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俳優・窪塚洋介に学ぶ“強運を引き寄せる考え方”って?圧倒される魅力をお届け

2020.10.05

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人気小説『みをつくし料理帖』がこの秋映画化。気になるヒロインの想い人・小松原様を演じるのは窪塚洋介さん。今をどのように生きるべきか、圧倒されるような言葉も授けてくれました!

食は人の天なり。何を食べるかは何を着るかより重要

——食の道を生きるヒロインを描きベストセラーとなった時代小説シリーズ『みをつくし料理帖』。これまで二度ドラマ化されてきましたが、この秋、初めて映画化されることに。その中で、陰ながらヒロインを支える王子様的存在の小松原様を演じている窪塚洋介さん。これまでどちらかというとアクの強い役を演じることが多かっただけに、少々意外なキャスティングでもありました!

ある女性インタビュアーさんからこんなことを言われたんですよ。『カドカワ映画には常にヒロインを導く年上の男性が出てくる。それが今回窪塚さんというのは、感慨深いものがありました』と。俺自身は主人公ありきの料理作品と捉えていたので、『そうか、女性はそういう視点でも見ているんだ』とハッとさせられましたね」

窪塚さん自身、一汁三菜を心がけるなど食にはかなりこだわりがあるそう。完成した映画に対する印象も教えていただきました。

「真面目なことを言うと、原作にもあるように本当に“食は人の天なり”。食べたものがその人を作るから、何を食べるかは何を着るかより大事。それを分かったうえでオシャレをすれば、もっとかわいくなれると思います。だから是非、この映画を見て食の重要さを知ってほしい。ジャンクフードが奪ってきた美しさの未来を知る一助にもなると思いますから」

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——ViVi世代の21歳のときに、映画『GO』に主演し、史上最年少で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した窪塚さん。昨今は活躍の場を海外に広げるなど、その存在感は増す一方。一体どんな経験を重ねれば、そんなふうにずっと“旬”でい続けられるのでしょう?

やらずに後悔するよりやって後悔したほうがいい、という言葉があるけど、今になると本当にそう思いますね。若いViVi読者に言うのも何だけど、死ぬ間際に人が一番後悔することって、やりたいことをやらなかったことなんだって。だからなるたけ素直に、世の中に感謝しながら、自分自身がより良くなるために頑張ってほしい。人はつい不平不満を言いたくなるけど、トレーニングで考えグセは鍛えられるから。

とえば何か失敗しても、『失敗するべきだったんだ』『失敗があったから気づいたんだ』と受け止める。それが強運にもなってくるんですよ。そんなわけ……と思うかもしれないけど、1週間でいいからバカになって信じ切ってやってみてほしい。そうしたらもう、その思考以外で生きるのがもったいないと思うようになるから」

PROFILE                                         
窪塚洋介 1979年5月7日生まれ。神奈川県横須賀市出身。1995年俳優デビュー。ドラマ『池袋ウエストゲートパーク』、映画『GO』など多数の大ヒット作を生み出す。昨今は海外作品にも多く出演しており、Netflixにて出演ドラマ『Giri/Haji』が配信中。またレゲエDeeJay・卍LINEとしても活動している。
INFORMATION
『みをつくし料理帖』 ベストセラー時代小説シリーズが初の映画化。幼い頃に大坂を襲った洪水で両親を亡くした澪(松本穂香)は、江戸に渡り女料理人となる。そこで御膳奉行の小松原(窪塚洋介)など多くの人に支えられながら、生き別れた幼馴染・野江(奈緒)を探し始める……。美味しそうな料理、吉原の煌びやかな衣装も必見! 10/16より全国公開。
 ©2020 映画「みをつくし料理帖」製作委員会
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Photo:Kodai Ikemitsu Hair&Make-up:Shuji Sato(botanica) Interview&Text:Naoko Yamamoto