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インスタライブ常時3000人!話題のアーティスト“まるりとりゅうが”って?独占インタビュー&生演奏

2019.03.01

小学生から合唱団で培った抜群の歌唱力で、Twitterで絶大な人気を博していたMaRuRi。 SNSで自作の楽曲を発表し大反響を得ていた、現役慶應大学生シンガーソングライターのRyuga。 そんな二人は2018年に、“まるりとりゅうが”としてユニットを組み、インスタライブの場で発信を続けてきた。同世代の男女から驚異的な支持を得、2018年11月にデジタルシングル『気まぐれな時雨』デビュー。LINE MUSICデイリーランキングで2日連続1位に輝き、話題となる。そしてこのたび遂に、彼らの1st Mini Album『はじめまして。』がCDでリリースした。そこでViViはどこよりも早くインタビューを敢行し、まさにViVi世代の二人に、アルバムに込めた想い、デビューまでの苦労、そして夢の叶え方についてたっぷりと聞かせてもらった。

ミニアルバム『はじめまして。』より『幸せになって』byまるりとりゅうが

きっかけは『フォロワー数にあやかって‥‥‥』

━━お二人が歌手を目指したきっかけを教えてください!

Ryuga 僕の家族は全員歌が大好きなんです。自分の声がソプラノで、高くて「いい」と言ってもらえることも多かったので、人前で歌うのが好きになっていったんですよね。ハッキリと音楽活動をしたいと思うようになったきっかけは、高校に入る前に祖母と伯母がギターをプレゼントしてくれたことです。僕はニューヨークの高校に留学したんですけど、そのとき「となると、高校の間は日本で活動できないのか〜」と思って。それで時間をムダにしたくなくて、SNSで自分で歌動画を発信し始めたんです。そしたら想像以上に多くの人が見てくれて、評価してもらえたので、「歌うことを職業にしていきたいな」と夢見るようになりました。
MaRuRi 私は小学校2年から地元の合唱団に入って、18歳まで12年間、ずっと声楽を学んでいたんです。でも高校3年のとき、文化祭でJ-POPの曲を歌ったら、「あ、私にはこっちのほうが合ってる!」って気づいて、進学先の音大の志望学科をポップス科に切り替えました。入学してからいくつかオーディションを受けて。1年やって何も受からなければ才能ないってことだから、諦めてバスガイドを目指そうと思っていました。

━━そこからどうやって出会ったんですか?

Ryuga 僕が留学から戻って、東京のシンガーイベントに参加したときに出会ったのが初めましてだよね?
MaRuRi それが、私が福岡から出てきて初めてのライブだったんです。
Ryuga それまではInstagramをフォローし合っているぐらいの関係だったんですけど、MaRuRiが僕のオリジナルソング『好きなのに』をカヴァーしたいと言ってくれて。その後、そのカヴァー動画を送ってくれて、それを見て「いいんじゃね?カラオケ行こうよ!」と仲良くなり(笑)。MaRuRiは僕には出せない声を出せるし、一緒に歌ったらもっと曲の幅が広がるなと思って、そこからユニットで活動するようになったんです。

━━MaRuRiさんはどうして『好きなのに』をカヴァーしようと思ったんでしょう?

MaRuRi 曲が好きだったのはもちろんですが、実はRyuga君のフォロワー数にあやかって、自分のフォロワーも少し増えたらいいな……という思惑もあったんです(笑)。……。
ViVi ええっ!
Ryuga 僕のフォロワーを奪おうとしていたらしいですよ(笑)。あとで告白されました。
MaRuRi でも、それが”まるりとりゅうが”のきっかけに‥‥…!……?
Ryuga カヴァーしてもらったとき、心の底から「MaRuRiの歌声は素敵なのに何でバズらないんだろう?」と不思議でした。フォロワーの方に「MaRuRiをフォローしてあげてね〜」なんてエラソーに言ったら、その2日後にまるりのTwitterがバズって。あっさりフォロワー数を抜かれました(笑)。
MaRuRi そうやって私の勢いがないときから「いい!」と言って広めてくれたので、Ryuga君への信頼感はすごいです!

