いつも優しい笑顔でハートをときめかせてくれる坂口健太郎さんが、ハードなアクションシーンで新境地を開拓。主演を務める劇場版『シグナル』の見どころや気になる素顔をネホハホ。
これまで見せたことのない僕がギュッと詰まった作品です
─『劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班』で坂口さん演じる主人公の刑事・三枝健人が挑むのは、警察や政治家の陰謀が渦巻くバイオテロ。ハラハラさせられっぱなしのストーリー展開はもちろん、観ているこちらまで痛くなるようなアクションシーンが印象的でした!
僕自身、ここまで本格的なアクションは初めてで、準備期間は4ヵ月くらいあったんですけど、その間は空いている時間を100%トレーニングに費やして挑みました。もともと三枝は武闘派ってわけじゃないから、敵にボコボコにされて、ボロボロになっても立ち上がってギリギリの中で敵と対峙していく様を表現したかった。今思い返すと「がんばれ!」って応援しながら演じていた気がします。ラストまでずっと手に汗握る展開の連続なので、この作品を劇場版で初めてご覧になる方にも楽しんでいただけると思います。
─三枝と坂口さんの似ているところはどんなところでしたか?
僕って物事を一歩か二歩引いて見るところがあるんですよね。でも、三枝はズオーって真っ直ぐに突き進んで行くんですよ。そのエネルギーがすごくて圧倒されました。だから根本の性格は真逆なんじゃないかな。でも、劇中で本当は納得いかないけれど相手の気持ちを推し量って自分の気持ちに整理をつけるシーンがあって、そこは「その気持ちすごくわかる」って心の底から共感しました。

─今回の事件を独自に追う、奈緒さん演じるジャーナリストのミチルと心を通わせるような場面もありましたね。
ミチルとの関係は“LOVEじゃない一目惚れ”なんじゃないかなって思ってて。恋愛とは違う部分で惹かれたんじゃないかと思います。ちなみに、ズブ濡れでミチルの家に駆け込むシーンは監督が全然カットをかけてくれなくて、パンツまでびしょ濡れになっちゃったんですよ!
─坂口さんは一目惚れをするタイプ?
僕はどちらかといえば最初は距離を置いちゃうタイプだから、三枝とミチルみたいなことにはならない気がしますね。

Page 2
─日常生活の中で女のコにときめく瞬間はありますか?
ワンピースを着ているコのスカートが風に吹かれてボディラインにピタってくっついてるのを見るとなぜかドキっとしちゃう自分がいますね(笑)。
─最後に、ViViだけに優しい笑顔の秘密を教えてください♡
優しいなんて、とんでもない。ダークサイド、ありますよ(笑)。


Photo:Shotaro Yamagoe(TRON) Hair&Make:Rumi Hirose Stylist:Taichi Sumura Text:Rina Ishibashi