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日向坂46・上村ひなのから学ぶ!ソーシャルマナー的な愛され処世術

2020.09.23

全身からハッピーオーラを放つ、日向坂46・上村ひなのさん。美しい姿勢と丁寧な言葉遣い、内側からあふれ出る愛らしさ。そして、ふいに発せられる変化球すぎる回答。知れば知るほど、魅了されてしまう彼女の愛され力を、徹底解剖しちゃいました♡

引っ込み思案で恥ずかしがり屋だった小学生の頃、“ソーシャルマナー3級”の資格を手に入れました

「おはようございます! 日向坂46の上村ひなのです、よろしくお願いします!」

スタジオに入ってくるなりスタッフ一人一人に丁寧に挨拶。その元気な声と笑顔でスタジオに流れる空気をパッと明るく柔らかく変えてくれた、上村ひなのさん。

「挨拶はとても大事にしています。元気な声を出すと自分自身も清々しい気持ちになりますし、お相手の方にも気持ちよく感じていただけるのかなって。お仕事も、一日も、全て挨拶から始まるので。気持ちいいスタートをきれることが、とても大切なことだと思うんです」

現在16歳。日向坂46の最年少メンバーとして活躍中の彼女だが、最年少とは思えぬほどにとにかく礼儀正しく丁寧。それもそのはず、実は“ソーシャルマナー3級”という資格の持ち主。しかも、その資格を取ったのは小学5年生の頃というから驚く‼!!

「親戚に講師をしている方がいて。その方の勧めで受講しました。私が受けた“ソーシャルマナー3級”は初対面の方に良い印象を持っていただくためにはどうしたらいいのかを学ぶ講座で、相手と話すときの表情から正しいお辞儀の仕方や座り方などを学ぶんです。人前に出るアイドルというお仕事をさせていただいている今、それがとても役立っていて。例えば、アイドル活動をしているとお辞儀をする機会もとても多いですし。ソーシャルマナーは接客業の方が多く学んでいるそうなのですが、私自身、ファンの方と接してお話しする機会もあるので。そこで、少しでも気持ちの良い印象を持っていただけるんじゃないかなって」

そう語り、講座で学んだお辞儀をスタッフに披露。その美しい仕草に「おおー!」と歓声が上がると、「小学校5年生の頃の記憶なので。ちゃんと合っているか不安ですが」と照れ臭そうに静かに微笑んだ上村さん。

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「周りからはよく“落ち着いているね”と言われます。でも、それはきっと自分の気持ちを表に出すのが苦手だから。実は頭の中はいろんなことを考えていて、私の内側はとっても賑やかなんです(笑)」

日向坂46に入る前は、恥ずかしがり屋の引っ込み思案で「いつも友達の陰に隠れているような女の子だった」そうだ。

「小学生の頃は特に人前に立ったり注目を浴びるのが苦手で。学校ではいつも“先生に当てられませんように”と祈りながら授業を受けていました。コミュニケーションも得意ではなくて。仲のいい数人の友達の前では、賑やかな自分を出すことができるのですが、友達の輪から出てしまうと口数が少なくなってしまう……。自分から話しかけることができず、誰かが話しかけてくれるのを待つだけ。なので、クラス替えがある新学期はいつも不安でドキドキでした。“ちゃんと友達ができるかな”って。もしかしたら、親戚の方がソーシャルマナーの受講を勧めて下さったのは、そんな私を心配したからなのかもしれません」

そんな上村さんを変えたのがアイドルというお仕事。

「アイドルは自分をアピールする部分もあるので。少しは自分を前に出せるようになった……気がします。日向坂46はハッピーを届けることを大切にしているグループなので、グループが持つ空気に引っ張られるように、私自身もポジティブになれたと感じています。今では、落ち込むようなことがあっても、寝たらすぐに忘れてしまいます(笑)」

コミュニケーションが苦手だった過去があるとは思えぬほど、今ではグループの“愛されキャラ”に。先輩達からまるで妹のように可愛がられている上村さん。

「私がグループに加入したときは同期もいなくて一人きりだったので、最初はとても緊張していたんです。でも、先輩方が本当に優しく接して下さって。引っ込み思案な私がグループに馴染めたのは、自分の力ではなく、私のことを気にかけて下さった先輩方のおかげなんです。そんな先輩方に愛していただけているんだとすると、それは私の中に本当に “尊敬する気持ち”があるからだと思います。相手を敬う気持ちがあれば、言葉や態度は自然と変わる。仲良くなって、一緒にふざけあっていても、その気持ちはちゃんと相手に伝わると思うんです」

グループに加入して約2年が経つ今でも、先輩に対しては敬語。

「皆さんお優しいので、タメ語で話しても許して下さるとは思うのですが……そんな恐れ多いこと、私が自分を許せません!」とキッパリ。先輩達に愛されるのも納得!

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\愛され処世術/

上村ひなのなら
こんなとき、どうする!?

