“亀と山P”の再結成につき、ViViの人気連載・山下智久さん『P’s STYLE』に、亀梨和也さんが登場! 連載での共演はなんと3年ぶり。今回は、そんな2人にロングインタビュー! 強い絆で結ばれている2人の友情の歴史をたっぷり語ってもらいましょう♡ さあ、今すぐチェック!
仕事もプライベートも重なり合う、男二人の“友情”と“絆”の歴史
―『青春アミーゴ』の大ヒットから15年経った今年、山下智久と亀梨和也が再びタッグを組み、アルバムをリリース!! 仲が良いことで有名な二人だけど“初対面の印象”覚えていますか?
亀:オレにとっての初対面はジャニーズ事務所のオーディションを受けたその日。忘れもしない渋谷のN H Kホール。ジャニーさんから「ユー、見学していきなよ」と声を掛けられて。
オーディション後に番組収録を見学したの。で、スタジオの後ろの方で体育座りしていると、続々とジャニーズJr.が入ってきてさ。その中に山Pがいたんだよね。それを一方的に見たのが、最初(笑)。
―その“一方的な初対面”の感想は?
亀:そのまんま「山Pだ! !」。
山:ははっ、本当にそのまんま(笑)。でも、知ってくれていたのは嬉しいよね。
亀:中学のときバスケ部に、ジャニーズJr.の番組『愛ラブB.I.G』の放送日は、さっさと家に帰っちゃうくらい、ジャニーズ好きな人達がいてさ。その中に、山Pのことが大好きな先輩がいたんだよね。おかげで、やたら詳しくなった。下敷きに入れた山Pの写真、めっちゃ見せられたからね(笑)。
―山下さんにとっての“初対面”は?
山:カメの最初の記憶は電車の車両のスミに立っている姿。席が空いているのに何故か座らずに立っていて……その光景は今でもすっごく覚えている。
亀:お互いに使っている路線が同じだったから、よく電車で一緒になったんだよね。でも、当時は同じ学年だけど(事務所では)先輩後輩だったから、オレから声を掛けることはできなくて。帰る途中で山Pと一緒になったときは嬉しかったのを覚えている。「うわ、山Pと一緒に帰れるんだ!」って。
―そんな二人の距離が縮まったのは?
山:それも電車。一緒に帰る回数が増え、気づけば仲良くなって。僕がワガママ言って、家に泊まりにきてもらったりして。「寂しいから、家に来て」って(笑)。
亀:夜の散歩、よくしたよね。公園行って、話したり、遊びながら踊ったり。
山:夜の散歩クルー(笑)。
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―そこで「二人で何かしたいね」とか、未来の話をすることはあった?
亀:しなかったね。わかりやすくいうと、当時の山PはジャニーズJr.の中でも一段上の存在というか。普段は一緒に遊んでいるけど、仕事場に行けば、山Pはマイクを持って前に立ち、オレはそのバックで踊っている……。
同じ学年ではあるけど、レベルが違いすぎて。共通の夢を語り合えるような次元じゃなかったんだよね。正直、『青春アミーゴ』のときもすごく不思議な感じだったもん。「オレ、あの山Pの隣で歌っているんだ」って。
山:確かに、カメが入ってきたばかりの頃は後輩感があったけど。それも本当に最初の1年くらい。そんなに意識したことはなくて。自分にとってはすべてが自然な感じだったんだけどね。
亀:当時は前に立つ山Pを後ろやサイドから見ることがほとんどだったから。山Pと一緒に歌うだけで、同じような衣装を身につけるだけで嬉しかった。それはオレだけじゃなく、ジャニーズJr.全員が同じ気持ちだったと思うよ。こんなふうにあの頃を振り返ると……今のこの状態はすごく感慨深いものがあるよね。
―今ではお互いに“親友”と呼び合うほど、強い絆で結ばれている二人。普段はどんな時間を一緒に過ごしているの?
亀:食事行っていろんな話をしたり。
山:二人でお酒も飲むし。
亀:カラオケも行くし。
山:カラオケはたいてい、飲んで気分がよくなったときに行くから。二人で『青春アミーゴ』を歌うことだってあるしね(笑)。
亀:で、そんなプライベートな会話の中で「こんなことをやれたら面白いんじゃないか」って。今回のアルバムの話もそこから自然と生まれたんですよ。
山:アルバム制作は楽しかった。カメには信頼を置いているから、肩の力が抜けた状態で挑めたというか。また、普段は別々のフィールドで活躍しているからこそ、そこでお互いに培ってきたものを感じることができたり、それが混ざり合い新しいものが生まれたりして。
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―仕事もプライベートも重なり合う二人の関係を支えているもの、二人を繋げているもの、なんだと思いますか?
亀:色々あると思うけど、“時間”が大きいんじゃないかな。初めて出会った10代の頃から、時間と経験を積み重ねながら、なかなか見れない景色を二人で見てきた。うん、やっぱりそれはデカイと思う。
山:お互いの家族もよく知っているし。そんな環境も含め、計算してすぐに作れるものじゃないし。”運命”みたいなものも作用している気がする。
亀:今、ふと思ったんだけど。同じ高校に行かなかったのも大きいのかもね。それまでは二人でひとつだった時期もあったけど。人格形成するうえで重要な時期にお互い違う世界を持ち始めた。だからこそ、当時は「なんか違う」って喧嘩したこともあったけど。
今はそれがお互いの良い刺激になっているし、普段は違う戦場で戦っているからこそ二人の時間がホームになったりもする。べったり同じ、じゃなく、違うものをちゃんと持っているから今の関係があるのかもしれないよね。
山:それもまた“時間”が経ったからこそ気づけたこと。さらに時間が経った未来、こんな風に振り返ったときに何を話すのか。
亀:それもまた、楽しみ(笑)。
撮影裏話をチラッと♡
屋上で撮影をしていたときのこと。強風で髪は乱れ、寒い撮影でしたが、全然気にしない二人。さすがスターです。さらに、撮影用に置いていたバック紙が飛んで、山Pに紙に巻きつくというハプニングが起きたのですが、全く動じず、男らしさを感じました。山Pに巻きついた紙が少し羨ましかったのはここだけの話。
PROFILE
山下智久(やました・ともひさ)
1985年4月9日生まれ、千葉県出身。Huluの世界規模配信大型ドラマ『THE HEAD』の公開を控える。
亀梨和也(かめなし・かずや)
1986年2月23日生まれ、東京都出身。自身が所属するKAT-TUNのLIVE DVDが4月8日に発売されたばかり。
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Text: Miwa Ishii