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現役慶應大生!前田旺志郎が感動した「阿部サダヲさんの少年心」

2021.11.04

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小学生の時に、兄弟お笑いコンビ「まえだまえだ」としてデビューし、現在は俳優として活躍する前田旺志郎さん。今日は、インタビューVol.2をお届け。勉強を教わった芸人さんや“遊び相手”だった名監督、そして尊敬する俳優さんとのエピソードほか、在学中の慶應大学での学生生活についてもたっぷり聞いてきました!

――子役時代は、芸能界の先輩たちには遊んでもらっていたんでしょうか?

はい。今思えば、本当に怖いもの知らずだったと思うんですが、みなさんに可愛がっていただきました。学校の宿題をテレビ番組の控室でやっていたら、小島よしおさんが教えてくれたこともありますし、他にも芸人さんたちにたくさん遊んでもらいましたね。

兄と一緒に主演した映画『奇跡』では、是枝裕和監督が現場で遊んでくれるのが本当に楽しくて。是枝監督がすごい人だということも知らないで、「気さくで、近所のおっちゃんみたいだなぁ」なんて思っていました(笑)。

――俳優としてやっていこうと思ったのはいつ頃ですか?

「まえだまえだ」の前から子役としてドラマや映画に出演していたので、芸人と俳優との間に明確な線引きがあったわけではないのですが、高校受験は今後の仕事を考えるひとつのきっかけになったかもしれません。

「これから僕はどうしたいんだろう」と考えた時に、友達と一緒に地元の高校に通うという考えもありましたが、考えに考えて思い至ったのが、東京の高校に行って俳優を続けること。心のどこかに「お芝居が楽しい」っていう思いがあったのだと思います。

中学3年生の僕にとって、上京し、俳優としてやっていくという選択はすごく大きかった。この時初めて「自分の意志で人生を選んだ」という意識や、それに伴う仕事への責任感が芽生えたような気がしています。

――慶應義塾大学に進学していますが、大学に行きたいと思ったのはなぜでしょうか。

これから俳優になるとしたら、他の業界の人に出会う機会が少なくなる気がしたので、もっといろんな人に出会って自分の世界を広げておきたいなと思ったのが大きな理由です。

実際に通ってみると、様々な分野に興味がある友人ができて、とても刺激になっています。SDGsのような社会問題についてアクションを起こしる人がいたり、起業している人もいたり、みんなの話を聞いているのがすごく楽しいですね。

――勉強に仕事に忙しい毎日ですが、リフレッシュ方法はありますか?

一番のストレス解消法は、地元の友達と電話すること! 自分からかけることもけっこうあります。
今は大学の講義もオンラインが多いので、1日中一人で家にいると、「あ、今日誰ともしゃべってない」って寂しくなることがあって。そういう時に友達と話すとほっとします。

あとは歌が好きなので、長風呂しながら大声で歌うと気持ちいいです。

――子供の頃からいろいろな大人と接してきたと思いますが、旺志郎さんがカッコイイと感じる大人は、どんな人ですか?

いくつになっても、好奇心があって少年の心を持ち続けている人。
俳優でいえば、阿部サダヲさんです。

大河ドラマ『いだてん』で共演した時、「水曜日はピザが3枚で〇〇円!」という割引サービスのチラシを見た阿部さんが、「今日水曜日じゃん。これ、とろうよ!」と言い出したんです。9枚頼んで、みんなで一緒に食べたんですが、阿部さんは「ラッキーだったなぁ~!」ってすごく喜んでいました。

正直、阿部さんほどの立場の方なら、割引サービスがない日でもそれほどお財布は痛手ではないと思うんですが、そういう問題ではないんですよね。
こういうことでテンションが上がって、少年のような笑顔を浮かべている阿部さんが本当にカッコよくて。

僕もそうなんですが、大人になるにしたがって、どうしても背伸びしたくなっちゃうことってある。だからこそ、はしゃいでいる阿部さんを見て、「こういう大人になりたいな」と心から思いました。

――自分より年下の俳優さんも増えてきたのではないかと思いますが、後輩の面倒見はいいほうですか?

それが、子供の頃からずっと大人に囲まれていたからなのか、面倒見はあまり良くないかも……。いまだに弟キャラなんです。
実は僕、敬語を使われるのが苦手で。だから「敬語使わなくていいよ」って言うんですけど、「そうはいっても」って、絶対みんな敬語で話してくるんですよ。

そこをタメ口で話してくれる子だとすぐに仲良くなれる気がします。

――弟キャラということは、女性に対しても甘え上手なのでは?

そうかもしれないです。女性にも頼られるより頼りたい。しっかりしていて余裕があって、僕を「ハイハイ」っていなしてくれるような人が理想です。

――今日の撮影では、精悍かつセクシーな表情もたくさん見せていただきましたが、「まえだまえだ」時代の自分からは脱皮できたと思いますか?

う~ん、まだ脱皮しきれていないんじゃないかと。どちらかといえば「まえだまえだ」のイメージが強いっていう人のほうが多いと思います。

でも、それが嫌というわけじゃないんです。「まえだまえだ」だった過去も僕の歴史の一部ですし、そのイメージを脱して俳優・前田旺志郎として見てもらえるように頑張ろうというのが活力源にもなっているので。

「まえだまえだ」時代の自分を超えていくのが、僕の今の目標なんです。

Vo.1はコチラをチェック!

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PROFILE
前田旺志郎 2000年12月7日生まれ。大阪府出身。
子役としてデビュー後、2007年から兄の前田航基とお笑いコンビ「まえだまえだ」として活躍。今年には、連続テレビ小説『おちょやん』(2021年/NHK)に出演した他、舞台『愛するとき 死するとき』(演出:小山ゆうな。11月14日〜シアタートラムほか、名古屋・兵庫公演もあり)や、12月3日に公開される映画『彼女が好きなものは』に出演する。

Photos:ISAC(SIGNO) Model:Oshiro Maeda Styling:Kana Tanaka Hair&make-up:Daisuke Mukai Text:Miho Otobe