イケメン

松坂桃李が語る大人な恋愛観。「夢だけでは一緒にいられなくなる」

2019.04.17

4月スタートのドラマで車椅子の建築士という難役を務める松坂桃李さん。実は、連ドラでの純粋なラブストーリーは初めてとのこと。その大人な恋愛観についても伺いました。

大人になるほど夢だけでは恋愛できなくなるから……

「車椅子で少し生活をしてみて、スロープがこんなにもありがたいものなのかと初めて知りました。本当に、『これぐらい……』という段差すら、越えるのは勇気がいるんです。他にも落ちた物を拾えないし、目線も全く違うし、乗った瞬間から世界が変わりました」

4月スタートのドラマ『パーフェクトワールド』で、事故が原因で車椅子生活になった建築士の青年・鮎川樹を演じることになった松坂桃李さん。一生恋はしないと決めていたが、高校時代の同級生・川奈つぐみ(山本美月)から真っ直ぐな想いをぶつけられ、心を開いていく。

「つぐみは樹のすべてを受け入れ、懸命に支えようとします。本当にこんな女性がいるのか……、希望ですよね(笑)。でも、恋愛って大人になるほど乗り越えなくてはいけないものが増えてくると思うんです。樹とつぐみの場合はそれが樹の障害ですが、誰しもが抱える悩みが増えてくるし、夢だけでは一緒にいられなくなる。だからこのドラマを見て、『諦めずに乗り越えていこう』と勇気を持ってもらえたら嬉しいです」

そこで松坂さんの乗り越えてきたことについても伺ってみた。

「仕事においては、本当に一人では到底ここまでこられませんでした。かつて樹木希林さんと共演させていただいたとき、『謙虚に人の世話になれ』という言葉を頂戴したのですが、年齢を重ねれば重ねるほどその重みを感じるようになっています。ですから今後も『申し訳ないです! 助けてください!』と頼る勇気を持って、頑張っていこうと思っています」

そうして今や、イケメンなのにオタクも男娼も冷酷な殺人鬼も泥臭い刑事も見事演じきる実力派俳優へと成長された松坂さん。一方で、乗り越えたいと思っているのに乗り越えられていないこともあるとか?

「いい加減でだらしないところは……。とくに、仕事が忙しくなるとすぐに部屋がひどいことになるんですよ。どんなときもスッキリ片付いた部屋に帰りたいんですけど、乗り越えられる予感が全くしませんね……」

10年後の自分へ……

・体に気を遣いましょう。最近はもう本当に夜更かしがきついし、疲れやすいし腰も痛いし膝も重いし……。しっかり養生してください(笑)。
・本を読む力をつけておきなさい! やはり読む力があると、作品の持つ意図を深掘りする力も、読み取る速さも全然違ってくるから!

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PROFILE
まつざか とうり●1988年10月17日生まれ。神奈川県出身。2009年に俳優デビュー。ドラマ『ゆとりですがなにか』、映画『ツナグ』、『娼年』、『孤狼の血』など多数の出演作がある。5/17より主演映画『居眠り磐音』、6/28には『新聞記者』、10/4には『蜜蜂と遠雷』が公開予定。
INFORMATION
『パーフェクトワールド』
インテリアデザイン会社に勤める川奈つぐみ(山本美月)は、ある日、高校時代に片思いしていた同級生・鮎川樹(松坂桃李)と再会する。しかし樹は大学時代に事故に遭い、車椅子にのった建築士になっていた。惹かれ合うほどに様々なハードルを乗り越えようとする2人の純粋なラブストーリー。原作は『Kiss』(講談社)で連載中の大人気作。4/16より毎週火曜21:00~カンテレ・フジテレビ系にて放送。

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撮影/前原哲也 スタイリスト/伊藤省吾 ヘアメイク/松田陵 取材・テキスト/山本奈緒子