イケメン

【松坂桃李】ついつい見ちゃう♡「好みのスタイル」とは?

2018.12.08

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はい

現在、放送中の『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』に主演中の松坂桃李さん。新しいテイストの‟刑事ドラマ”に挑む心境や好みのタイプについても語ってくれました♡

恋人同士で仕事上のバディという関係性が新鮮

― 警視庁機動捜査隊(通称キソウ)配属の刑事、里見を演じる松坂さん。普段は穏やかで優しく、豊富な知識と鋭いカンをもとに独自の視点で事件を分析、体を張ることもいとわない。そんな芯の通った気質に、松坂さんも「本当に頼れる男だと思う」と太鼓判!

「僕自身は、里見ほど頼れる男じゃないです(笑)。でも今回は彼のキャラクターを借りて、頼れる男になりたいと思っています! 里見が所属するキソウは、初動捜査しか行えない部署。どんなに『怪しい』と思う人物がいても、確証がなければ押さえられない。そのジレンマに直面する彼の感情の揺れは、演じていて面白いし、やりがいがあります」

― そんな里見は、同じキソウの先輩、猪熊夕貴(木村文乃)とひそかに交際中。ともに事件を最後まで追える捜査一課を目指していて、どちらかがその夢が叶ったら結婚しようと約束している、ドキドキの仲♥

「年上の彼女、僕は全然アリだと思います。女性って、年上でも年下でも、男より精神年齢が上で大人びていますよね。どこか達観している部分もある気がするし。木村さんは僕より一つ上ですけど、同世代の方と比べて、とても落ち着いていて胆が据わった感じ。男っぽく、気持ちいいくらいサバサバしたところが、夕貴役にぴったりだなと思います」

― 恋人でありながら、仕事上はライバル。なかなか複雑な関係ですが、お互いを認め合い、足りない部分を自然と補い合う二人の姿は、まさに理想的なコンビです。

「里見も夕貴も、ある種の潔さを持っているからこそ、恋人同士でありながらもバディとして仕事に臨めるんだと思います。そういう関係性はこれまでの刑事モノであまりなかったと思うので、新鮮ですね。それに、好きな人ができると学校に行くのが楽しくなるみたいに、職場にちょっとでも恋愛の要素があると、仕事のモチベーションも上がると思うんです。たとえば残業していたら急にコーヒーが差し出されるとかもなんかいいですよね(笑)」

― 刑事モノには珍しく、二人の素顔がのぞく同棲シーンもたっぷり。彼らの〝オフ〟の姿が新鮮に映ります。

「僕が同棲するとしたら? うーん、掃除やゴミ出しはやりますけど、料理はどうかなぁ。実家にいたころは、よく料理していたので、できないわけじゃないし、彼女が疲れて帰ってきたときは、作ってあげたい気持ちもあるけど、だからといって『毎日、僕が料理担当します!』とは言えないです(笑)」

リードするのは苦手。温かく見守ります

― 俳優として仕事を始めて7年目。二枚目だけでなく、ひとクセあるキャラクターを演じる機会も増え、役者としての魅力は増すばかり。

「成長の実感というのはあまりなくて、僕の中ではまだ発展途上もいいところ。『成長した』っていうのは、他人からもらえる評価のひとつだと思っています。でもここ数年、いろんな役柄をやらせていただけたのは、本当にいい経験でした。すべてが糧になっています。俳優の仕事は、すごく楽しい。ここまで何かにのめり込んだことが、人生で本当になかったんですよ。続いていることに、自分でもびっくりです。28年目にして、ようやく見つかったという感じかな」

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‟カッコいい男”

― 松坂さんが考える、〝カッコイイ男〟とは?

「いざというときに、引っ張っていける人。男って普段はあれこれ言う必要はなく、物静かでいいと思うんですけど、何かが起きたときはちゃんと大黒柱になるような、そんな太さがあるのがいいなって思います。僕はリードするっていうのが、本当に性に合わなくて。だから相手には好きなようにやってもらって、のびのびしている様子を『そうか、そうか。いいね!』って温かく見守っているのがいいです」

好きなコーディネート

メンズ誌でモデルとして活躍していたこともある松坂さん。撮影時のコーディネートが気に入ったよう。

「ネイビーとかグレーとか、落ち着いたアースカラーが好きです。服を探すときのポイントは、機能性と肌触りのよさ。女のコのスタイルも、なんとなく見ちゃいます。パンツスタイルとか、マニッシュな感じのほうが好みかな。ナチュラルなコーディネートを見かけると、『いいセンスしてるな』って思います。あ、それが今のトレンドなんですか? そうか。僕の好みにようやく時代が追い付いてきたかな(笑)」

冗談を言っては屈託なく笑う自然体の佇まいは、癒し効果絶大です。

『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』
フジテレビ系/毎週火曜
22:00~22:54

警視庁機動捜査隊に籍を置く、里見偲(松坂桃李)と猪熊夕貴(木村文乃)。二人の管轄で、キャバクラ嬢狐坂瞳の自殺、連続殺人のタクシー運転手が何者かに絞殺される、女性の顔面をめった切りにした殺人事件が起こり、その容疑者も自殺するなど、猟奇的な事件が続発する。夕貴に接近し、急速に距離を縮め始めた謎の美女、橘カラ(菜々緒)に不審を覚える里見は、カラの身辺を調べ始める。すると、引っかかる点が浮上してくるのだった。

PROFILE
松坂桃李                       ’88年10月17日生まれ。
神奈川県出身。
’09年、『侍戦隊シンケンジャー』で俳優デビュー後、連続テレビ小説『梅ちゃん先生』、大河ドラマ『軍師官兵衛』、ドラマ『TAKE FIVE』、『ダンダリン 労働基準監督官』などに出演し、注目を集める。『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』では、民法ゴールデン・プライム帯連続ドラマ初主演を果たした。

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取材・文/木下千寿 撮影/大門徹 ヘア&メイク/高橋幸一(Nestation) スタイリスト/伊藤省吾