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宇垣美里は春メイクもファッションも、全身に季節感をちりばめる

2020.04.23

宇垣美里さんのエッセイ連載。今週は、春のメイクやファッションについて綴っていただきました。コスメ好きの宇垣さんならではのカラーメイクや、今すぐにできる春のとり入れ方を紹介します。そしてQ&Aでは、絶望や失望との向き合い方を教えていただきました。フリーアナウンサーとなり、次のステップへと歩みはじめた宇垣美里から見えている世界は、もしかしたら私たちとは少しだけ違うのかも。宇垣美里のエッセイ連載【私から見えている景色】

第十章 『春、前を向いて』

(三)

春になるとどうしてこんなに髪が切りたくなるのだろう。
冬の間中ずっと首元を守ってくれていた長い髪を、肩口くらいまでさっぱり切って、風通しをよくしたい、そんな気持ちになるのだ。

冬にお気に入りだったアッシュカラーを軽やかなベージュに染め直すと気分はぐっと春めいてくる。重いコートはクローゼットにしまって、手に取るのは淡いパステルカラーのニットや白のブラウス。

アイラインは引かない。メイクの主役はピンクやイエローのカラーシャドウ。陽がさすとうっすらと色が透けて見えるカラーマスカラを合わせるのがポイント。水面に反射する春の暖かな光のような細かいラメをまぶたに散らす。

寒くてポケットの中にしまい込んでいた指先にも丁寧にネイルを塗ろう。柔らかな薄紫色が最近のお気に入り。まるで指先に花が咲いたみたい。

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こんな風に季節を全身で感じるようにメイクをし、おしゃれを楽しむことこそ、現代の風流・雅な気がする。

規則などでなかなか華やかなメイクは難しい、という人におすすめなのは、桜やジャスミンの香りのハンドクリームだ。こっそり指先で顔を包むといっきに春が広がる。季節ごとにお気に入りのハンドクリームに買い替えるとなお良し。

簡単に季節を味わう私なりのライフハック。

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宇垣美里にQ&A

Q. どう頑張っても叶わない、叶えることができない事ってあると思います。その事をふと考えて苦しくなる時があります。宇垣さんはそんな時どのようにして乗り越えていますか?(あんな 女性)

はは! むしろ人生なんて叶わなかったことの積み重ねでしかないと思います。失望や絶望は人生においてデフォルトで備わっているもの。そっかあ叶わなかったなあ、と思って、そっと宝箱にしまう。たまに蓋を開けて、あの時頑張ってたなあ、私あんなに頑張れるんだなあって振り返る、それだけのこと。なのにたまに叶うことがあるから、人生は諦めきれなくて、苦しいけれど楽しいですね。

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宇垣 美里(うがき みさと)
兵庫県出身。2019年3月にTBSテレビを退社し、4月からフリーのアナウンサーとして活躍中。無類のコスメ好きとしても有名で、コラムやエッセイなど執筆活動も行っている。

宇垣美里マネージャーアカウント
▶︎@ugakimisato.mg

宇垣美里『私から見えている景色』 連載一覧

※赤ワンピース/スタイリスト私物
Text:Misato Ugaki Photo:Kota Shouji Styling:Mana Kogiso(io) Hair&Make-up:NAYA Composition Mayuko Kobayashi