King & Prince平野紫耀さんのViVi登場に大興奮した読者のみんながファンサを求めて、誌面でしてほしいポーズをリクエスト! ちょっぴり照れながらもバッチリ応えてくれるホスピタリティもすきぴ♡ 日本中から「生まれてきてくれてありがとう」の声が殺到。今回は、主演映画『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ファイナル』がいよいよ公開されるということで、俳優としても邁進する彼の演技への姿勢に迫ります!
本気の演技論。
――映画『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』の公開、おめでとうございます。続編が決まった時の感想はいかがでしたか?
素直にうれしかったです。続編が製作されるということは、それだけ前作を見てくださった方がたくさんいらっしゃったと思うと、感謝の気持ちも大きいです。
――撮影は2年ぶりでしたよね。すぐに白銀役に入れましたか?
全然です。最初の本読みの時からクランクアップの瞬間まで、監督や周りのスタッフさん、生徒会メンバー役のキャストの反応を確認しながら、白銀を探し続ける日々でした。撮影を終えた今でも見てくださる方にどう映るのか不安ではあります。
――白銀の役に入るスイッチは何かありましたか
白銀は目つきが悪い設定じゃないですか。なので少しだけアイラインを引いているんです。そのメイクをしている瞬間が役への切り替えになった気がします。
――金髪もお似合いですね♡
これまでも何度かやったことはあるのですが、こんなに長い間キープしたことはなかったかも。7回くらいブリーチしたので頭皮が心配です(笑)。でも僕は毛量が多いし伸びるのも早いので大丈夫だと思います!
――本作の白銀は前作に比べさらに男らしくなっていました。
ですよね、僕も思いました。今作はさらに本格的にかぐやとの距離をどう縮めるかに焦点を合わせたストーリーになっていて、決断力のある男らしい姿を見せる場面がたくさんあったので、そこはきっちり表現したいと思いながら演じていました。本編ではセリフがあまり多くないので、表情の作り方にもこだわりました。撮影中は常に「どうしたら白銀がもっとカッコよく見えるかな?」と突き詰めていたかもしれないです。
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ベッドルームでひとり役と向き合う日々でした
――声の出し方や話し方もすごく工夫しているように見えました!
アニメだとスルッと入ってくるのに、現実に口にすると違和感のあるセリフが多いのがこの作品の特徴。そこをどうしたらナチュラルに言えるのかを1人でおうちのベッドで台本を読みながら何度も練習していました。自分なりに研究して、早口気味で少し低めの声で演じることにしてみたので注目してもらえるとうれしいです。
――天才の白銀を演じることには慣れましたか?
全然です(笑)。この役をいただいたときから「なんで僕なんだろう?」と思っていましたし。続編の製作が発表されたとき「白銀だけ演じる人が変わっていたらどうしよう」って少しだけ冷や冷やしましたもん。でも、自分とは真逆の役を演じるにあたって僕の中の理想の天才像を掲げながら役と向き合う時間はとても充実していました。
――橋本環奈さんから「平野くんの天然ぶりが白銀の天才なところとリンクする」って言われてましたね。
それ、僕はいじられてるって受け止めてますから(笑)。
――あと、白銀を演じているときのしょうくん、姿勢いいですよね。
そうなんです。普段はすごく猫背なんですけど、あの制服に袖を通して現場に入ると自然と背筋がシャンとするんですよね。
――同世代の共演者が多く、控え室の貼り紙は「託児所」(笑)。楽しそうな現場ですよね。撮影中、思い出に残っていることはありますか?
生徒会室のシーンのリハーサルで「お祭りには〝お祭り騒ぎ〟が必要だと思わないか?」というセリフを「お祭りには“お祭りワッショイ”が必要だと思わないか?」って言い間違えちゃったんです。みんながなんでクスクス笑っているのか分からなくて、その事実を指摘されたときも「いやいや、そんなバカな!」って反論しちゃいました(笑)。かぐやに至っては「ええ、私もそう思います」ってセリフを返してきて、突っ込んでもくれなかったし。“お祭りワッショイ”なんてどこから出てきたんだろう。
――さすがしょうくん! 最後にこの映画の見どころを教えてください。
愛も友情もギャグも詰め込まれた盛り沢山の作品になっているので、友達ともデートでも楽しめると思います。彼を劇場に連れて行ったら、白銀のカッコよさに惹かれて好きな女性のために努力を厭わないキャラに生まれ変わってくれるかもしれないですよ。
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Model:Sho Hirano(King & Prince) Text:Rina Ishibashi