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たまにしか連絡しない、最後に会ったのは一年以上前、宇垣美里が大切にする男友達

2020.10.29

宇垣美里さんのエッセイ連載。10月は“友だち”をテーマにお届けしています。最後の週は、宇垣さんにとって大切な男友達について綴っていただきました。とっても大切なその相手は、宇垣さんにとってかけがいのない存在でした。宇垣美里の【私から見えている景色】

第十六章 『フレンドシップ

(四)

連絡を取るのは月に一度、いや、ほっといたら半年くらい連絡を取らないこともある。たまにしか、連絡しない。
この前会ったのは1年前だったっけ? 会うのはもっと、たまにしか。でもとっても大切な男友達。

何でも話すわけじゃない。全部を伝えたことなんてない。だけどとっても大切な人。
男友達にどう思われようがなーんとも思わないので、女友達にならついつい張ってしまうくだらない見栄も必要ないし、隠してしまう自分のダメなところもぽろりとこぼしてしまう。

「あはは、ほんとアホやなあ」と笑われたらなんとなくほっとして、悩んでたこともどうでもよくなっちゃうから救われる。

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性別、というタグを共有しないからこそ、互いに見えるところも分かるところも許してしまうところもあるのかな。

恋愛関係ではないから、相手にそれほど期待していないのもいい。この距離感が絶妙なの。ただ互いの人生の生き証人のように、ジャッジすることなくそっと相手を見つめる。

いつも気にかけているわけじゃないけれど、どこか心の片隅でいつだって相手の幸せを願っている、何かあった時必ず味方になってくれる人。それは何よりも尊い。

ああ、久しぶりに連絡してみようかな。別に話すことなんてないけれど、君とお酒が飲みたいよ。

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宇垣美里にQ&A

Q. 宇垣さんの仕事とプライベートを切り替える方法は?(霧 20代女性)

A. 仕事の時は基本的に標準語。プライベートではがんがん関西弁を使っています。リズムや語気が全然違うので、考え方とか話し方まで変わるから、違う人間になれるみたいでスイッチングしやすいんです。まず関西弁だとガラッと声の質と高さが変わる。帰国子女の友達も英語と日本語でちょっとテンションが変わるって言ってたので、あるあるなのかもしれないですね。気を許した相手の前じゃないと関西弁はなかなかでないからこそ、かも。

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宇垣 美里(うがき みさと)
兵庫県出身。2019年3月にTBSテレビを退社し、4月からフリーのアナウンサーとして活躍中。無類のコスメ好きとしても有名で、コラムやエッセイなど執筆活動も行っている。

宇垣美里マネージャーアカウント
▶︎@ugakimisato.mg

宇垣美里『私から見えている景色』 連載一覧

※ワンピース(参考商品)/ESTEEM PRESS(naokitomizuka)
Text:Misato Ugaki Photo:Kisshomaru Shimamura Styling:Ruri Matsui Hair&Make-up:Miho Matsuda Composition:Mayuko Kobayashi