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つみたてNISAとNISAの違いって?始め方やお得な理由を専門家が優しくレクチャー

2021.05.10

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将来に向けて、20代など若い世代でも積み立て投資を始める人が増えている今。特に最近よく聞くのが、つみたてNISA(ニーサ)やNISAという言葉。「それって何?」なんて今さら聞けない、という人のために、制度や必要な金額、利益を得る仕組みやメリット・デメリットについて2つの違いを徹底比較! 「すぐにお金を増やせるの?」「数百円からでも始めた方がいいって本当?」「iDeCo(イデコ)との違いって?」やさしいお金の専門家・横川楓先生が教えてくれました。

教えてくれたのは……

横川 楓 先生

1990年生まれ。明治大学法学部卒業後、明治大学専門職大学院グローバルビジネス研究科へ進学。24歳で経営学修士(MBA)を取得。現在はやさしいお金の専門家/経済評論家として、「お金のことを誰よりも等身大の目線でわかりやすく」をモットーに活動している。著書に『ミレニアル世代のお金のリアル』がある。

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つみたてNISA/NISAとは……

つみたてNISAとNISAは、簡単に言えば国が作った少額投資のための非課税制度。金額や期間などの条件はありますが、国がたくさんの人に投資をしてもらうために、「この制度を利用することで、普通に投資をするよりもお得に投資ができますよ」と作った制度なのです。

なぜ始める人が増えているの?

ほかの投資に比べて、かなりのメリットがあるからです。投資をして利益を得た場合、通常はその利益に対して約20%の税金がかかって、実際に受け取ることができる金額は減ってしまいます。

例えば、普通の投資で1万円の利益が出た場合、その20%にあたる2000円は税金として引かれてしまい、実際に受け取れるのは8000円です。ですが、つみたてNISAもしくはNISAの制度を活用すると、本来であればその利益に対してかかる税金が非課税になるので、引かれてしまうはずの2000円分の利益をほとんどそのまま受け取ることができるのです。

つみたてNISAとNISAについて、詳しくご説明していきます!

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つみたてNISA/NISAの違いは……

(1)投資信託…国内や海外のさまざまな株式、債券、REITなどが入った、いわば投資の詰め合わせ商品。
(2)株式…特定の会社の株。
(3)REIT…不動産投資の詰め合わせ商品。

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▼つみたてNISA/NISAの始め方

投資は銀行口座ではすることができず、まずは証券口座という投資のための口座を作る必要があります。証券口座はメガバンクからネット証券までいろいろな銀行や会社で作ることができますが、手数料の安さやネット上での操作のしやすさを考えるとネット証券がおすすめです。

証券口座を開設した後、つみたてNISAもしくはNISAを始めるにあたって、さらに申し込みが必要です。申し込みの後、必要書類の確認などがあるため、やりたい! と思ってすぐに始められるわけではありません。口座を開設したからといってお金が引かれたり、すぐに投資しなければいけないというわけではないので、いつでも始められるように口座の開設だけでも早めにしておきましょう。

また、つみたてNISANISAは、どちらか一つしか選択できないので、自分に合った方を選ぶ必要があります。

▼iDeCoとの違いは……

よくつみたてNISANISAと一緒に話題に上るiDeCoですが、前者は金融庁が作った投資の制度であるのに対して、後者は厚生労働省が作った年金の制度で、全く性質が違います。iDeCoも毎月の掛け金として定額を積み立てて、それを運用するというものですが、年金なので、60歳まで引き出すことができません。

また、最低月5000円は積み立てていく必要があり、基本的には途中解約をすることができないので、お金に余裕ができるまではまずはつみたてNISANISAで流動的にお金を増やしていくことから始めましょう。

▼ViVi世代にはどちらがおすすめ?

⚫︎つみたてNISAが向いているのはこんな人

毎月継続的に投資を続けたい人
少ない金額から投資をスタートしたい人

⚫︎NISAが向いているのはこんな人

少し大きい金額の利益を出したい人
売買を楽しみたい人

少額からコツコツとお金を増やしていきたい人はつみたてNISA。資金力があり、株式の売買などで投資を楽しみたいという人にはNISAがおすすめです。

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初めての投資は不安……

先生に聞いてギモンを解決!

.めんどくさがりでもできますか?

つみたてNISAであれば、証券口座にお金をいれておくだけで毎月決まった日に決まった金額で自動的に買い付けが行われます。なので、わざわざ買うタイミングを見計らったり、都度都度チェックせず、基本的には放置でOK

ただ、たとえば毎月3000円の積み立ての中で2000円は日本の投資信託、1000円は外国の投資信託といったように細かくいろいろな商品を買う場合、その組み合わせは自分で考える必要があります。また、買った投資信託を売って利益を確定する、という作業は自分でやらなくてはいけないことなので、注意が必要です。

.年間40万円もしくは120万円、満額入金できなくても始めるべき?

毎月100円でもとりあえず始めることが大事! 金額は後からいくらでも増やせます。余裕があるタイミングで増やしてもいいですし、逆に毎月の掛け金を減らすこともできます。

.お金が必要になったらいつでも解約できる?

定額サービスというわけではないので、投資をするのをやめればそこでおしまいです。さらに、お金に換えるためには売って利益を確定しなければならず、すぐに出金ができるわけではないので注意が必要です。

.すぐにお金を増やして使いたい!という人には不向き?

NISAであれば、こつこつ積み立ててお金を増やしていくつみたてNISAとは違い、普通の株式投資もできるので、上手くいけば少し大きな利益を得ることもできます。

ただ、NISAもつみたてNISAも上限金額があるので、いきなり何百万円という大金を得るのは難しくなっています。

.つみたてNISA/NISA以外で始めやすい投資はありますか?

楽天ポイントやdポイントなどのポイント投資。ポイント自体を運用して増やすものと、ポイントで株式や投資信託を売買する仕組みのものがあります。いずれも投資をする際の元手がお金ではなくポイントなので、自分のお金を使わなくていいという手軽さがあります。

つみたてNISAやNISAは、税金がかからない分自分の手元に入る利益も多く、特につみたてNISAは少額からの投資にもおすすめです。

銀行に預金していてもお金が増えない今の時代、数百円のカフェ1回分だけでも我慢して、その分を投資に回すことからお金を増やすチャレンジをしてみましょう!

Illustration:mifalantan