もでるず連載も卒業企画に取り込んじゃいました。一緒にViViを引っ張ってきた盟友アリサと、想いを引き継ぐ者=愛花との対談は、どちらも胸アツで必読。その後は、emmaからのメッセージへと続きます。ほんとのほんっとーに、これが最後のemma!
八木は私にとってのバディ。
お酒を酌み交わしながらの盟友対談。アリサ、乾杯からのスタートダッシュでハイボール早々に2杯目w 楽しくなってきました♡

アリサ(以下ア)八木ってさ、最初怖かったでしょ。
emma(以下e):怖かった! 何この子ムリ〜!って思ってた(笑)。全然喋ってくれないんだもん。
ア:ぶきっちょですから……♡
e:ViViでの最初の撮影がやぎたまとの3人組で、行ったら案の定、蚊帳の外(笑)。絶対負けないぞって思ったもんね。
ア:ごめんね、やぎたまで群れちゃってて。そう言えばさ、ViViNightで3人組で出たことあったよね? ウサギで(笑)。
e:あったー! あれとか超納得いってなかったもん(笑)。やぎたまがイヤなんじゃなくて「なんで3人なの!?」って思ってた。私1人で良くない?って(笑)。メラメラしてたなあ。
ア:当時はみんなイイ意味で“負けないぞ感”あったよね。内に秘めてるメラメラが。
e:それが良かったんだよね。もっと頑張ろう、絶対抜いてやろう、もっと服が似合うようになってやる!って。みんなのこと大好きだけど、すごくライバル視してたと思う。
ア:でもさ、それが逆に心地よくなかった?
e:わかるわかる。
ア:みんなそれぞれメラついてて、一匹狼で、「私は私!」っていう感じ。
e:私、ViViモデルの子とゴハン行ったことなかったもん。仲良くする理由が分からなくて。仲良くなりすぎると、負けん気というか、モチベーションが上がらない気がして。
ア:でもね、私が入った時はメラメラする人がいなかったのよ。先輩たちがみんな孤高の存在すぎて。だから、ティナちゃんとかemmaちゃんは、もちろんメラメラもするけど“未来の仲間たち”っていう感覚が強かった。3人で出たViViNightのなんと心強かったことか。
e:可愛い! そのエピソード♡
ア:自信持って歩けたから。仲間って大事〜って心から思ったの。だからティナちゃんが突然卒業した時は……。
e:わかる。えー!ってなった。
ア:早すぎない?って。
e:あの時はホント、八木がいてくれたから頑張れた。で、2人で引っ張って行かなきゃ!って思った矢先の“やぎえま表紙”。
ア:あれはピリッとした〜。その時に話した内容も結構とんがってたよね。
e:うん、気合入ってた(笑)。
ア:だからやっぱり、戦友とか同志って感じるのはemmaちゃんなんだなー。
e:勝手にバディって思ってる。

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――――「ちょっと恥ずかしいけど、あんたのココが好き」も聞かせてくれる?
e:おっとー!
ア:ひゅ〜♡
e:八木はとにかくストイック。ここまでViViのことを考えてるモデルは他にいないと思いますよー実際! って今のは編集部に(笑)。
ア:お代わりくださーい♡
e:この前、今後ViViをどうしていきたいかって話をした時、八木は「とにかくViViが雑誌としてなくならないで欲しい」って言ったじゃない? それにすごい感動したんだよね。なんてViVi愛が強いんだ!って。
ア:emmaちゃんだって、お仕事に対して相当想いがあるじゃない。だからピリ辛なトークにもなるわけで。そしてね、そういう風にお話しできるのが、すごく嬉しいのですよ。
e:あと、切磋琢磨できるんだよね、八木を見てると。ViViが届いたら、まず最初に八木の連載を見るもん。
ア:なんと!
e:私ももっと肌のケアしなきゃとか、このコスメ使ってみようとか。刺激になるの。
ア:私はね、emmaちゃんに褒められるのが一番嬉しいよ?
e:何それ! くーーーー♡
ア:おべっか言わないから。ピリ辛ちゃんな一面を知ってるからこそアガる。ピリリの刺激も、あったかい刺激もくれるemmaちゃん。
e:聞きました? 今すっごくイイこと言ってますよ、この人!(笑)

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――――emmaの卒業を聞いた時はどう思ったの?
ア:それー。
e:タイミング悪かったやつ。
ア:emmaちゃんからの突然のLINEで知ったんだよね。私その時、舞台『RENT』の楽屋で、もろ本番前(笑)。
e:ホントごめん〜。
ア:メイク中だったけど、思わず「え」って声出ちゃった。でも悲しい役だったし、利用するっきゃない、この感情って思って。ある意味ナイスタイミングだったんだけど(笑)。
e:その後、八木がくれたLINEがまたアツかったんだよなー。モデルとして尊敬してる、いつか大人雑誌で一緒になるのが夢って言ってくれて。なんだよ八木ー♡って。
ア:衝撃は受けたけど、真っ先に伝えてくれたことは嬉しかったから。
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――最後、お互いにエールでも送っとく?
e:八木は最近すっごく頑張ってる! ドラマや舞台も、いろんなことに挑戦して、どんどん自分のフィールドを広げていく姿に感動しています。去年ボイストレーニングしてるって教えてくれた時も、大変そうだけど輝いてた。八木すごいなーって刺激にもなったの。ViViで一緒になることはもうないけど、ずっと刺激的な存在でいて欲しいなって思う。あまり目を見て言えないけど(笑)、ずーっと応援してる♡
ア:emmaちゃんのなんでも似合う力、表現力、新人の時から「ここはこうした方が良くないですか?」って率先して言えちゃう積極性も、私にとっては尊敬しかなかったよ。あーん、なんか泣きそうになってきたー。
e:えーもう嬉しい!
ア:大人になってもモデルは続ける……よね?
e:そう思ってるよ♡
ア:よーし! だってね、正直エールとかもらうの寂しいのよ。気付いたら何人見送った、私? 今年でViVi10年目。私が卒業する時、誰が対談してくれるの? emmaちゃんカムバックってことでイイですか?(笑)

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Photo:Mirei Kuno Hair&Make-up:Rei Fukuoka(TRON/emma),Conomi Kitahara(KiKi/Alissa) Styling:Rino Nakamura Model:emma,Alissa Yagi(ViVi exclusive) Composition&Text:Urara Takahashi