最近流行りのタイダイ柄ですが、白T&染料さえあれば自宅でかんたんに染めることができるんです♡ ゆりかでんこと、人気スタイリスト中野ゆりかさんが実際にタイダイ染めに挑戦し、今っぽい柄をつくる方法や時短の方法などを教えてくれました♡
ゆりかでんコメント
今っぽいタイダイ柄にするためには、パステルカラー調で淡い風合いがポイント。濃い色や絞り染めを使ってしまうと、ちょっと古い感じになってしまうので注意です。染め方を試行錯誤してるうちに、手軽にかわいく染める方法を見つけました~!
ちなみに絞り染め×濃い色で作ってみるとこんな感じになります。

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用意するもの

・お好みの染料(今回はダイロンのマルチカラーという種類を使用しました)
・無地の白T
・塩(Tシャツ一枚で30gほど)
・ビニール手袋、雑巾、ビニール袋、バケツ、割りばし
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下準備
①染め液をつくる

かき氷のシロップくらいイメージで!
割りばしの先でちょんととった染料に、紙コップ1杯分くらいの熱湯を混ぜて液をつくります。塩も一つまみほど入れて混ぜる。染料はかなり少なめでOK。おすすめの薄めタイダイ柄をつくるには、このくらいの濃さがちょうどいいです。
②塩とお湯をまぜたにものにTシャツをつけておく。(15分)

残った塩水は、あとでつかうので残しておく。
新品のTシャツを使用する際は、つける前に水洗いして汚れなどを落としておくこと。
③黒い服で作業しましょう
染め映り防止のため。
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早速染めていきます(きれいに染まりやすい黄色×水色で紹介します)
1.濡れたままのTシャツを、ぐるぐるとまるめて水色の液を少しずつ垂らしていきます。

2.ぎゅっぎゅっともみこみます。

3.ぐるぐるの形状を変え、白い箇所にまた液を垂らしもみこむ。これを繰り返し、全体的に色をのせたら黄色にうつります。

4.時々広げてみたりして、全体のバランスを確認しつつ1~3の工程を繰り返します。

作業中のポイント
※失敗してしまったときは最初に使った塩水を垂らしてもみこむことで、誤魔化すことができます
※こまめに広げてバランスを見るので、ビニール袋を広げた平らな場所で作業するのがおすすめ。
※水分が多い状態で作業することで淡い風合いになります。底にたまった水分は、こまめに雑巾で拭くこと。
5.染めが完了したら軽く絞ってスーパーの袋にいれてレンジへ

Tシャツなら500Wで3~4分、靴下なら1~2分でレンチンすることで本来つけ置きする工程を短縮できます。
6.流しにだして、水が透明になるまで水ですすぎ絞って干す。
\完成したのがコチラ/

水色(薄め)×イエロー(薄め)をつかって、全体的に淡いトーンでかわいく仕上がりました♡
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その他のバリエーション
●水色×グリーン×パープル(濃いめ)

液の濃度を調整することで、強弱をつけた染め方もできちゃいます!パープルはアクセントになるように、広げた状態で液を垂らしました。
●水色(薄め)×パープル(濃いめ)

●黄色×パープル、黄色×ブルー

靴下を染める際には、つかう液の分量をを半分にしてください。Tシャツよりもさらに簡単にできるのでおすすめです。
ゆりかでん感想
・いろいろな色で試してみたけれど、黄色、水色、グリーン、パープルなど寒色系の色のほうが成功しやすかった!
・家で染めるのは家具や壁などへの色移りが心配ですが、この方法ならさっと拭き取れば全くといっていいほど汚れずに作業できました
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ゆりかでんのおすすめタイダイ柄コーデ
タイダイ柄が映える白トーンコーデ

色がキレイなタイダイなので白いコーデでまとめて、Tシャツが主役になるようにしました。トレンドの裾絞りのジャージパンツで海外スナップ風に!
ビックTは一枚で♡

メンズのLサイズのTシャツなので、一枚でワンピっぽく。ミドルブーツで足元重たくするのが今の気分です。
デニムとの相性バツグン♡

ソックスのタイダイはかわいいし、裾をロールアップしてスニーカーやサンダルを履いてちらりと見せたいですよね。デニムと相性のいいブルー×イエローのタイダイ柄なのでまとまり感もばっちり。
おうちで手軽にできるタイダイ染め、好きな色でぜひトライしてみてね♡
Styling&Composition:Yurika Nakano(LOVABLE)