イケメン

「吉本新喜劇」は毎週録画。歌舞伎界の超新星、八代目市川染五郎の素顔に迫る

2020.05.12

アニメ映画『サイダーのように言葉が湧き上がる』で、映像作品初主演であり初声優を務めた歌舞伎界の超新星、八代目 市川染五郎さん。麗しき存在感を放つ染五郎さんに、“サイコト”の話や私生活について聞いてきました!

この役は本当に自分そのまま人見知りなのもすごく似ています

初主演映画であり初めての声優。声だけの演技に実際に挑戦してみての感想は?

「自分のお芝居に関しては、反省点しかないです。声優の仕事は本当に難しかったです。普通は1人で録音するみたいなんですけど、監督とブースに入って直接教えていただきながら録りました。初めてだったのは、“息のお芝居”。舞台にはないお芝居だったので、印象的でした。それを一番細かく指導していただきました。

息のタイミングというよりは、その時どういう気持ちでその息づかいなのか、そういうことを教えていただきました。演じた“チェリー”は、本当に自分そのままの役でした。人見知りでシャイ。実はいつも歌舞伎の舞台も恥ずかしいし緊張しているんです。歌舞伎が好きという気持ちを支えにやっているので、もし嫌いだったら恥ずかしくて出来ないです」

この春から高校生。15歳とは思えない凛々しい振る舞いの中にも、時折見せる少年らしい笑顔。お笑い番組を観るのも好きというプライベートについても聞いてみました。

「同級生とは本当になんてことない話ばかりしています。先生の話とか、次のテストがどうとか、そういう話。映画を見るのも好きで、洋画をたくさん観ています。『ジョーカー』は小さい頃から好きだったので、映像化されて嬉しかったし、ホアキン・フェニックスのお芝居はすごかったです! ’80年代のニューヨークが舞台になっていて、その時代の雰囲気や色使いも自分が好きな感じでした。あとは、父の影響でお笑い番組を小さい頃からよく観ていました。今でも『吉本新喜劇』は毎週録画しています。オススメの芸人さんは、すっちーさん」

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最後に映画の見どころをお願いします!

「作中、俳句が随所にちりばめられているんですが、ただの青春映画ではなく、日本語の美しさを感じられるのもこの映画の魅力です。例えば“山桜”が出っ歯を指す隠喩ということも初めて知りましたし、日本語の細かいところまで意味があるんです。あとはコンプレックスって若い人に特に多いと思うんですが、この作品もそういった部分に触れているんです。現代の10代の子たちを反映したようなキャラクターが出ている作品なので、劣等感を克服するきっかけになったり、共感できる部分を見つけていただければ嬉しいです」

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私服は夏でも長袖長ズボン

私服ですか? 長袖のワイシャツに長ズボンが基本です。夏でも半袖と半ズボンは着ないです。落ち着かなくて……。ラフな格好があまり好きではなくて、かっちりした服が好きです。服は自分で買うことはないです。

オフの日はインドア派。ベースや三味線を弾いてます

たまに友達と遊びに行ったりもしますが、家に居ることが好きなので、NetflixやU-NEXTで映画を観たり、ベースや三味線を弾いたり、一人で何かしていることが多いです。

部屋にはフィギュア専用の棚があります

フィギュアが大好きで、部屋にフィギュア専用のガラス棚があるんです。マイケル・ジャクソンやジョーカー、関節が動く仏像までいろいろと。ぎゅうぎゅう詰めです(苦笑)。とくにホットトイズという会社が出しているフィギュアのファンです。部屋はそんなに広くなくて……その棚とベッドと机があるくらいです。ベースも置いています。

てちさんから刺激をもらってます

同世代で刺激をもらっているのは平手友梨奈さん。もともと欅坂46のファンだったのですが、雑誌で対談させていただく機会があって。表現することに対しての考え方や聴いている音楽、映画好きなところが自分と似ているなぁと。

自分と似ている静かな人に惹かれます

男女関係なく、自分と似ている静かな人に惹かれます。マイケル・ジャクソンが好きなんですけど、彼もシャイだったらしくて。意識しているんじゃなく、惹かれた人がたまたま自分と似ているんだと思います。

市川染五郎(いちかわ そめごろう)
2005年生まれ。東京都出身。本名、藤間齋(ふじまいつき)。屋号は高麗屋。父は十代目 松本幸四郎、祖父は二代目松本白鸚。2007年『侠客春雨傘』で初お目見得。2018年歌舞伎 座『勧進帳』の源義経役で、八代目市川染五郎を襲名。講談社より写文集『儚』が発売中。

INFORMATION
『サイダーのように言葉が湧き上がる』
俳句で表現される繊細な感情。言葉×音楽をキーワードに、少年少女の青春を描いたオリジナルアニメ映画が近日公開予定。音楽は『マクロス』シリーズをはじめ、数々の人気アニソン制作を務めるフライングドッグ。監督は『四月は君の嘘』を手掛けたイシグロキョウヘイ。八代目市川染五郎、女優の杉咲花が声優で共演。
© 2020 フライングドッグ/サイダーのように言葉が湧き上がる製作委員会

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Photos:Ittetsu Matsuoka Hair&Make-up:AKANE Styling:Nao Nakanishi Interview&Text:Yumiko Ito