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6月、雨、結婚式……宇垣美里の涙腺が崩壊してしまった瞬間

2020.06.25

宇垣美里さんのエッセイ連載。ジューンブライトともいわれる6月、宇垣さんに結婚式の思い出を綴っていただきました。【私から見えている景色】

第十二章 『雨に馳せて』

(四)

「ジューンブライドは幸せになれる」なんていうけれど、その言い伝えの発祥元ヨーロッパはいざ知らず、日本の6月は梅雨真っ盛り。

当日の天気はどうなることかと、招待されたそばからハラハラすることが多い。
でも、もうここ3年くらい、毎年6月には誰かしらの結婚式に呼ばれて地元・神戸に帰っている私、実は一度も雨の結婚式に当たったことがない。

朝出るとき少し降っていても、いざ新郎新婦入場となると、さっと雲が晴れて式場に陽が差し、2人に温かく光が降り注ぐ。
その様子はあまりにも神々しくて、それだけで涙腺が崩壊してしまった。

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結婚という形が全てだとは思わないし、相手が異性である必要もない。

ただ、大切な友人が一生一緒にいたいと思える人と出会えて、互いにそう思い合えている、という事実が心の底から嬉しい。2人を祝福しているかのような天気がありがたくて、幸せで胸がいっぱいでしばらくニコニコが止まらなくなる。

ガラス越しに見える、太陽の光でキラキラと輝く神戸の海、芝生に降りた水滴のころんとした雨の名残は、私にとって幸福の象徴だ。

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宇垣美里にQ&A

Q. 私は韓国アイドルが大好きでかなりのオタクです。ですが彼が全く理解してくれずいつも喧嘩してしまいます。一週間口をきかなかったこともあり、その度にアイドルの沼にハマってしまう悪循環になっている気がします。自分の好きなことをつらぬくためには別れたほうがいいのでしょうか?(POM 20代女性)

A.だ、誰が何を好きでもよくない……?? 私は私の好きなもののこと、たとえ大切な人が分かってくれなくても別にいいし、逆によく分かんないものを人が大切にしてても、へーそうなんだーくらいにしか思わないんですよね。それでよくない? 無理に誰かの好きなものや大切にしてる考えを理解しなくてもいい。受け入れられないことはよくある。でも誰かの救いを否定しちゃ、絶対にだめなんです。彼がどういう理由で理解してくれないのかは分からないけれど、あなたの好きなものを否定するなら、それはちょっと間違ってるじゃないかなと、私は思う! 好きになることを強制するのもだめだけどね。応援しろとは言わないから、静観して見守ってくれたら嬉しいよね。そうなったらいいなって祈ってます。

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宇垣 美里(うがき みさと)
兵庫県出身。2019年3月にTBSテレビを退社し、4月からフリーのアナウンサーとして活躍中。無類のコスメ好きとしても有名で、コラムやエッセイなど執筆活動も行っている。

宇垣美里マネージャーアカウント
▶︎@ugakimisato.mg

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※花柄ワンピース/スタイリスト私物
Text:Misato Ugaki Photo:Kota Shouji Styling:Mana Kogiso(io) Hair&Make-up:NAYA Composition Mayuko Kobayashi