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「恋愛してるだけ!」きゃりーぱみゅぱみゅが大泣きした理由とは

2019.04.11

1989年から始まった平成が4月末に終わりを迎える。たくさんのテクノロジーが生まれ、SNSが当たり前になり、世界がぐっと近くなった30年。昭和から平成、そして新時代へ最新のファッション、エンターテインメントを追い続け、女の子と共に歩むViViが選ぶ、平成生まれのカリスマ。ポジティブなパワーを与えてくれる人から出た言葉とは? 今回紹介するのは、‟きゃりーぱみゅぱみゅ”さん♡

平成のカリスマをつくりあげたもの

TOKYO KAWAIIを世界に発信!

きゃりーぱみゅぱみゅ

型にはまることが多い日本社会の中で、唯一、世界でも際立って自由なのがファッション。カラフルに、自由に、ルールは無用。そんなTOKYO KAWAIIを一曲のパワーソングで世界中に知らしめてくれたのが、きゃりーぱみゅぱみゅ。ポップな楽曲に秘められた大きなメッセージは、平成の宝物。

PROFILE
1993年1月29日生まれ。東京都出身。
ミニアルバム「もしもし原宿」でメジャーデビュー。その後日本での活躍のみならず、世界へと活動拠点を広げ、アーティストとしても、ファッションやカルチャーの面でも『TOKYO KAWAII』を全世界へ発信している。

 

ファッションモンスターがつなげた私と世界

――時代の転換期の今、きゃりーさんが実際に感じている変化は?

世の中の傾向としては、インスタグラマーやTikTokerが増えたり、自分をいかに可愛く見せるかってことを気にする人が増えていて、良い時代だなぁと思います。自信を持って、「可愛く生きたい!」って、多くの人が思えている時代なのかなと。SNSのアイコンをめちゃ可愛く撮れてる写真にしてたりとか。平成初期の頃はそういうのってあんまりなかった気がするけど、平成後半にぐっと増えたなと思います。私はセルフィ肯定派! すごい良いと思います! 楽しそうだし、それでポジティブな気持ちになれるんだったら、いいんじゃないかなって。食べ物も美味しいからっていうより、可愛い!って載せたりしてる感じが今っぽいなぁって。

――人生のターニングポイントは?

デビューした時って、名前も見た目も派手なカラフルな女の子として出たんですね。『つけまつける』っていう曲の時くらいから、テレビに出させて頂いたり、モノマネ番組で自分のマネをしてくれる人が出てきたりとかして。皆さんに知ってもらえてきたなって実感がわいたのは、その楽曲からだったので、そこから!って感じはしますね。あと22歳くらいの時、盗撮されることがすごく多かったんですね。その時オープンに交際してたのもあるんですけど、週刊誌以上に一般の人の携帯で盗撮されることが本当に多くて。日常を追われてるって感じだったんです。犯罪者でもないのにこんなにコソコソと生きたくないなって。その時に『もんだいガール』って曲を中田ヤスタカさんが書いてくれたんです。救われましたね。それが2回目のターニングポイントです。
『恋愛してるだけで機械みたいに生きてる訳じゃない』っていう歌詞があって、自分の中で、なんで恋愛してるだけなのにこんな後ろめたい気持ちなんだろう?って落ちこんでいた時に、この歌詞にめちゃくちゃ励まされて。『だれかを責めるときには「みんなとちがう」というけど毎回「みんな」にあてはまるそんなやつなんているのかよ』って、殴り書きみたいな歌詞なんですけど。すっごい刺さるし、頑張ろうってなれたし、こんなに気持ち良く歌えるのっていいなって。その当時のLIVEとか、すごい泣いてましたね。Twitterは盗撮投稿が規制されてるので減ったんですけど、最近はTikTokにあげられますね(笑)。そこも時代が変わったなーって(笑)。

――"ファッションモンスター"は世界共通語ですね。

『ファッションモンスター』は、レコーディングした時にすごくパンチのある曲だなって思いましたね。海外行くと「Oh, Fashion Monsterrr!」って言ってもらえるし、ワールドツアーで外国の方と握手した時に、よく言われるのが「きゃりーを見て私も自由にファッションをしてもいいんだって思えた!」って言葉。でも私、一言も「みんな好きな服を着よう!」とか言ったことないんですよ。それなのに、曲からそう感じてくれる人がいるのってすごく嬉しいし、勇気づけられる人がいるなら、誇りを持ってファッションを楽しみたいなって思います。ただ、私生活でちょっとおしゃれしてると「やっぱファッションモンスターはちがうな〜」とかイジられたりしますよ(笑)。あと私服がすごい地味だった時とか、「あ、ファッションモンスターってこういう感じなんだ?」ってなるので、すみません……ってなります(笑)。元々、お洋服が大好きだったので、この曲があることによって、よりファッション感が高くなった"きゃりーぱみゅぱみゅ"と自分を結びつけられて本当に感謝しています。

ワンピース¥190000/Lamp harajuku(CECILIE BAHNSEN) ヘッドピース¥65000(Lily)、/Le charme de fifi et fafa バッグ¥58000/H3O(NIELS PEERAER) グローブ¥48000/SINA SUIEN(SINA SUIEN)

きゃりーぱみゅぱみゅさんの歌にファッション、もっともっと世界にTOKYO KAWAIIを発信してほしいね♡

Photos:TOKI Styling:Erisa Yamaguchi Hair&Make-up:Nozomi Kawamura Composition:Yumiko Ito