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渋谷のカルチャー交差点『BOY』のショップオーナー奥冨さんってどんな人?

2019.04.11

CMを見ると続きが読めます。CMを見ますか?

はい

今、巷で話題になっているコト、流行っているモノの裏には必ず仕掛け人が! 普段あまり触れられることがない、流行りの​“裏側”を大調査。今回は渋谷カルチャー交差点・奥冨直人さんをピックアップ。ミュージシャンに俳優、モデル、クリエイターetc.……。古着屋『BOY』の奥冨さんの周りにはいつもそんな人達が集まって来る。東京カルチャーを語る上で欠かせない、古着屋オーナーであり渋谷のキュレーター。

BOY=渋谷カルチャー交差点

古着屋BOYのオーナー。元々音楽好きだったことがきっかけで目を付けたアーティストのCDを店で販売するように。10代の頃から渋谷で遊んで築き上げた環境を活かし、ストリートと音楽・ファッション業界を繋げる存在に。

SHOP INFO
BOY/レコード屋のビルの3階。一度足を踏み入れたら隅々まで見たくなるカルチャー満載、ツッコミどころ満載なお店。住所:住東京都渋谷区宇田川町36-2ノア渋谷302 営業時間:14~21時 不定休

渋谷カルチャー交差点とは?

――東京のカルチャー好きの若者の間で知らない人は居ないと言われていますが。

あはは(笑)。それは大袈裟ですが、ありがたいことに面白い人たちが集まる場にはなってますね。音楽をはじめ、それぞれの分野で切磋琢磨してる表現者は多いです。

古着屋ではあるんですけど、そういった表現者の方と個人や企業を繋げるキュレーションやブッキングが、最近仕事になってきていて。元々音楽が大好きだったので、自分の店にはどうしてもCDを置きたかったんですよ。始めた頃はサブスクもなかったので出来る事から始めようと。

ラップシンガーのDAOKOが『BOY』という曲を作ってくれた頃から、音楽の環境をどう広げていくか深く考えるようになりましたね。

左・NTsKi(@ntski)や、AAAMYYY(@amy0aaamyyy)などBOYに遊びに来る、旬のアーティストのCDやレコードもここでチェックできる! 右・部室のロッカーのように、漫画やDVDが山積みに。少女漫画に青年漫画、韓国ドラマ、ファッション雑誌など、ジャンルも雑多。どんなタイトルがあるかを見ているだけで楽しい。イチローのステッカーが目立つ!

友達から友達へ面白い!と思った人には積極的にコンタクトを

――どうやってそんなに人脈を広げているんですか?

意識はしてないのですが、ショップでの提案や表現を気にして来てくださる方と自然に出会うことが多いです。DJ出演などで外に出ることも多いので、そこで知り合ったりとか。

あとは気になる人にはSNSでコンタクトを取ったり、ライブには直接足を運んで会いに行ったりしています。活動や興味感心が多数あるので、出会いも様々です。

気鋭のアートディレクター、河野未彩さんの作品。加山雄三さんから水曜日のカンパネラまで幅広いミュージシャンのビジュアルを手掛ける。「この人はヤバイ」と奥冨さんの一押しだとか。ラフォーレ原宿のグループ展示も大好評。