どこを切り取ってもオリジナルの魅力しか湧き出てこない、令和の最強アイドルSnow Manの“めめ”こと目黒蓮さんがソロでViViに初登場! 今回、ジャニーズ事務所入所10周年を迎え、役者としても活躍中の目黒蓮さんに未来そして仕事について伺いました。
“もう10歳”じゃなくて“まだ10歳”
新たなことへの挑戦を通して未来への扉を開きたい
この取材が行われたのは、目黒蓮さんのジャニーズ事務所入所10周年にあたるメモリアルデー。節目の年を迎えたことに対する感想を聞くと「僕の中では、“もう10歳”じゃなくて、“まだ10歳”という感覚なんですよね」と、あまりにも謙虚なコメントが返ってきた。「入所した当初から、デビューまではかなりの時間を要するだろうと腹を括っていましたから。だから、今こうして『Snow Man』の一員としてデビューできていることは僕の中で奇跡なんです」
真っ直ぐなまなざしで語ってくれた目黒さん。2020年は1月22日のデビューシングル発売を皮切りに、大充実の一年となった。2021年の年明けには、新春スペシャルドラマ『教場Ⅱ』も放送される。「憧れの先輩、木村拓哉さんと同じ作品に出演できることが、心の底から光栄でした。しかも、あの木村さんが現場でアドバイスをたくさんしてくださるんです。『このシーンはこうしたら?』と具体的に導いてくださるので『そういう表現の仕方もあるんだ』という気づきもたくさん。いろんなことを吸収できるのが楽しくて仕方なかったです。木村さん以外にも新しく出会った共演者やスタッフの皆さんからたくさんの刺激をもらいましたし、監督の熱のこもった指導にも感謝しかありません」と熱量たっぷりに作品への想いを語ってくれた。
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「演技はまだまだ初心者なんですが、役者の仕事は挑戦してみたかったことの一つ。挑戦の場をいただけることに感謝の気持ちしかないです」と真摯なまなざしが印象的。『教場Ⅱ』の舞台は、警察学校。目黒さんは、木村さん演じる厳格な教官のもとで指導を受ける生徒・杣 利希斗役を熱演する。「クランクインする前に、実際の警察学校の方から所作や訓練を学ぶ機会を設けていただいたこともあり、役に入り込むスイッチが入りました。たとえカメラが回っていなくても、撮影の休憩中でさえ、緊張感をキープするのが当たり前になって、座る時も立つ時も、ビシッと背筋を伸ばして過ごしていました」
出演にあたり、それまでトレードマークだったワンレンヘアをバッサリカットしたことでも話題に。「最初はドキドキしたんですけど、評判が意外と良かったのでホッとしました。ファンの方から「モンチッチみたいだね」って言われたんですけど、僕も自分のことを「モンチッチみたいだな」と思っていたので以心伝心です(笑)。今ではすっかり短髪に慣れて、しっくりきている自分がいます。劇中では警察学校の生徒らしく髪を全部上げているんですけど、そのスタイルにするだけで気持ちがシャキッとしたのもいい思い出です」
演じることに夢中な目黒さんに、役者の魅力について直撃してみた。「役に入るその一瞬だけでも、別の人の人生を生きられるのが醍醐味だと思います。役作りに関しては、経験値が少ないなりに、台本には書いていないその人の過去やパーソナリティを自分なりに掘り下げて、人物像を作る努力をしているつもりです。精一杯、演じる役の気持ちとシンクロするよう心がけています」
2021年はもうすぐそこ。最後に、新年の抱負は?
「来年も、これまでにやったことのない、新しいことにどんどん挑戦したいと思っています。個人としてはもっと演技を深めていくのが目標。『Snow Man』としては、ライブやイベントを通して、ファンの皆さんと触れ合える日が来ることを願うばかり。その日を楽しみに、全力でスタートダッシュを切りたいです」
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Photos:Kodai Ikemitsu (TRON) Styling:Hideyuki Kanemitsu Hair&Makeup:Shinichiro (IKEDAYA TOKYO) Text:Rina Ishibashi Cooperation:EASE, PROPS NOW