶
人さし指をカギ形に曲げる(人さし指の第一関節と第二関節を曲げる)。
第一関節と第二関節の間の平らな面を、アゴ先からアゴの裏側に沿って2cm程度、首側に入ったところに押し当て、圧をかける。
❷
巻き舌で「ら」「り」「る」「れ」「ろ」と口を大きく動かして発音する。
これを1日5回繰り返せばOK。
先生のアドバイス
痩せているのに二重アゴになっているなら、舌の運動不足&老廃物が溜まっている疑いが。その場合、ダイエットをしなくてもすぐに二重アゴを改善できる可能性大!

私が二重アゴに気付いたのは、
足元を撮ろうとカメラを起動
させたらインカメラだった時。
illustration/Pantovisco