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「よくそんなことまで書けたな」超人気動画クリエイター虫眼鏡&ぶんけいが語る、本の魅力と恋愛のはなし

2020.06.26

「東海オンエア」の虫眼鏡さんと、「パオパオチャンネル」を休止して現在はクリエイターとして活動するぶんけいさんの対談が実現! 偶然にも同じタイミングで書籍を発売した二人に、お互いの作品についてアレコレ語ってもらいました。ViVi読者から寄せられた恋愛相談に応えるパートには、生々しいアンサーがたっぷり!?

ーーまずはご自身の著書のセルフレビューをお願いします! ViVi読者が今すぐ買いたくなるようなテンションで!

虫眼鏡「この本を読めば人生が変わる!……なんてことはないと思います。いや、あるはずがない(笑)。ただ、ステイホーム生活で時間を持て余していたり、24時間の使い道に迷っているときに、『まあ2時間ぐらいは潰せるよ!』という本です。過去の2冊と今回の新刊をまとめ買いすれば、6時間は潰せます。暇つぶしではなく、世知辛い社会を生き抜くヒントを探している人は、ぶんけい君のエッセイ本を読みましょう」

ぶんけい「アシストありがとう(笑)。ぼくは書籍の話をいただいたときに、自分なんかが何を書くべきなのか分からなくて、最初は断ろうかと思っていました。でも、誰かの人生にちょっとでも刺さる部分があったらいいなという気持ちで着手することを決めて、これまでの自分の経験や考えてきたことを詰め込みました。ぼくはまだまだ成長過程なので、人生の答えみたいなものは教えてあげられないんですけど、この本を読んでくれた人に考えるきっかけやヒントを与えられると嬉しいです」

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ーーお互いの本を読んだ感想を教えてください。

虫眼鏡「たまたま同じ時期に本を出して、こうして一緒に取材を受けることになって、すごくワクワクしているんですけど、実際に彼の本を読んで危機感を覚えました。『一緒に紹介しちゃダメじゃね!?』という気持ちです」

ぶんけい「はははは(笑)。なんでよ!?」

虫眼鏡「だって、僕は日本語を並べ替えて面白くしている遊びをしているだけなのに、彼は自分の人生を振り返りながら濃密な文章を書いているんですよね。『この人、けっこう言ってんな』っていうポイントが随所にありまして。僕自身、真似したいと思うところもありましたし、思考の癖が強くて笑ってしまうところもありましたし、全体的にすごく面白く読めたので。僕は、今、恥ずかしいです」

ぶんけい「いやいや(笑)。ぼくも、ざわくん(虫眼鏡さんの愛称)の言葉をそっくりそのまま返したいです。彼の本は人生を振り返っているテイじゃないけど、人生観が色濃く反映されている部分があると思っています。むしろ『けっこう言ってんな』の度合いでは負けていると思います。語り口が刺激的で他の媒体でボツになったような原稿とかも載せているので、余計な忖度が加わっていない純度の高い“虫眼鏡節”が楽しめるはずです」

虫眼鏡「この本に関しては、本当に自分が書いた文章がそのまま世に出て行っちゃうので、むしろ、逆に心配というか。もうちょっとプロの人に書き直してもらいたいくらいです」

ぶんけい「とはいえ、今回で3冊目ですから、立派な作家ですよ。ぼくにとっては先生です」

虫眼鏡「謙遜してますけど、彼なんて名前が“ぶんけい”ですからね。面白い文章を書けないはずがない人なんですよ! 内心、芥川賞を狙っているはずです」

ぶんけい「いやいや、純文学は書けないから(笑)」

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——もともと二人は読書家だったのですか? 大きな影響を受けたバイブルがあれば教えてください。

虫眼鏡「僕は小学生の頃から図書館荒らしが趣味でしたね。江戸川乱歩の怪人二十面相シリーズにハマったことが、読書人生の出発点だったと思います。絶対に先を読まずにいはいられない構成が江戸川乱歩の魅力。作品点数で大先生に追いつくためには600冊ほど出さないと行けないのですが、僕は1年に1冊のペースで出しているので、あと597年かかります」

ぶんけい「ぼくは中学生の頃に湊かなえさんの『告白』を読んで衝撃を受けました。湊さんはぼくの出身地・淡路島にお住まいなのですが、そういった意味で身近に感じられる方が、こんなに面白い作品を作っているのかと。そこに憧れたというか、ぼくがクリエイターになりたいと思うきっかけを与えてくれた本なんです」

ーーでは、読書家であり作家でもある二人から、読者のために、より良い人生を送れるような四字熟語をプレゼントしてください!

ぶんけい「ぼくはもう、ひとつしか思い浮かびません。ちょうど昨日、ざわくんの本を読んでいたら、『うんこちんちん(雲湖朕鎮)』という四字熟語があることを知ったんですよ。かなりギリギリのワードだと思いますけど(笑)。怒りや興奮で冷静な判断が出来ない時にこそ、周囲に目を配れるような心を持つべきであるという意味らしいですよ。奇しくも、今の社会に求められている姿勢ですよね」

虫眼鏡「うわ〜、先にボケられちゃったよ。どうしよう…………」

ぶんけい「(小声で耳打ちする)ベタに一期一会とかでいんじゃない?」

虫眼鏡「僕ね、ずっと思っていたんですけど、やっぱり一期一会って大事ですよね」

ぶんけい「すぐ取り入れるやん!(笑)」

虫眼鏡「いやだって、僕が三冊目の本を出せたのも、ご縁があったからですし。こうして本を残すことで、YouTubeで出会えた人たちのように、またあらたに縁がつながる人たちもいるかもしれないし。本当に、人と人の巡り合いを大切にすることで人生が豊かになると思っているので、みなさんに一期一会という熟語をみなさんに送りたいと思います」

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ーー6月中旬の時点で少しずつ自粛ムードが緩和されていますが、最後に、クリエイターとしての今後の豊富を教えてください。

虫眼鏡「今後も自分の身は自分で守るという心構えを大切にしながら、必要以上に悲観的にならないようにしていきたいと思っています。事態の収束に向けて、少しでも段階が上がったなら、素直に喜んでもいいのではないかと。いろんな制限があるなかでも、なんとか楽しむ方法を見出しながら、自分たちの動画を通してポジティブな雰囲気を作っていきたいと思います」

ぶんけい「ぼくも同じ気持ちです。リモート飲み会が話題になったように、人間は制約があるからこそクリエイティブな遊びやコンテンツを生み出せると思っています。逆境に立たされても、気持ちを切り替えて自分にできることを探していきたいですね」

愛相談室は動画でどうぞ♡

INFORMATION
『真・東海オンエアの動画が6.4倍楽しくなる本 虫眼鏡の概要欄 ウェルカム令和編』虫眼鏡・著シリーズ累計14万部突破! チャンネル登録者数500万人超えのトップクリエイター「東海オンエア」。彼らの動画をより楽しむための必読書第三弾が登場。

『腹黒のジレンマ』ぶんけい・著クリエイター・ぶんけい待望のエッセイが発売! チャンネル登録者数130万人以上のYouTube「パオパオチャンネル」の活動を休止し、現在は映像や広告制作の分野で活躍中。

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Photo&Movie: Tohru Daimon Text: Satoshi Asahara