Q. 新しい場所で周りは知らない人ばかり。自分から話しかけることができない、盛り上がっている会話に参加できない、なかなか仲良くなれない!

A. 自分から話しかけることはできなくても、リアクションは取れると思うんです。

面白いことがあったら、素直にニコニコ笑ったり、悲しい思いをしている人がいたら心配したり……。実はこれ、自分から話しかけるのが苦手な私がよくやっていることなんです(笑)。

自分から言葉を発するのはハードルが上がってしまうけど、リアクションだけでも気持ちを伝えることはできる。表情や気持ちでもコミュニケーションに参加することはできる。すると、自分から話しかけなくても、周りから話しかけてくれたりして。仲良くなるきっかけは“言葉”だけではないと私は思っています。

Q. 友達が、貸した漫画を返してくれない!

A. 友達もきっと忘れてしまっているだけだと思うんです。とても言いづらいことですが、これはちゃんと言ったほうがいいですよね。私だったら、“あのときに貸した漫画……、どうなって……る?”って言うかな(笑)。メールやLINEだと、どんなに優しく書いたつもりでも誤解されてしまうことがあるので。私は言いづらいことほどちゃんと顔を合わせて伝えるようにしています。

Q. 理不尽なことで怒られた!

A. うーん、私だったら泣き寝入りしてしまうかもしれません。悔しいですし、悲しいですし、言い返したいところですが……まずはその気持ちをグッと堪える。そして、他のことを考えて自分の気持ちをリフレッシュさせます。

例えば、明太子おにぎりを食べてみるとか? 実は最近、悲しいことがあって。そのとき、明太子おにぎりを食べたら、気持ちがほっこりと柔らかくなって元気が出たんです♡

馴染みのある味に触れたり、美味しいものを食べたりするだけでも、きっとリフレッシュできるはず。感情的になると冷静な判断ができなくなってしまうので、ネガティブな感情に襲われたときは一度気持ちを落ち着かせてみます。そこで“まあ、いいか”と流すことができるなら流せばいいし、“やっぱり言い返したい!”と思うなら言い返せばいい。

私の場合は、急須で入れた美味しいお茶とおにぎりがあれば、たいてい “まあ、いいか”ってなりますけど(笑)

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Q. 友達が私と仲のいい友達の悪口を言い始めた!

A. もしかしたら、その(悪口を言った)友達も、誰にも言えない気持ちをあなただけに話してくれているのかもしれないので。否定してその友達を傷つけたくもないですよね。

うーん、私だったら“悩み相談”として対応すると思います。

例えば、友達が“あの子のこんなところが嫌い”と言い始めたら、“じゃあ、どうしようか。一緒に考えてみよう”と、ふたりで悩みを解決するようにしていけば、相手のモヤモヤを軽くすることもできるかもしれない。友達にあわせて一緒に悪口を言うよりいいのかも!?

Q. 友達がつまらないギャグを連発。笑えない! 対応に困る!

相手も“楽しませたい”という思いから言ってくれていると思うので、まずは、相手のその気持ちに感謝します。私だったらニコニコと笑顔で返すと思います。

笑顔になれば気持ちも自然とハッピーになって、その状況ですら、本当に楽しくなってくるかも(笑)。

Q. 冷蔵庫に入れていたプリンを誰かが食べてしまった!

A. それは、とても悲しいですね……。私だったら、他のものを食べて、同じくらいの幸福度を得て自分を満たしてあげると思います。お腹に入ってしまったプリンは取り戻せませんし、プリンだけが人生の全てじゃありませんから。

Q. 目の前にいる人の歯に海苔がついていたら?

A. もしも自分だったらとても恥ずかしいと思うので、それは絶対に言わなきゃダメですよね。私にも、もしついていたら言って欲しいです!

Q. 以前、お仕事を一緒にした人と再会。でも名前が思い出せない!

A. 名前を忘れるのは、とても失礼なことですよね。かといって、もう一度お名前を聞くのも失礼だと思うので……。

“お久しぶりです、上村ひなのです”と自分から名前を言ってみるのはどうでしょうか。すると、もしかしたら相手も名乗ってくれるかもしれないですし。

でも、んーー、そこで名乗ってくれなかったらどうしよう。名前で呼ばないという方法もありますが、きっと相手は気付きますよね? それなら、いっそ聞いたほうがいいんですかね? どうしましょう……。逆に、私が答えを教えていただきたいです(笑)。

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まだまだ未熟な16歳。
ソーシャルな悩みは尽きません!

「相手や環境を変えることは難しいですが、自分や自分の気持ちは変えることができる。目線を自分に向ければ解決策は必ず見つかる!と私は思っています」

そう話したかと思うと、おにぎりについて熱く語る場面も。投げかけた質問に真面目に向き合い、じっくり考えながら丁寧に答えてくれた上村さん。

「今日は偉そうに色々と答えさせていただきましたが、人生の勉強中です。 “まだまだ礼儀がしっかりしていないな”と反省することも多いんです。先輩と話しているときに、うっかり素を出しすぎてしまって“失礼なことを言ったのではないか”と考え込んでしまうことも。でも、失敗することで学べることも沢山あると思うので、怖がらずに人と接しながら、さまざまな経験を重ねていきたいと思っています! ViVi読者の皆さんも一緒に頑張りましょう♡」

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PROFILE
上村ひなの(かみむらひなの)

2004年4月12日生まれ。東京都出身。162㎝。キャッチフレーズは“いつでもどこでも変化球、ひなのなの!”。『日向坂で会いましょう』(テレビ東京)では、コメントが変化球すぎる!と話題に。

INFORMATION
“ライブ最強アイドル“日向坂46、待望の1stアルバム『ひなたざか』が遂に発売!
4thシングルまでの表題曲などはもちろん、アルバムリード曲「アザトカワイイ」を始めとする新曲も多数収録! 9月23日リリース。

Styling: Rina Uchida Hair&Make-up: Yoko Tanaka(Lila) Interview&Text: Miwa Ishii