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『キンキーブーツ』に心打たれて初舞台に挑戦!新生・八木アリサが今思うことを全部語る♡

2020.10.31

お待ちかねっ! 今月のカバーガールは……我らの推し、八木アリサ!そんな彼女がここへきて、バッサリ髪を切ったー! しかもハイトーンになったー! ミュージカルにも出演するらしいー!……と、待って待って、いろいろ追いつけないっ!ってことで、ここでひと呼吸。そんなやぎが今ココに、胸に思うことぜんぶを語ってくれたよ。

いつだって新生やぎ

常々やりたいことにチャレンジしてる

なんだか最近、いろいろな変化があったもので、“新生やぎ”と周りに言っていただくことが多いのですが、「今から新しくなります」みたいな意気込みは、じつはあんまりなくて。結構、飽きっぽい&楽しみたがりなんです。常に“新生やぎ”でありたい派だから。

カバーと、このカバーストーリーは普段の企画とは違って、私はこうしたいって、企画の一運転手になることができるので、チャレンジを発信しやすい場所なんです。

それで今回は、ちょっとだけ気分が舞台のほうに行っているのもあって、舞台の役柄を重ねて、ハンサムみ、色っぽみを出してみました。強くて自立しているけど、色っぽさもある女の子の役なんです。だからそういう要素が自分にも欲しくて。それに、そういう女の子像をViViでもやったことがなかったから、チャレンジしたいなって。そして、そういうのが欲しくなるお年ごろでもありますから(笑)。こうやって提案させていただいたこともすべて、より良い自分になるための出来事だったって思えたら、人生前向きに生きられます!

こんなに髪を短くしたのはたぶん、幼稚園以来

ロングヘアで着ると、あんまりシャレない服ってあるなって思っていて。とくにオールインワンとか、スーツっぽいセットアップとかって、髪を下ろしても重たいし、くくってもかしこまるしなって。でも、そういう服もバランスよく着てみたい。だから、バツッと切った感じの、シャレた髪型を一回してみたいって思ったんです。

ジャケット¥104327、キャミワンピ¥21509、ピアス¥38814、ブーツ・参考商品/ヒラオインク(ナヌーシュカ) ●商品情報はViVi2020年12月号のものです。

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初舞台のコト。

ミュージカル『キンキーブーツ』を観て、雷に打たれた

そもそもミュージカルをやるって、自分の中の選択肢に入ってなかったんです。舞台の上にいる自分なんて全然想像ができなくて。もともと人前で歌うのがすごく好きとかじゃないから、ミュージカルは観るものだったんですよ。

だけど、去年『キンキーブーツ』という舞台を観にいったんです。それが、めちゃくちゃにハッピーエンドなのに、なぜだか涙がダバーッて出てきて。“エンターテインメントすげえ”ってなったんです。泣かせにこないのに泣けてくるのが、私初めてで。心を打たれたんです。“なんか、すげえ”って。それで、“いつかミュージカルに出てみたいです”って事務所に言ったら、“来月一個、オーディションがあるけど、受けてみる?”って言われて。それが、私も昔観たことがある『RENT』という作品だったんです! もう、その日からやる気満々でずっと練習して。いざ、ミミ役のオーディションを受けに行ったんですが……。

で、ちょっとその前に『RENT』について簡単にお話しすると、いろんな個性の人が暮らすスラム街が舞台で、HIVにかかる人も多くて、みんな日々必死な感じに生きてるんです。だから“そのパッションをぶつけてみよう!”って、オーディションを受けに行ったんですけど、なんかパッショりすぎたのかわかんないけど、声がひっくり返っちゃって(笑)。“ああ、もう終わった、終わった終わった”と思ってたら、その相手役の方と一緒に歌って欲しいと、もう1度オーディションに呼ばれたんですよ! “声の組み合わせを聞きたいから歌ってください”って!

そのときは、ちょっとだけ場慣れしてきたのか、自分の思う感じができて! なんと、合格に至りました。オーディションはずいぶん前から始まっていて、今回私がいただけた役だけひと枠空いてたこと、7年前に『RENT』を観に行っていて、そのとき最も感情移入して観てた役がこのミミ役だったこと。もうすべてが運命としか思えません。

ニットカーデ¥64000/アクネ ストゥディオズ アオヤマ(アクネ ストゥディオズ) ファーハット(参考商品)¥54000/ボルサリーノ ジャパン(ボルサリーノ) イヤリング¥43000、チェーンネックレス¥47000(オールブルース)、ブーツ¥40000(エイティーズ)/エドストローム オフィス ●商品情報はViVi2020年12月号のものです。

どっぷり浸かれるミュージカルに出会えてよかった

明日から稽古が始まるんです。写真や映像とは違って、じっくり2ヵ月、まず稽古してから本番。そんなに長く毎日同じひとつのことに対して取り組むっていうことが初めてで。だから自分の役はもちろんのこと、共演仲間ともじっくり向き合うことになるんです。私、今まで映像作品をやってきたけど、じつは一人も友だちできてないんですね(笑)。

でも今回、そうはいかない。チーム感が大事だから、気合の入れる方向がいつもとは違います。それに、正直、“怖い”というのもあって。けっこう今、私の脳内メーカーは、不安・恐怖・不安・恐怖・不安・恐怖みたいな感じかも(笑)。で、そこにひとさじだけ楽しみ、みたいな(笑)。

さらに弱音を言ってしまうと、私だけなんです……、歌に触れてきてないキャストは。それにダンスも小学生のときちょっとだけスクールに通ったくらい。だから武器がまるでない! パッションを蓄えれば蓄えるほど、ひとつの武器になると思って、せめて内面だけでもと、今パッションを溜めてるところです。

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