映画『さんかく窓の外側は夜』で共演する、俳優の岡田将生、志尊淳、平手友梨奈の豪華3人がViViに登場! 映画タイトルにちなんで、“さんかく3兄妹”という設定のもと、年末ムードたっぷりな撮影に。笑いの絶えない3兄妹が、もしも年末を一緒に過ごしたら……と想像しながら楽しんでください♡
3兄妹のトリセツ
プライベートでも仲良しの3人に、それぞれに“○○はこれをすると喜ぶ!”というオリジナルの取扱説明書を披露してもらいました! キャラが垣間見える、仲良しならではの温度感にほっこり。その様子をお伝えするべく、3人のあだ名で解説します♡

志尊淳(以下、じゅん))まーくんが喜ぶのは、本の話とかかな? 撮影の合間も本をずっと読んでるんです。なので、共通の好きな本の話をしたら盛り上がる?
岡田将生(以下、まーくん))正解!
平手友梨奈(以下、てち))朝、コーヒーをあげる。
まーくん)正解! じゅんくんが喜ぶのは……
じゅん)言いたいことは分かるよ。
まーくん)炭酸飲料をあげる!
じゅん)正解!
てち)だぼっとした服が好き……?
じゅん)まぁ……正解!(笑) 楽だからね。てちは、何でも喜びますよ(笑)。
てち)ちょっと!(笑)
まーくん)本当に何をしても喜んでくれるんですよ。ちょっかい出したら喜びます。
ViVi)てちさんは、イタズラはするのもされるのも好きなんですか?
まーくん)でも、人を選ぶでしょ?
じゅん)そんな、みんなには絶対イタズラしないだろ?
てち)しない、しないです(笑)。
じゅん)逆に、イタズラされると、「も~う!」みたいな感じで喜んでますよ。
まーくん)ドッキリされるの嬉しいよね?
じゅん)嬉しいよね、ドッキリ。よくしたなぁ、ドッキリイタズラ。
てち)ドッキリは、するのもされるのも好きです。
じゅん)てちってリアクションがめちゃめちゃよくて、「わぁ!」っていい感じに驚いてくれる印象がある。だからサプライズもドッキリイタズラもやりがいがあるんです。

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3人お揃いのカワウソ人形!?
――インタビュースペースに座ってもらうと、机に並べていたViViを手に取り読み始める長男、次男の2人。それを末っ子てちが、「インタビュー始まったよ! 2人とも聞いて!」とたしなめるところからスタート。
まーくん)はい、すみません(笑)。インタビュー始めましょう!
じゅん)撮影こぼれ話の一つなんですが、てちって、カワウソが好きなんですよ。
てち)好きというか似てるって言われるんです(笑)。
まーくん)実は僕ら、3人お揃いのカワウソ人形持ってるんです。
じゅん)元々てちが持っていたぬいぐるみを、僕とまーくんの2人で探して、奇跡的にてちが持っているのと同じものを見つけて。
まーくん)あ! あった!!って、即買い(笑)。それを現場に持って行って、2人でてちに見せたんですけど……。
じゅん)「え? なんで持ってるの?」みたいな感じで。
まーくん)あんまりいいリアクションくれなかったんですよ(笑)。いつもイタズラすると驚いてくれるし、てっきり今回も喜んでくれると思ってたら、冷静な対応で。
てち)なんで同じのを持ってるんだろう?って不思議だったの!(笑)
じゅん)でも、その数日後に、てちが僕らに違うカワウソグッズをくれました。
まーくん)あと自粛期間中は、よく3人でテレビ電話もしてたね。
てち)してましたねー!
まーくん)何話してたっけ? 多分、内容はほとんどないです(笑)
じゅん)今は周りに人がいるから遠慮してますが、3人だけの時はすごいですよ〜(笑)。あと、他愛もなく話してたことを覚えてくれていて、ケーキとかメールで労ってくれるんです。……ごめんな、てち。俺らも何かしなきゃね(笑)。
てち)いい、いい!(笑)

――“霊が視える”ことから話が展開していく今作。演技や演出だと分かっていながらも怖かったシーンは?
じゅん)僕は全然怖くなかったです。まーくんがひたすらびびってましたが(笑)。
まーくん)撮影の待ち時間に、何気なくパッと振り返るとメイクをされた霊役の方も待機されていて。それがめちゃくちゃ怖くて(笑)。視覚的に恐怖でした。
てち)私が怖かったのは、劇中に登場する遺体のレプリカ。美術さんが製作した物なんですけど、それが本当に怖かったです。
じゅん)あれ、すごくリアルだったよね!
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模索する長男と次男冷静な末っ子
――映画出演が2回目のてちと、俳優としても先輩である2人。お互いを見て感じたことは?
じゅん)“先輩”だぞ!
てち)ふふふ(笑)。なんだろう……。いつも2人のことはすごいなと思っています。現場での在り方やスタッフさんへの接し方、空気作りも。2人が居ると場が明るくなって一体感が増すので。
じゅん)本当に〜?
まーくん)てちは集中力が高くて、一発一発にかける演技はてちにしかできないことなので、それがすごいなと思って現場でも見ていました。
じゅん)役のためにやりすぎてしまうこともあるので、ちょっと心配になるところはあったけど、それだけプロ意識を持っているのはすごいと思います。
――感情を爆発させるような演技や集中力を高めるときはどうしている?
まーくん)僕は集中力について今、絶賛悩んでいるところで。集中力の高め方をずっとインターネットで調べてます(笑)。自分なりの方法を見つけたいなって。
じゅん)「はい、スタート!」で、普通の状態からいきなり涙を流すって簡単にはできなくて。やっぱりマイナスなことを考えないと涙って出ないので、自分を追い込んで精神を擦り減らさないとですよね。私生活ではあまり泣かないので、なかなか摑めない自分の感覚的な部分との闘いです。
てち)私はこの作品の役では感情を爆発させるっていう感じではなかったので、ひたすら冷静にいられたのかなと思います。
まーくん)本当てちって……
じゅん)どれだけ冷静なんだ!(笑)

【平手友梨奈】フーディ ¥12000/k3 OFFICE(スウィートスケートボード) ロングシャツ ¥29000/シック(フィルザ ビル) パンツ ¥7255/スクリーンショット(poppy tokyo) イヤリング ¥1700/ゴールディ 【岡田将生】フーディ(衣装協力)/k3 OFFICE(Andersson Bell)その他/スタイリスト 【志尊淳】パーカ¥22000、パンツ¥21000/NEONSIGN その他/スタイリスト私物 ●商品情報はViVi2021年2月号のものです。
――インタビュー中も笑いが絶えず、気が置けない関係性の“さんかく3兄妹”。それぞれを尊敬し合い、そして冗談に突っ込みながら、最後は元気よく「皆さま、良いお年を!」で締めてくれました。
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©Tomoko Yamashita/libre
photos:ISAC (SIGNO) styling:Yusuke Ooishi (for Masaki Okada), Yosuke Tezuka (for Jun Shison), Yuri Kasahara (for Yurina Hirate) hair&make-up:Juri Nakanishi (for Masaki Okada), Akari Isono (studio mamu/for Jun Shison), Mao (maxstar/for Yurina Hirate) cooperation:EASE, PROPS NOW, AWABEES, TITLES composition:Yumiko Ito interview:Yumiko Ito, Satoshi Asahara