GENERATIONSのボーカル・数原 龍友。「やっぱViVi、面白いわー」と、スタジオに用意されたViVi最新号を、誰よりも熱心に読みふけっていた。ドームについての語りもアツく、クロストークでは回答する順番を決めてくれたり、盤石の優しさで、チームの雰囲気を盛り上げる。突っ込むときは関西弁。面白くて声もナイスなザ・兄貴!
Q.ドームツアー初日、オープニング後の心の第一声は?
A. 僕ら、振り返ってみると、7人とも今回ドームが初めてというわけではなかったんです。EXILEさんのサポートだったり、EXILE TRIBE として立ったこともありましたから。でも、自分たちだけで立つドームのステージから見える景色は、今までとまったく違いました。まず、広い! 天井も高い! ここに4万人もの人が入ったら、ちょっと怖いなと思ったくらい、最初は不安でした。 だからこそ、一曲目で満員のお客さんを観たときは、感極まって……。こみ上げてくるものがありました。歌わなきゃいけないという使命があるので、そこをグッとこらえて歌に集中しましたけど。マジで泣きそうでした、危なかったです(笑)。
Q.ツアー前にもらった先輩からのアドバイスで印象に残ってるものは?
A. ちょうど、初日の名古屋の一週間前に、GENEが7人で食事をしているところに、TAKAHIROさんが合流してくださったことがあったんです。そのさらに一週間ぐらい前から、僕、すごくナーバスになってて、ドームのステージでちゃんと歌えるか不安で、熟睡できない日々が続いていました。いつもなら、ライブ前は、楽しみしかなかったのに。それで、TAKAHIROさんには、昔から可愛がってもらっていたこともあって、心の中にあるすべての不安を洗いざらい話したんです。「めちゃくちゃ怖いです」って。そうしたら、TAKAHIROさんは笑って「噓つけ!」と。「お前、そういうのへっちゃらなタイプだろ? 大丈夫、絶対に楽しいから」って言ってもらって、一気に肩の荷が下りた。そこからいいモチベーションで本番を迎えられました。本番までには、先輩だけでなく後輩からも、いろんなメッセージをもらいましたし。たくさん仲間がいるのは、本当に心強いです。
Q.ドームツアー、「俺のココを見てほしい」的ポイントを挙げるとしたら?
A. ネタバレにならない程度で言うと、新しいことには挑戦させてもらっています。僕、普段はおしゃべりで、やりたい放題やるタイプなんですけど、そんなおちゃらけたイメージの強い僕でも、ステージに立つと、ものすごく輝ける気がする。そういうのが理想だし、そうあるべきだと思う。僕の本気の姿をお見せしたいです(笑)。

Q.突然話は変わりますが、朝起きてまずいちばんにすることは?
A. うがいです。朝は、喉の調子を確かめるので。
Q.ViVi恒例(?)の質問です。好きなおにぎりの具は?
A. そぼろ(ちなみに去年は明太子)。お弁当のおかずなら唐揚げ。鶏推しです(笑)。
Q.最近のファッション、どんな感じ?
A. もっぱらスウェットですね。スウェットのパンツをはいて、トップスもゆったりめのシルエットのものを合わせることが多いです。
Q.ファンの子が、ツアーにどういうカッコで来てくれたら嬉しい?
A. ライブのときって動くので、アクティヴな格好できてくれると、気合いを感じます。あと、僕、サンダルをプロデュースしてるので、それ履いて来てくれたらすごく嬉しいです。足元は見えないと思うかもしれないけど、僕(プロデュース)のサンダルを履いている人はわかるんです(力説)!!!
Q.GENERATIONS結成当初から今までで特に印象に残っている、または自分の中でバズッたメンバーのエピソードは?
A. 涼太の出演した「兄に愛されすぎて困ってます」(兄こま)が中国でバズったことですね(笑)。ボーカルとして一緒に歌って来た仲ですけど、彼は俳優としての活動を続けるうちに、思わぬところから、中国の人たちに支持されて、お陰で僕らのチャイナツアーもすごく盛り上がった。そこは、チームとしても感謝してます。これからも、メンバーそれぞれが様々な分野に挑戦していくことで、GENEの、音楽だけでは広げられない分野まで、興味を持ってもらう人たちの裾野が、広がっていくといいなと思います。


『F.L.Y. BOYS F.L.Y. GIRLS』
次世代を担う”NEW GENERATION”に贈る応援ソング。また今回のドームツアーのテーマソング「UNITED JOURNEY」と、木曜ドラマF『ラブリラン』の主題歌「また、アシタ」の2曲をカップリングに収録!
2018年6月13日発売
価格:¥1852(CD+DVD)、¥1204(CD)
rhythm zone
撮影/伊藤元気 取材・文/菊地陽子、上野真由香