エンタメ

ニコルのお仕事連載『ニコ論』第2回 ニコル的チャンスのつかみ方。

2021.08.30

CMを見ると続きが読めます。CMを見ますか?

はい

こんにちは! 藤田ニコルです。この連載では、私が23年の人生で感じてきたこと、学んできたことを通じて、どうやって今の藤田ニコルが出来上がったのかを考えてみることになりました。あまり過去は振り返るタイプじゃないけど、良い機会をもらったから、思い出して話してみようかなって。私の経験が、みんなの仕事や勉強、友達付き合いの参考になったら嬉しいです。第2回目の今回は夢を叶える話。

待っていてもチャンスは降ってこない。
“言霊パワー”で運をつかむ!

やりたいと願ってきたことが全部叶ってる――。
この連載の第1回で、そう話したけど、「願っていたらなんとなく叶っていた」なんてことは一度もないんだよね。

夢を実現するためには、願っているだけじゃダメ。だって待っているだけじゃチャンスは来ないから。これは自信を持って言える!
チャンスって、空から降ってくるものじゃなくて、自分でつかみに行くものだと思う。

つかみ方の一つとして、私が信じてるのが「言霊」。
やりたいこと、叶えたい夢があったら、絶対にそれを言葉に出して言うの。
仕事で会う人の前でも言うし、SNSで宣言することもあるよ。

たとえば、私は高校2年生の頃から「渋谷の109の看板に出たいな~」って周りに言ってたの。みんなに「出れるわけないじゃ~ん!」って笑われたけど、でも、20歳になった時に実現したから!

Twitterで『情熱大陸に出たい』ってつぶやいたら、本当に出演オファーが来たり。たぶん、番組のスタッフさんが私のツイートを見てくれたんだと思うんだよね。
そうやって、言葉にすることで誰かが気づいてくれる場合もあるし、何より自分に気合いを入れることができる。

言葉の力って本当にすごいよ。

他の人から見たら「何、バカなこと言ってんの。叶うわけないじゃん!」って思われそうなことでも言葉にする。
ブランドやコスメのプロデュースにしても、そう。
み~んな、やりたいことを言葉にしたからこそ、実現できたんだと思う。

「みんなに宣言しておいて、全然叶わなかったら恥ずかしくない?」って言われたりするんだけど、全然恥ずかしくなんてないよ!
だって、どうせみんなすぐ忘れるから(笑)。
人って、そこまで他人に関心ないと思うんだよね。
「恥ずかしくて言い出せないな~」なんてウジウジしている人は、「みんな忘れるから問題なし!」って自分に言い聞かせてみて。

Page 2

夢ができたら、すぐ言葉に出して宣言!

夢を宣言するタイミングは、「ある程度形が見えてきてから」ではなく、思いついたらすぐ(笑)!
形が見えてきたら宣言しよう、って思っても、すぐに形が見える状態になるかどうかも分からないし、「形が見えて宣言できる状態にする」のが目標になっちゃいそうで。
だから、あまり深く考えずに、思ったらすぐ宣言するようにしてる。

ただ、一つ大切なことがあるんだ。
目標は、ある程度長期スパンで考えること。

たとえば、ラジオ番組のパーソナリティをやりたいって思っても、1ヵ月後では枠が空かない可能性が高いけれど、1年後なら現実味があるでしょ?
言い方を変えれば、「すぐに叶いそうなことは、目標にはならない」ってことかもしれない。

一方で、夢に“日付を持たせる”ことも大事だと思うんだ。

「25歳までに〇〇を実現する」というふうに、自分の中で期限を区切っておくの。
そうしないと「まだ先でいいや」って、ダラダラ夢を追うことになるから。
そのうちだんだん、目標を立てた頃の熱い気持ちも忘れて、結局永遠に叶わない……なんてことになりがちだもんね。

Page 3

人気はあるのに、なかなか表紙を飾れなかった『POP』時代

チャンスのつかみ方について、いろいろ熱く語っちゃったけど、頑張っているのになかなか報われなくて、すごく落ち込んだこともあるよ。
そういう時は、気持ちを切り替えたり、やり方を変えてみることも大事かもしれない。

『Popteen』時代にこんなことがあったの。
高校2年生で『POP』の専属モデルになってからは、毎日2000~3000人もTwitterのフォロワーが増えてた時期もあったりして、自分でも怖いぐらい人気が上がってるのが分かったんだ。

って聞くと、すごく順調な滑り出しだったと思うでしょ?
でもね、それなのに思うように誌面に登場できない時期が続いたんだよね……。
すぐに人気が出た実感はあったけれど、表紙にもなかなかなれなかったんだ。

モデルにとって、表紙になるってやっぱりステータスなんだよね。
今でこそ、表紙やメイン企画に登場するモデルは、SNSのフォロワー数とか読者人気によって決まることが多いけど、当時は編集部が求めるモデルが大きく取り上げられることが多かったの。

正直、めちゃくちゃ悔しかったよ。
「私の方がSNSのフォロワー数も多いし、イベントをやれば誰よりもたくさん声援が飛んできている。それなのに、なんで認めてもらえないんだろうなぁ」って……。
自分が頑張っているのに結果が出ない、まわりに認めてもらえない。そう感じると、「どうせ頑張ったってムダだし」って腐ったりしがちだよね。

でも、ここで腐ったら今までやってきたことがムダになる。
「表紙に出たい! もっと誌面に出たい!」っていう情熱は人一倍あったから、「だったらそれを別の形でもアピールしないとダメだな」って気持ちを切り替えたの。

Page 4

実は、それまでも編集部に「表紙に出たいです!」っていう熱意は伝えていたんだ。
当時の『POP』は、モデル発信の企画も多かったから、「こんな企画をやりたい!」って積極的に編集部に提案もしたり。
とにかく、一生懸命だったよ。でも、それだけじゃ物事が動かない。

だったら、ムーブメントを起こさないとダメって気づいたんだ。

その頃、SNSで「にこるん、どうして表紙に出ないの?」とか「もっと誌面にいっぱい出てほしい!」みたいなメッセージが届くことがけっこう増えてきたの。
それに対して「私ももっと活躍したいって思ってて、編集部にもそう伝えてるんだ。だから、みんなも応援してほしい。ニコルをもっと見たいって声を編集部に届けてほしい!」って、正直な気持ちを話したんだ。

そうしたら、ファンの人たちが本当にSNSで「にこるんを表紙にして!」て発信してくれて。なんと、編集部に電話してくれた人もいたんだよ。
それがだんだん大きなムーブメントになっていって、編集部の人たちも無視できなくなってきたんだろうね。

その流れが最高潮に達した頃、ようやく表紙に出ることができたんだ。
今の私がいるのは、ファンのみんなのおかげだよ。

こうして大好きな『POP』の表紙になれたわけだけど、『POP』専属モデルになる前、実は私、ある雑誌のオーディションに落ちようとしたことがあるの。その理由についてはまた今度!

次回更新は9月13日(月)お楽しみに!

【新連載】藤田ニコルのお仕事論『ニコ論』第1回 高いハードルほど燃える!挫折は成功へのプロセスと信じてる

Text&Composition:Miho Otobe