ViViモデル同士は世間でいうところの同僚。What’s up!な近況報告とともに、トピック立てしてZOOMミーティング。真面目な話や、ためになる話、カオスな話にふざけた話と、十人十色の撮れ高でした。今回は、ありさ、えりんの2人でZOOMミーティング! モデルとしての2人の顔は十分知っているけど、演技のお仕事ってどんな感じなの? タイミングもほぼ同じくして“女優道”を歩み始め、転換期を迎えている2人による、必死具合が伝わるリアル会話(笑)。
台詞覚えも本番も、毎回ドキドキ必至×必死!

えりん:ありちゃんが出るミュージカルの『RENT』ってどうなったの?
ありさ:今のところ、予定通り開演するよ。ポールダンスとかヒールダンスのレッスンに行き始めたところで、コロナが流行っちゃったからさ。ボイトレはLINEのビデオ電話でやってる。
えりん:わーそっか。レッスン行けないもんね。それ結構ドキドキする状況だね。
ありさ:そーなの!(涙) 他の出演者の方々がミュージカル経験者とか歌手の方だったりで、ペッラペラな初心者は私だけだからさ。私がボロカスだったら本当にマズイことになるから、超必死だよ。ただでさえがむしゃらにトレーニング頑張らなければならないのに、この状況で、結構崖っぷちよ。
えりん:辛いところだね。でも大丈夫、ありちゃん歌上手だから!! 努力でカバーすれば大丈夫。頑張って!! 絶対見に行くよ、本当に楽しみにしてる。
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ありさ:ありがとよ〜。私も舞台自体は楽しみ。ミュージカル大好きだし!えりんは女優のお仕事どう?
えりん:私は今ちょうど諸々撮り終わったタイミング。時代物をやってたから、セットの世界観も面白かったし、お着物も着たりしてたよ。その時代のお作法とか所作の指導をしてくれる先生もいて、めっちゃ勉強になった!
ありさ:おお! えりんの着物姿めっちゃ楽しみ。絶対似合うじゃん! モデル業って外見的な準備メインだけど、女優業って内面的な準備が主軸になるからね。

えりん:そうそう。どっちも表現のお仕事だけど、準備の仕方が違うよね。
ありさ:主になることが真逆だよね。毎度、壁にぶち当たってる。

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えりん:私も毎度よ。演じる役は毎回違う人物だから、その度に新しい悩みが出てくるし。特に自分にない部分をたくさん持っている役だと、よく分からなくなってきたり……。
既婚者になれたり、水商売やったり、愛人になったり、自分でできない経験がたくさんできるのは面白いけど、経験したことがない感情を掘り出してくのが、難しいよね。
ありさ:私はシンプルに関西弁を喋る役が難しかったな。エセ関西弁でしかない気がして。あと、お酒のボトルやシェイカーを投げる“フレアバーテンディング”っていうパフォーマンスをするバーテンダー役をやった時、いかにその技をさりげなくこなしているように見せられるかっていうのには、本当に苦労したな。
プロに見えるよう、とんでもなく上手くならないといけないしね。あれは運動神経との戦いだった。
えりん:経験値ゼロのことでも100%できる人になりきるっていうのが毎回戦いだよね。私、ありちゃんには超クレイジーな役もやって欲しいな。
見た目がキレイなのは誰もが見て分かるけど、実はぶっ飛んでるところがあるじゃん? そういうのが発揮できる人間くさい役。例えば、ベロベロでぶっ倒れてる役とか。

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ありさ:そういえば、この前えりんが酔って踊ってたダンス教えてよ〜(笑)。
えりん:あはは。それはシー!(笑)。

ありさ:私はえりんに女剣士とかもやって欲しい! ロングヘアをなびかせて、ハッ!みたいな。バチバチに戦ってるカッコいい役。
えりん:アクションやってみたい! 前回やらせてもらったドラマで軽くアクションみたいなことをしたんだけど、超難しくて。階段の上から人を突き落とさないといけないシーンとか、めっちゃ怖かった。
人を突き落とすんだよ……。信頼関係がないとできないから、アクション演技って、本当にすごいよね。
ありさ:私も機会があったらアクションやってみたいな。演技中、意識しなきゃいけないこと多そう。
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えりん:もうね……必死過ぎて、台詞飛びそうになる! 演じる方も大変だし、撮るのも大変だよね。そもそも台詞を、覚えるの自体、必死なのに。
ありさ:うん、分かる。完璧に台詞入れた状態じゃないと心配になっちゃう。私はノートに台詞書き出して覚えてる。うろ覚えで現場入りできないから。
えりん:私も書き出す派! で、ブツブツ喋りながら家事やったりしてる。

ありさ:うちらにできるのは全力で準備して挑むってことだけよね。
えりん:うん。毎回、必死に努力して頑張っていこうね!
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Model:Alissa Yagi,Erin Tachibana(ViViexclusive) Composition & Text: Yumiko Ito