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注目してないと損する!俳優・前田旺志郎が振り返る「あの頃のこと」

2021.11.01

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兄弟お笑いコンビ「まえだまえだ」として、小学生にしてM-1グランプリに出演するなど、お茶の間の人気者となった前田旺志郎さん。20歳になった今、その表情からはすっかりあどけなさが消え、「あのイケメンは誰?」とSNSで話題になることも。今年春に終了したNHK連続テレビ小説「おちょやん」に出演するなど、実力派若手俳優として活躍する前田さんに、ViViが初インタビュー! まずは、「まえだまえだ」時代の話から、神尾楓珠さんと共演した映画『彼女が好きなものは』の撮影中に感じたことなどを語ってもらったVol.1をお届けします。

――『おちょやん』では、大人になった姿で日本中を驚かせました。芸能界入りのきっかけはお兄さんだったそうですね。

そうなんです。兄は小さい頃、かなり引っ込み思案だったので、それを克服できたらという気持ちで親が松竹の養成所に入れたんです。しばらくは兄だけ通っていたんですが、送り迎えについていっているうちに「兄ちゃんだけずるい。僕もやりたい!」と僕が言い出したそうで、3歳の時に養成所に入りました。

――なぜお笑いの道に進み、「まえだまえだ」を結成することになったのでしょうか?

小学生になったばかりの頃、養成所で構成作家の方が漫才の授業をしてくれたんです。その時に、漫才を1本もらい兄とペアを組んでやってみたところ「君たち、コンテストに出てみたら」と勧められて。お笑いやバラエティ番組を見るのは大好きでしたが、まさか自分がお笑いをやることになるとは思ってもいませんでした。

『エンタの神様』や『めちゃ×2イケてるッ!』など、自分がいつも見ている番組に出るのは不思議な感覚でした。

――『M-1グランプリ2007』では小学1年生にして準決勝に進出。大舞台でも緊張はしなかったんでしょうか?

いや、かなり緊張していました。緊張しすぎて記憶もあいまいなんですが、ガチガチになっている僕を見て、兄が「行くで!」と手を引いていってくれたことだけは、鮮明に覚えています。

――ほほえましいですね。兄弟げんかをしたことはなかったんですか?

めちゃくちゃあります。楽屋でお弁当の取り合いになったりとか。
よく覚えているのは、僕も兄も大好きなおいしいカレーのお弁当。スタッフの人は「子供だから」と気を遣ってくれたみたいで、楽屋に置かれているのは、決まって甘口が二つ、母の分として中辛が一つでした。

でも僕らは小学生のくせに中辛が好みだったんです。で、一つしかない中辛をどちらが食べるかで大げんか(笑)。僕はいつも負けていましたね。

――今年の秋公開予定の映画『彼女が好きなものは』では、主人公の幼なじみである亮平を演じています。神尾楓珠さんが演じる主人公・純がゲイだと気づきどのように接するべきか悩む難しい役どころ。どんなことを考えながら演じましたか?

『僕がもし亮平と同じ立場になったらどうするのがベストなんだろう』とずっと悩みながら演じていたんですが、結局、答えは出なかったんです。

でも、演じ終わった今、思うのは、正解などないかもしれないということ。その時その時にできる一番の敬意や愛情を持ちながら目の前の相手に真剣に向き合っていくことが大切なんじゃないかな、とこの作品を通じて感じるようになりました。

――純を演じた神尾楓珠さんとは、撮影後も交流はありますか?

楓珠とは年齢も近いし、好きなアーティストも同じですごく気が合うんです。二人でカラオケに行ったこともあって「Mr.Children」や「Mrs.GREEN APPLE」を歌いまくりました。

実は、楓珠は兄とも共演経験があるんです。
以前、楓珠と一緒に夜ご飯を食べた時「今日の昼間、兄貴と一緒だったんだよ。何で俺、1日で前田兄弟をハシゴしてるんだろう」ってボヤいてました(笑)。

次回のVol.2では、前田さんが尊敬する俳優・阿部サダヲさんとのエピソードをご紹介!

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PROFILE
前田旺志郎 2000年12月7日生まれ。大阪府出身。
子役としてデビュー後、2007年から兄の前田航基とお笑いコンビ「まえだまえだ」として活躍。今年には、連続テレビ小説『おちょやん』(2021年/NHK)に出演した他、舞台『愛するとき 死するとき』(演出:小山ゆうな。11月14日〜シアタートラムほか、名古屋・兵庫公演もあり)や、12月3日に公開される映画『彼女が好きなものは』に出演する。

Photos:ISAC(SIGNO) Model:Oshiro Maeda Styling:Kana Tanaka Hair&make-up:Daisuke Mukai Text:Miho Otobe