磯村くんが出演する劇場版『きのう何食べた?』は多様な愛のカタチを見せてくれる作品。今回は、そんな映画の内容にひっかけて「愛」やら「恋」やらについて語ってもらいつつ、眼福がすぎるスペシャルシューティング(♡)も敢行。スターのキラめきと、少年の無邪気さ、そして、近所のお兄ちゃんみたいなあったかさ。その全部で私たちを満たしてくれる俳優・磯村勇斗。今の日本にはアナタが必要です!
まずはいろんな愛のオハナシ。
「僕らの仕事は仲間を信頼して、そして一緒に作り上げていくもの」と語る磯村くん。誰に対しても気さくで、見る人を幸福にするオトコ。彼の人生は愛に満ちてる!
\そこに愛はあるか?/

■About 友ダチ愛
泉澤祐希とは両思い(笑)。多くを語らなくても伝わる親友。
祐希は僕のことをすごく気にかけてくれているし、自分も祐希のことが気になってしょーがない(笑)。めちゃくちゃ仲が良いんですよ。ほぼ毎日連絡を取り合う、いわゆる親友です。何かを相談すると、必ず的確な答えをくれる。気持ちと思考がシンクロしてるのかなと思うくらい(笑)。
■About 家族愛
家族からの愛はいつも近くに感じてます。
うちの家族は仲がよくて、頻繁に連絡を取っているんですよ。毎月手紙も送っているし、電話もしょっちゅうくる。見守られてる感、あります。いつでも愛を感じてます。一人暮らしをするようになってからは、今まで母親がやってきてくれたことの偉大さも知りましたね。無償の愛ってこれだなと。感謝しかないです。
■About 人間愛
完璧じゃないところがある人こそ愛おしい。
たとえば社長さんだったり、学者さんだったり、そういう立場のある方の後頭部に寝グセを発見した時は妙に嬉しくなっちゃいますよね(笑)。シャツにゴハン粒がついていたりしたら最高(笑)。「あ、この人信頼できる」って思います。あまりにきっちりしすぎている人よりも、どこかスキを見せてくれる人の方が、僕は信じられる。そういう“人間味”に愛おしさを感じます。

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■About 仕事愛
お芝居することが好き、それだけ。
僕は好きなことを仕事にできた幸せ者なので、仕事愛は強い方だと思いますね。大恋愛をしたとしても、仕事への熱量が下がることはないです。演じている役を日常に持ち込むことはないかなあ。でも、「いつのまにか手つきがジルベールみたいになってた」なんてことはありますけど(笑)。
■About 自己愛
歳になっても同じ顔なんじゃないかなっていう(笑)
自分的には“可愛いキャラ”で売っているつもりはないんですけど、写真を撮られても、何をしていても「可愛い」って言われることが多いんですよ。もちろん、自分の強みであるとは理解しつつも、この先もずっと童顔のままなのでは……という不安がないわけじゃないです(笑)。

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1992年9月11日生まれ、静岡県出身。身長176cm。記憶に残る演技で、どんな役をも愛おしい存在へと昇華させる実力派。映画『彼女が好きなものは』(12/3公開予定)ではファーレンハイト役を務めるほか、12月には舞台『泥人魚』への出演を控えている。

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Photos:Cailin Hill Araki(BEYOND TOKYO) Styling:Ryosuke Saito Hair&Make-up:Tomokatsu Sato Composition&Text:Urara Takahashi