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藤田ニコルのお仕事連載『ニコ論』第5回 ニコル的仕事での人間関係。仕事のために媚びなくていい

2021.10.11

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こんにちは! 藤田ニコルです。この連載では、私が23年の人生で感じてきたこと、学んできたことを通じて、どうやって今の藤田ニコルが出来上がったのかを考えてみることになりました。あまり過去は振り返るタイプじゃないけど、良い機会をもらったから、思い出して話してみようかなって。私の経験が、みんなの仕事や勉強、友達付き合いの参考になったら嬉しいです。第5回目の今回は、お仕事での人間関係のお話。

人懐っこいイメージを持たれがちだけど、実は人見知りな私

見た目のイメージなのかなぁ。私、「やたら明るくて前向きで、みんなと仲良くワイワイやってる人」って思われがちなんだけど、本当は全然違うから!

実は、わりと一人でいるのが苦にならなかったりする。というか、おうちタイム大好き!
仕事の合間に1時間でも空きができたら、すぐ家に帰っちゃう。
自称“イチキタ(一時帰宅)のプロ”だよ

滞在時間が10分くらいしかなくてもいいの。
いろんなジャンルの仕事をしているから、イチキタして、一人になって気持ちをリセットしたいんだよね。

仕事が終わったらサッサと帰りたいから、スタッフさんと飲みに行くとかも、ほとんどないよ。コロナ前は、仕事終わりに流れでご飯に行くことがたま~にあったけど、それもそんなに頻繁じゃなかったし。

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スタッフさんと仲良くすることと、仕事のオファーは分けて考えている

だから、スタッフさんと友達みたいに仲良くなることってありえない。

私にとってスタッフさんは、あくまでも一緒に仕事をするメンバーであって、友達じゃないから
「仲良くなったら、また仕事に呼んでもらえる」っていう考え方もあるかもしれないけど、それって、私にとってはあんまり嬉しいことじゃないんだよね。
だって、せっかくオファーが来ても「仲が良いからっていう理由だけで呼んでもらえたのかな」って思っちゃいそうで。
「『ニコル仲良しだから、とりあえずオファーしておくか』みたいなノリなのかなぁ。もしかして私って“穴埋め要員”なの⁉」
なんて考え始めちゃうと、落ちこんじゃうでしょ。

考えすぎかな? でも、けっこうそう考えちゃうんだよね。ネガティブだから(笑)。

どちらかといえば、あまり交流がない人からオファーをもらえるほうが、「能力を認められて、期待されているのかも」って気がして嬉しいんだ

だから……というわけじゃないんだけど、スタッフさんの名前も全然覚えられない。
特にテレビ番組だと、スタジオに無数の人がいるから、何度も話している相手じゃないと基本、名前覚えてなくって。

自慢じゃないけど、番組責任者のプロデューサーの名前すら、覚えてなかったりするから。
本当は覚えたほうがいいのかもしれないけど、私の場合、名前の暗記だけで脳みそがキャパオーバーしちゃう!

だから、その時間と労力を、番組を面白くすることに使ったほうがいい気もするし、覚えなくてもこれまでなんとかなってるから、大丈夫、なはず!

とはいえ、空気を乱したいわけじゃないから、チームで仕事をしている以上、番組の打ち上げとか、みんなが顔を出すべき会にはきちんと出席するよ
でも、ひとしきり挨拶して「乾杯!」ってやったら、即、帰る(笑)。

こういう打ち上げってたいてい大人数だから、私がいなくても誰も気づかないし。
仮に、「打ち上げの途中で帰るなんて、けしからん! 次からもうオファーしない!」っていう人がいたら、それはそれで仕方ないよね。
そういう考え方の人と一緒に仕事しても、上手くいかなそうだし。

あとね、私、こう見えてけっこう人見知りなの
相手から話しかけられれば普通に受け答えできるけど、自分から相手の懐に飛び込んで、グイグイ距離を縮めていくのは、かなり苦手。
実際、私は、いきなりグイグイこられると正直、ちょっと引いちゃうし。

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自分の苦手なことを無理してしないで、ありのままでいる作戦

でも、相手の懐に飛び込むのがすごく上手な人もいるんだよ。たとえばフワちゃん。
彼女は、いきなり楽屋に入ってきて「一緒に自撮りしよう!」とか、もう突き抜けまくってるんだけど、実はとっても礼儀正しい一面もあるの。

だからみんなに愛されているんだと思うけど、その匙加減って名人芸の域じゃん?
同じことを私が真似しようとしても、絶対にうまくいかないし、中途半端で「この人、何したいの?」みたいなヤバイ人になっちゃいそうだから、背伸びせず、ありのままの自分でいいかなって思うんだ

そのスタンスを貫いているからか、「誰に対しても態度が同じだよね」とか「えらい人にもこび売ってないね」って言ってもらえて、それはそれで嬉しいんだけど、正直、媚び売っても、いいことない気がする。

だって、大物であればあるほど、媚びられ慣れてるはずだから、「あ、今お世辞言ってるんだな」って、すぐに見抜いちゃうと思うの。
それに、媚びてる自分自身をどっかで冷めた目で見て、そんな自分が嫌いになっちゃいそうな気もするんだよね。
だから、私にとっては“媚びたら負け”
媚びないのは、自分が心地よくいるために当たり前のことなのかもしれないな。

ただ、いつも大勢の人と一緒に仕事をしている以上、「チームプレー」を意識することもあるよ。それについては、また次回!

次回更新は10月25日(月)お楽しみに!

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Text&Composition:Miho Otobe