インディーズ時代から年間100本以上のライブをこなし、経験豊富な実力派としての地位を確立しているダンス&ボーカルグループDa-iCE。そんな彼らが初のセルフプロデュースアルバム『FACE』を引っさげ初登場! 今回は、渾身の最新アルバムのおすすめポイントを聞いてみました♡
Da-iCEって?
2011年結成の5人組ダンス&ボーカルグループ。2014年メジャーデビュー。2019年6月にはベストアルバム『Da-iCE BEST』を発売し、2020年1月には代々木第一体育館2DAYSで2万人を動員。2021年には初となる全国アリーナツアーも発表されている。
自分たちでも想像できないような“くじ引き感”が魅力!
――『FACE』は初のセルフプロデュースアルバムということですが、一体どんな内容なんですか?

1人1曲プロデュースするというコンセプトで作り上げた、この1年間の活動を凝縮しているアルバムです。それぞれが今のDa-iCEに必要だと思う曲を自由に詰め込んだので、蓋を開けてみるまで、誰がどんな曲を選んでいたかも分からなかったんです。自分たちでも想像できないような、“くじ引き感”をアルバムにするっていうのは、Da-iCEという名にピッタリだと思います

アルバムを出す時って曲調のバランスを調整するんですけど、今回はバランス関係なく、それぞれが本当に好きな曲を選びました。だから、ちょっと似たような曲調の曲もあるんですよ。そういう新しい一面も見せられるし、単純に面白いラインナップになっていると思います!

それぞれのプロデュースももちろん推しなんですが、Official髭男dismの藤原さんが作ってくれた楽曲もあるんですよ。僕たちを知らない方にもコラボ曲から知ってもらえたり、Youtubeなんかも見ていただけたりしたら嬉しいです

プロデュースから携わることによって、今までにはないアルバムになったと思います。初の試みなので、皆さんがどんな反応をしてくれるのか、僕たちも感想が楽しみです!

Da-iCEってこういう音楽をやってるんだっていうイメージをつかんでもらいつつ、個々のプロデュース楽曲を楽しんでもらいたいです。すごく自由で面白いアルバムになったと思っています
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――それぞれのプロデュース曲についても教えてください。

5人で歌って踊れる『Flight away』という曲を作りました。今までにないライブで踊れる曲を作りたかったんです

じっくり聴いてもらえるようなバラード曲にしたくて、いくつか音源を作っていただきました。どれも良くて迷っていたんですけど、作曲家さんから「あともう1日だけ待ってほしい」と言われて、届いた曲が『you』だったんです。曲作りも粘った楽曲です!

僕が選んだのは『さようならを君に』。大輝くんが1年前に作っていた曲で、出せるチャンスをうかがっていたので、今回、絶対これを入れてほしい! とお願いしました。世界観やストーリーを崩さず、歌詞を少しアレンジしたりもしました

パフォーマーとして、踊れる曲にしました。『Yawn』はあくびって意味で、歌詞はのんびりなのに、音はバキバキっていう(笑)。ギャップを楽しんでもらえる曲になったと思います

僕が選んだのは、書き下ろしではなく、1年前に完成していた『恋しくて、今も』。自分が好きなのはもちろんですが、皆さんも絶対好きになってくれるはず! という視点で選びました
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『FACE』 2020年4月29日(水)発売メンバーそれぞれが1人1曲を担当し、楽曲のコンセプト立案・作詞作曲などにも携わった初のセルフプロデュースアルバム『FACE』。
2011年結成の5人組ダンス&ボーカルグループ。2014年メジャーデビュー。2019年6月にはベストアルバム『Da-iCE BEST』を発売し、2020年1月には代々木第一体育館2DAYSで2万人を動員。2021年には初となる全国アリーナツアーも発表されている。
Photos:Kimihiko Nitta(Lmanagement) Hair&Make-up:Miyuki Miyagawa, Hikaru Mochizuki Interview&Text:Yumiko Ito