デビューまでの道のりは、SNSを駆使した試行錯誤の繰り返しだった

━━お二人が毎週おこなっているインスタライブは同時視聴者数が3000人と、コンサートホール並みの動員数ですよね!?

Ryuga 最初は他のSNSで発信していたんです。でもインスタのほうが気軽に”いいね”しやすいなーと思って、だんだん移行していったら想像以上にたくさんの人が観てくれるようになって。僕は路上ライブもやっていたので、1時間歌っても数えるほどしか止まって聴いてくれないことを知っていました。それがインスタライブなら1時間で500人とかの新しい人が聴きにきてくれる。あり得ないですよね!? そこからさらに、どうしたら自分たちに興味がない人も観に来てくれるか、いろいろ工夫していきました。
MaRuRi そのあたりのことは任せっ放しです。私は歌うのみ(笑)。
Ryuga 戦略を練るのが好きなんですよ。今はSNSの世界がどんどん広がっていて、ネット上で芸能活動をする人が増えている中、初期段階でこのメディアに乗れたのは大きかったですね。だからこれからもSNSで歌っていく、ということを続けていきたくて。やっぱり僕たちはSNSで存在を知ってもらえたので、「デビューしたら変わっちまったな」とはなりたくないんですよ。インスタライブも今まで通り続けて、リクエストや質問をもらったら返していますし、ファンの方との近い距離は保っていきたいですね。
MaRuRi お題をもらって即興で曲を作って歌ったりするんですけど、そういうのも楽しいし。たまに「ほうれん草のおひたし」とか、え!?っていうようなお題もきますけど(笑)。
Ryuga 必死で作るんですけど、それが完全にヤバい方向にいってしまうときもあれば(笑)、奇跡的にハマるときもある。だからライブ中は、僕ら飄々として見えると思うんですけど、けっこう頭の中はフル回転なんです。

━━そこから見事メジャーデビューを果たされたわけですが、今のお気持ちは?

MaRuRi デビューが決まったときは、普通に感動して泣きました。私は福岡から出てきて、当初は友達もいなくて、大学もやめちゃったので本当に何もなくて「どうしよう」という状態だった中、Ryuga君に出会ったことで未来が見えてきた。だから出会いって本当に大事だなって感じます。同時にここからがスタート。家族や地元の先生、友達、そしてカラオケで歌っているだけの私の動画を観て「声が好き」と応援してくださったファンの方たちへ、諦めなければ夢は叶う!という姿を見せていきたいです。
Ryuga 最初は自分の曲作りにまったく自信がなかったんですよね。それがフォロワー数がジワジワ伸びていって、デビューすることができた。そのステップを踏めたことは、大きな自信につながりましたね。そしていざ自分が作った曲を世に出してイイと言ってもらえたときの感動といったら……、ヤバかった! 我が子を何千人もの人に褒めてもらったような気持ちでした(笑)。

初のレコーディングでは、MaRuRiさんの声に合わせた楽曲で苦労することも

━━2月20日には初のMini Album『はじめまして。』がリリースされました。

Ryuga 全6曲を収録しているんですが、全曲違うテーマになっています。デビューシングルの『気まぐれな時雨』は男ゴコロを、『幸せになって』は女ゴコロを歌ったもの。『時が止まればいいのに』は遠距離恋愛がテーマで、AメロのMaRuRiの博多弁も聴きどころです。『聞き飽きちゃうくらいの愛を伝えて欲しいの』は女子のトリセツみたいな一曲で、まるりから女ゴコロを聞いて僕が詩を書かせていただきました。『好きなのに』は、さっきお話したようにまるりが最初にカヴァーしてくれた曲。『翼』はユニットを組んで初めて歌った曲。そんなふうに僕らの歴史と思い出が詰まった、自己紹介を兼ねた1枚です。それでタイトルも『はじめまして。』としました。
MaRuRi 私たちのハーモニーも楽しんでいただけたら、と思います。
Ryuga ファンの方からは「歌いづらい」と苦情がくるくらい、二人ともキーが高いので、どこにもないハーモニーだと思います!

