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立花恵理がViViモデルになったキッカケは?卒業を前に過去の自分を振り返る

2020.08.22

ViVi初登場は2013年12月号。ViVi創刊30周年記念専属モデルオーディションでグランプリを勝ち取り、前日まで普通の大学生だった女のコが一躍専属モデルとしてデビュー。見事夢を摑んだ、えりんこと立花恵理も、7年たった今、ViViを卒業することに。最後の撮影では自分の集大成を見せたいと打ち合わせから参加し、メイクもファッションもセルフプロデュース。女優として次のステップへ進むえりんの今のすべてをお見せします。

海外留学で友達が背中を押してくれた。そのおかげで私はViViモデルになれました

昔から可愛い人やきれいな人を見るのがすごく好き。夢中になって雑誌をめくり、大好きなモデルを永遠に眺めてる。そんな中学生だったえりん。モデルへの憧れはずっとあったけど、まさか自分が“そっち側”に行けるなんて夢にも思わず、当たり前に大学へ進学の道を歩んだ。

モデルへの道が突然具体的になったのが、アメリカへの語学留学。たった4ヵ月の短い期間だったけど、それまで知らなかった考え方や文化に触れて衝撃的だったんだよね。私のやりたいことって何だろうってつねに問いをつきつけられて、すごく自分の心が揺さぶられたの。

そこで、当時はぼんやりとしていたモデルへの憧れを一緒に留学していた友達に話したら、彼女がポンと背中を押してくれて。初めてモデルに挑戦しようって思いました。友達が調べてくれたオーディションの一つが偶然ViViで、本当に今の私がいるのは彼女のおかげ。

今思えば、送った写真も素人感満載だったし、準備不足だし、この世界に入れたのは奇跡だったんだなと改めて思う(笑)。

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その後、初オーディションで専属モデルオーディションに合格する。

オーディション時は、頑張ろうって意気込みと、まずは経験しようぐらいの軽い気持ちが半々。でも、いざ会場に向かうとすでに事務所に所属している子も多くて、可愛い子がたくさんいてレベルの高さにびっくり。「やばっ。すごいとこきちゃった!?」って。正直これは難しいと思って半ばあきらめモードだったんだよね。

そしたら、まさかのグランプリ。わけのわからないまま写真を撮られ。1人で控え室に戻った瞬間に感情が溢れてきて、うわーって涙がでてきた。大泣きしたのを覚えています。そのときは、どちらかといったら受かった喜びよりも、不安の方が大きかったな。

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きっとViViモデルになっていなかったら地元でゆるっと過ごす普通の女のコ。ViViのおかげで広がった世界はすごく刺激的で面白かった

幸先よくモデルとしてスタートを切ったえりん。けれど、憧れていた生活には、慣れるまでに1〜2年かかったとか。

モデルの仕事はもちろん、東京も学業との両立もすべてに慣れることに必死だったの。写真を撮られることも緊張してまったくできない。ポージング以前に、堂々と人の前に立つことからのスタートでした。

初めの頃は地元から通っていたから、東京のモデル、地元の学生、と2つの居場所があって二重生活みたいな感じだったんだよね。そのときは心の拠り所として地元があってバランスが取れていたのかもしれないけど、今思えば、そこを逃げ場にしてモデルになりきれてないっていうところはちょっとあったのかもしれない。

東京に出てきて居場所が完全にこっちになってからだいぶ意識が変わって、その頃から少しずつ撮影も楽しめるようになってきました。

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夢を摑んだえりんに憧れ、彼女のようになりたいとオーディション合格を目指す女のコたちは多い。当時のえりんに、今の自分ならなんて声をかける?

もっと自分に自信を持ってほしかった。自分のやりたいことをよく知って、何ならわがままを言ってもよかったと思う。私は自分の好きなものがはっきりしているタイプじゃなかったから、自分がどこに行きたいのか、何が好きなのか、みたいなのをちゃんとわかっていなかったんだなーって。

とにかくなんでもやります精神で、与えられたことをやることにいっぱいいっぱいだったんだよね。でもこのお仕事って自分がないとダメだなって最近すごく思うようになって。波風立たないように自分の意見を抑えていたけど、自分をちゃんと知って、いろんなことを選ぶって大事だなっていう風に大人になってわかってきました。

私、自分の感情に気づいたり、いろんなことを飲み込んだりしていくのがたぶん人より遅いほう。でもゆっくりだけど少しずつ自分のことをアップデートできているんじゃないかなって思います。

今は時代もすごく変わってきているから、これからモデルを目指す人は漠然と憧れるだけじゃ大変そうだよね。どんなモデルになりたいのか、自分の良さを見つけて磨き続けるのがいいんじゃないかな。

私は人生変わるぐらいの理由がなかったら、東京に出ようっていうタイプじゃなかった。地元にいるのもそれはそれで幸せだったと思うけど、こうやっていろんな世界を知れて、考え方、視野が広がったのはすごく自分の人生の中では良かったなって思います。

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