“筋肉を鍛えてメリハリをつける”その前にやるべきことが姿勢矯正です。体に歪みがあるとトレーニング効果は期待できないうえ、疲れやすく、脚が太くなる原因に。まずは、正しく立つことができる姿勢づくりから! 身体は最後の動作を記憶するので、寝る前に正しいフォームで集中して行うことを毎日の習慣にするのがおすすめ。
教えてくれるのは…

みすたーだいどーさん
東大卒の理論派インストラクター。解剖学に基づいた脚やせメソッドが好評。美脚専門ジムDesty代表。Twitter@daido_fitness
脚が太くなる立ち方してない?
筋トレをする前に“立つ”姿勢を正しておくと日常生活で脚やせできるようになります。そり腰、太もものハリが気になるなら要注意!!

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STEP1 筋肉をゆるめ、眠っている筋肉を活性化
普段の立ち姿勢で張りやすくなっている筋肉をゆるめつつ、使っていない筋肉を目覚めさせよう。
\ストレッチは深呼吸しながらエクササイズはお腹を膨らませてから始めよう/
❶.前もものストレッチ

右足首を右手で摑む
左側を下に寝て、両膝を抱える。右手で右足首を摑み、右前ももの伸びを感じて。左右各30秒。
❷.お尻ストレッチ

四つん這いになり、右の足裏を真横へ向け、股関節を外側にひねる。おへそが右へ向くように上体をひねるとお尻が伸びる。両ひじをついて30秒キープ。左右各30秒。
❸.カエルブリッジ

仰向けになり足の裏を合わせる。かかとで押し合ったまま膝を外側に向けてお尻の力で体を浮かせて1秒キープ。ゆっくり10回。
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STEP2 脚が細くなる立ち姿勢を作る
STEP1の動きを立ち姿勢に応用してトレーニングレベルを上げる! 股関節の可動域もUP!
❶.腸腰筋ストレッチ

膝立ちになり、片足を前に出し膝を90度に。体重を後ろ足に乗せたまま、両手でお尻を押し出す。ふらつくなら壁や手すりに摑まって行おう。左右各30秒。
❷.ダウンドッグ

四つん這いになり、かかとに体重を乗せる。膝は外向きに。かかとはつけたまま膝を伸ばして。30秒キープ。
❸.グッドモーニング

腰幅で立ち、膝の位置を固定したままお尻を引く。腰が丸くなる人は脚のつけ根に手を挟むと股関節を曲げやすくなる。ゆっくり10回。
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Photos:Yasuhiro Ito,Akiko Mizuno Hair&Make-up:Conomi Kitahara(KiKi) Styling:Rina Kato Composition: Masami Oguma