大人気シリーズのドラマ『ルパンの娘』が遂に映画化。主人公・華の夫で警察官の桜庭和馬を演じている瀬戸康史さんに、映画の見どころ、そして意外なオフの過ごし方を伺いました!
『ルパンの娘』のおかげでたくましい体格になりました。
――ドラマを経ての劇場版となりますが、完成作品を見られていかがでしたか?
いつもそうなんですけど、今回はさらに『どういうこと!?』というシーンが多くなっています(笑)。でも家族の絆をすごい感じる作品に仕上がっていて。僕、めちゃくちゃ泣いたんですよ。しかも粗編集のものを自宅で見てあれだけ泣いたので、スクリーンで見たら、さらに面白さと涙のギャップを楽しめると思います。
――今作の見どころというとどんなところになりますか?
深田恭子さんたち演じるLの一族はわりとシリアスな展開になるんですけど、僕が演じる和馬としては、アクションが見どころかなと。
今回、シリーズを通して一番アクションシーンが多くて、たくさん練習したんですよ。だから体が変わりましたね。『ルパンの娘』に出演する前の僕は、体重が50キロぐらいで細かったんです。それがこの映画の撮影時にはマックスで64キロにもなって、今も60キロをキープしています。
ずっと上半身の筋肉がつかないなあとコンプレックスに感じていたんですけど、ちゃんと鍛えればつくんだと知りました。今は体型も変化して、ちょっとたくましくなったと思います。

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――和馬は優しくて仕事もできる理想の男性ですが、ご自身と似ているところはありますか?
僕のどこを見て和馬役をオファーしてくれたのか分からないんですよ。まわりからは『器用だね』と言われることもありますけど、自分ではそうは思っていないですし。
―――和馬のこういう部分は真似したい、というところはありますか?
戦えるところ。特にカッコいいなと思うのは、和馬って敵の数がどんなに多くても立ち向かっていくんですよ。あと、警察官というのもありますけど、自分からは絶対攻撃しないところも尊敬します。といっても、僕自身はそんな戦ったりする機会はないですけど(笑)
――最後に、オフの時間についてもお聞きしたいのですが、最近買って気に入っているものとかありますか?
『ゴースト・オブ・ツシマ』というゲームがあって、本編はもともと持っていたんですけど、その追加ストーリーが最近発売されたので、それを買いました。2200円(笑)。僕のオフは、ほぼゲームをするか絵を描くかで成り立っている、といっても過言ではありません!

シャツ¥42900、パンツ¥53900/エトセンス(ETHOSENS) その他/スタイリスト私物 ●商品情報はViVi2020年11月号のものです。

Photo:Nobuko Baba(SIGNO) Hair&Make-up:Kazuyuki Tamura Styling:Motoko Suga(Hoshino office) Composition&Text:Naoko Yamamoto