大注目の『東京リベンジャーズ』とViViの人気企画「国宝級イケメン」が夢のコラボ! 映画の魅力は勿論、9人のイケメン俳優たちまで徹底解剖♡ 尊いビジュアル見たさに入るもよし、原作から入るもよし。この夏、最大のイケメン祭りに乗り遅れないで! ということで今回は、北村匠海さんの特別インタビューをお届けします♡
周りとうまくいってなかった僕を救ってくれたのが、ちょっとヤンチャな友人でした
――令和時代に生きる男子として、熱い不良の世界ってどんな印象を持ちましたか?
「僕は漫画『クローズ』世代ですし、すごい憧れはあって。『クローズ』を見た後は、影響されて『自分最強!』みたいになったりしてました。ホント、女性には理解されないと思うんですけど……(笑)」
――仁義や仲間を重んじる価値観は、どう思いました?
「よく学生のときも話していたんですけど、ちょっとヤンチャなヤツって根っこは“本当にいいヤツ”しかいないと思うんですよ。中途半端な人はいない気がするんですよね。だって、仲間のためにあんなに殴られるのとか嫌じゃないですか。それぐらい、人を思う力に秀でていないとなれない。だからトーマンの絆というか、仲間を思う気持ち一つだけで毎日をあんなにキラキラ生きられるっていうのが、ちょっとうらやましいですよね。この情報化社会、余計なことばかり考えてしまうので……」
――北村さんは仲間のために戦ったことはありますか?
「小学生のとき、他の小学校に乗り込んだことがあります。友達がちょっかいを出されたので、みんなで仕返しに行こうぜって、自転車漕いで……。今思うとかわいいんですけど(笑)。もちろん、後で校長先生にすごい怒られましたね。小学生のときはそういうヤンチャなエピソードもわりとありました」

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――演じられたタケミチと重なる部分ってありますか?
「中学時代、周りとうまくいってなかった僕を救ってくれたのが、ちょっとヤンチャな友人でした。僕の中学には“ケンカ三人衆”みたいなのがいて、入学初日に彼らがブワーッとやって来て『お前、芸能の仕事してんだって』と。で、『じゃあお前、今日からキタちゃんな』って、まさにタケミチとマイキーみたいな出会いでした」
――すごい!今でも交流はあるんですか?
「成人式で会いました。中学時代と変わらず、熱い人たちでしたね」
――タケミチのように、弱い自分と戦って勝った、みたいな経験はありますか?
「僕はいつも弱いので。だから“マイナスマイナス=プラス”論を提唱していて。悪いことが起きるときって重なるけど、ゼロになったときって登っていくしかないじゃないですか。そんなふうに、負けをプラスに変えていく力はあるというか、自分は苦しんだりもがいたりしながら成したことが報われる星にいるのかな、と感じています」
――タケミチは彼女のヒナタを死に物狂いで守ろうとしますが、北村さんなら彼女といるとき不良に絡まれたらどうしますか?
「とりあえず、彼女を帰しますよね。自分がヤラれてんのも、ヤッてんのも見られるのがシャクなので。だって男同士ケンカしてるのって、全くもってカッコよくないですから」
――共演者で一番守ってあげたい人は誰ですか?
「尋也は、面倒見たくなるような後輩感を出すのが上手いんですよね。自粛期間中、よく早朝に電話してきて、『匠海くん、ゲーム手伝ってくださいよ~』とか言うんです。めっちゃ早朝ですよ。尋也は夜通しやってたみたいなんですけど、こっちは朝4時ぐらいに起こされて。でもかわいいから、一緒にやっちゃうんですけど……(笑)」

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Photography:Kodai Ikemitsu(TRON) Hair&Make-up:Yusuke Kasuya(ADDICT_CASE) Styling:Shinya Tokita Text&Composition:Naoko Yamamoto, Rina Ishibashi, Satoshi Asahara