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今は事実婚くらいがちょうどいい♡20代最後の年を迎える水原希子のこれまでとこれから

2020.07.06

最初は小さなきっかけだったかもしれない。何気ない誰かとの出会いからだったかもしれない。でもその羽ばたきが、将来に大きな変化を与えるという夢を、水原希子はいつも私たちに見せてくれている……。今年で20代最後の年を迎える彼女は今までのこと、そしてこれからについてどう考えているのか? たっぷり語ってもらいました。

【1】成人式。神戸の実家にて。【2】YOONちゃんと2013ロンドンコレクションへ。この頃から自主的にイベントへ参加してグローバル化。【3】UNIFのデザイナーのクリスティンのおうちに3ヵ月ステイ。ここで英語が上達!【4】7年前の誕生日会はロンドンバスで。ドレスコードは制服!

27歳で自分の会社を作ったよ!

いちばんの大きな出来事は、会社を作ったこと! 仕事の面ではやっぱり最大のターニングポイントです。それまでは、いろんな人が私を見出してくれて、「キコちゃん、こういうことできそうじゃない?」とか、自分では想像できない新たな水原希子を提案してくれて、それに向かって挑戦する機会が多かったの。

まさか自分が映画やドラマに出られるようになるなんて思ってもいなかったし! 芸能の分野においては、周りの方達にプロジェクションしてもらった感じが結構あったな。すごく感謝してます! そこから世界的にSNSがどんどんパワーアップしていって、自分の交友関係から仕事を受けることが増えていきました。

特に海外のファッションの案件は、インスタグラムのDMに連絡が来たりするし。会社を始めてみようと思ったのは、そういう経緯もあったし、一社会人として自立したいと思っていたから。

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【1】アンバサダーになって初の東京でのディオールオムのショー。このルックは今までで一番のお気に入り。【2】初めてのカンヌ。シンプルなドレスをどうやって綺麗に見せられるかなって。【3】2014年のOpening Ceremonyと私のコラボラインのヴィジュアル撮影。

芸能事務所にいれば常に守ってもらえるけど、クライアントの反応や契約のことまでは、なかなか自分の目には入ってこない。私はどういうところに需要があるんだろう? 誰がオファーをくれたんだろう?って、昔から知りたいタイプだったんです。結局は、私自身がプロダクトな訳だから、客観的に自分の商品価値を把握しておきたかったんです。

会社を始めて、より深いところまで自分の目で見られるようになってからは、毎日が本当に勉強の積み重ねです。直接クライアントと話すことによって、仕事ひとつひとつに重さとありがたみを感じるし、そこに至るまでの道のりを一緒に歩めるのが最高に楽しいです!

大人になったっていうのもあるけど、仕事に対してより真摯に向き合えるようになりました。お仕事をもらえるのは当たり前のことじゃない。裏側にあるいろんな人の思いやいろんな物語を背負って自分が表に立つ、昔とはまた違う責任が生まれました。

【1】カール・ラガーフェルドとシャネルで仕事をできたことはモデル人生の誇り。【2】デザイナーのニコラ・フォルミケッティ。彼が私のキャリアをグローバルにしてくれた。【3】オランピア・ル・タンのルックの撮影。

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限界を超えることを知った!

『心がポキッとね』というドラマに出させていただいた時、憧れていた山口智子さんと共演させてもらったんです。そのドラマ、台詞が尋常じゃなく多くって、ワンシーンで台本30ページ、カメラも回しっぱなしで30分撮影!っていう、舞台みたいな感じで(笑)。

今まででいちばんがむしゃらになって自分をさらけ出して臨んだし、限界の壁を越えることができること、そもそも限界は自分が決めているだけなんだということを学んだ作品でした。

山口さんは、自分の人生を生きることをすごく大切にしている方で、華々しいキャリアの真っ只中で女優業を一旦お休みして主婦をされたり、世界の民族音楽を伝えるドキュメンタリーをディレクションされたり、すごく自由で人間らしくて芸術的な方なんです。

生きていると、仕事に生活が支配されているって思う時があるじゃないですか。働き続けなければいけない、娯楽ばかりではいけないって。でもこのままだと、働いただけで自分の人生が終わっちゃう。やりたかったことができなくていいのかな?って。

私も芸術が好きだからもっとそこに時間を費やしたいし、世界中を旅して自分の目でいろんなものを見られる人生を送りたい。山口さんには、好きなことへ一歩踏み出す勇気をもらいました。いろんな生き方があっていいと思えた、素敵な大人との出会いです。

【1】インドの街に降り立って、人の多さにびっくりしてるところ(笑)。【2】Hulu『ブラを捨て旅に出よう』で訪れたトルクメニスタンの地獄の門。【3】『ブラ捨て』で訪れたインドで初のサリー!

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事実婚がいいです(笑)

20代前半は、早く結婚したい♡とか、『結婚』に対してロマンスを抱いていました。今はただ一緒に居られるだけでいいです。結婚からはどんどん遠のいてるし、むしろしたくなくなってる。自分の両親が離婚しているっていうのもあるかもしれないですけど、結婚の制度にあんまり価値が見出せなくなっちゃったんです。

婚姻関係じゃなくても、相手の人生で、もし私が力になれることがあればしてあげたいし。恋愛/結婚/彼氏・彼女ってことに縛られる感覚を不思議に感じるようになったんです。何が正解とか、答えは別にないんですけど(笑)。

人生何が起きるか分からないじゃないですか。燃えるような恋をしていたのに、時間が経つにつれてそれも変化していく。変化していくことは当たり前だから、しょうがない。ただ、私、傷つきたくないんです。

今まで傷つく必要がないところでたくさん傷ついてきたような気もしていて、だから恋愛観がいつのまにか人類愛みたいなところに行き着いたのかも。20代の恋愛は大変だったなぁ(笑)。今の私は、事実婚くらいでもいいかなと思ってます。

【1】『OK』の第一弾、ルームウェアラインのメインヴィジュアル!【2】雑誌の連載で大好きなグライムスに会えた!【3】ジェレミー・スコットがディレクターに就任した時の、モスキーノのランウェイ。初のミラノコレクション。【4】去年のカンヌ映画祭。2年連続で歩かせてもらったよ。

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Photo:Yuka Mizuhara,Kim Young Ju Styling, Hair&Make-up:Kiko Mizuhara Composition:Yumiko Ito