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意味のないジャッジで傷つけられないようにと願う…宇垣美里が胸がいっぱいになった本

2020.12.24

宇垣美里さんのエッセイ連載。今週は宇垣さんの記憶に残る、女性×ファッションをテーマにした一冊の本を紐解いて綴っていただきました。宇垣さんも胸がいっぱいになったというその本の姿勢とは……? 宇垣美里の【私から見えている景色】

第十八章 『心の本棚

(三)

多分、変身願望が強いんだと思う。
いつも同じジャンルの恰好なんて、耐えられない。

恐らく、天邪鬼なんだと思う。
あなたってこういう格好ばっかりしているよね、なんて、絶対に思われたくない。

何にだってなれるし、どこにだって行く。
だから、私に私らしさを押し付けないでほしい。それでも「ちょっとダサいくらいのほうがモテるよ」なんて、飽きるほど言われてきたし。
「男性人気が欲しいならもっと体のラインが分かる服のほうがいいんじゃない?」なんてご丁寧に教えてくださった方もいた。
大きなお世話だ。私は私のために、私が選んだ服を着てる。誰かに見せて喜ばせるためじゃない。

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『百女百様~街で見かけた女性たち』(内外出版社)を読んで、あの頃の自分に、あなたはひとりじゃないんだよって言ってもらえたような気がした。

世界各国で出会った自由な装いで街を闊歩する女性の姿を、イラストと共に紹介するこの本は、誰のファッションも体型も、否定しない好きな服装を楽しんでいる女の子たちに拍手を送り、どうかその心が意味もないジャッジで傷付けられないようにと願う、その本の姿勢に胸がいっぱいになった。

そうだよね、私がどんな体型でどんな服を着ようと、あいつらになんら関係ないのだから、誰の目も気にせず、ただ自分の心だけを信じて堂々と生きていきたい。

私に呪いをかけてくるやつのために、服を選んでなんてやらない。

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宇垣美里にQ&A

Q. 宇垣さんが海外旅行する時、旅行先の決め手になるのは何ですか?(taro 40代男性)

A. 友達が行ったことあってオススメされた場所に行くことが多いですね。やっぱり経験談聞けたほうがより行きたい欲増します。あとは休みが取れた期間がベストシーズンな場所をできるだけ選ぶかなあ。まあでも一番は思いつき、かなあ。ムーミンの食器見て、あ、フィンランド行こ!ってなったことあるし、日本のクリスマスマーケットのチラシみてドイツ行くこと決めたこともあるし。ちゃんと準備さえすればどこの国だって絶対楽しい!

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宇垣 美里(うがき みさと)
兵庫県出身。2019年3月にTBSテレビを退社し、4月からフリーのアナウンサーとして活躍中。無類のコスメ好きとしても有名で、コラムやエッセイなど執筆活動も行っている。

宇垣美里マネージャーアカウント
▶︎@ugakimisato.mg

宇垣美里『私から見えている景色』 連載一覧

※白ワンピース/スタイリスト私物
Text:Misato Ugaki Photo:Kisshomaru Shimamura Styling:Ruri Matsui Hair&Make-up:Miho Matsuda Composition:Mayuko Kobayashi