━━初のレコーディングはどうでしたか?

MaRuRi えっと……。
Ryuga 私はスムーズだったわ、って?(笑)
MaRuRi 違うっ! でももっと歌い方とか細かく直されるのかと思っていたんですけど、自由に歌っていいよと言われてすんなりOKが出て。それは意外でした。
Ryuga 僕はキーが高くて大変だったので、けっこう撮り直しも多かったですね。その分、まるりには気持ち良く歌ってもらえましたけど。縁の下の力持ちですね。
MaRuRi ありがとう~♡

━━楽曲も、MaRuRiさんのパワフルだけど澄んだ声をすごく生かして作られてますよね。

MaRuRi 作りながら、「このほうがいいね」とか音階を合わせてくれるんです。
Ryuga その分、まるりの高いキーメインになってくるので、ハモる僕がきつくなるんですけど。だから作ったときは「いい曲ができた!」と満たされるものの、いざライブになると後悔するという……。
MaRuRi 歌詞も、私がバーッと自分の気持ちや体験を話したら、「何でこんなに私の言いたいことが分かるの!?」というぐらい見事に言葉にしてくれるんです。
Ryuga 僕がもともと女の子の恋愛相談に乗るタイプなんですよ。女子が女子と思う男なので、どこか女心も分かるのかもしれません(苦笑)。

気になる!MaRuRiさんとRyugaさんの関係性

━━お二人は普段のファッションもすごくオシャレですよね。今日も色感がすごく合ってますけど、ファッションはお好きなんですか?

MaRuRi りゅうが君がオシャレなんです。
Ryuga ストリート系が多いんですけど、ファッションは親も好きで子どもの頃から関心を持ってきたので、けっこうこだわってますね。まるりとユニットを組んだとき、やっぱり同世代から真似したいと思ってもらえる存在になりたいと思って、プライベートでも外へ出るときは絶対にテキトーな格好はしないんです。

━━なんだか実際のカップルみたいですね! 気になっている人も多いと思うので聞いちゃいますが、お二人はお付き合いされているんですか!?

Ryuga MaRuRi 付き合っていません!(笑)

━━でもお互いに、自分にないものを持ち合っている感じで素敵です。この先がすごく楽しみなのですが、お二人の目標はどこにありますか?

Ryuga 夢を言わせてもらうと、最後はドームライブができるくらいになりたいな、と。今も何千人の方がインスタライブを見てくださってますけど、生で何万人もの人が集まっている光景をステージ上から見たら、その感動ってどんなものなんだろう?とゾクゾクするんですよね。もうその夢が叶ったら……
MaRuRi 解散!?
Ryuga 何でやねん!
ViVi あはは! 東京ドームで見られる日を楽しみにしています。今日はありがとうございました!

ミニアルバム『はじめまして。』より『幸せになって』byまるりとりゅうが

PROFILE
まるりとりゅうが @maruritoryuga

MaRuRi@maruridayo(1997年3月4日生まれ。福岡県出身)とRyuga@sing_0808(1997年8月8日生まれ。東京都出身)の男女から成るボーカルユニット。ソロでSNS上で音楽活動をしていた二人が出会い、2018年4月にユニットを結成。インスタライブがバズりまくり、昨年11月にデジタルシングル『気まぐれな時雨』でデビュー。2/20に1st Mini Album『はじめまして。』をリリース。

リリース情報
『はじめまして。』
デビュー曲『気まぐれな時雨』、インスタライブで大人気の『翼』『好きなのに』を含む全6曲を収録。初回限定盤にはミュージックビデオやオフショットを収録したDVDも付いています! 初回限定盤¥2222、通常版¥1759/EMI Records

Photos:Tohru Daimon Text:Naoko Yamamoto Edit:Rina Umemura(ViVi creator)