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THE RAMPAGE・川村壱馬と吉野北人の出会いから7年間の歩み♡特別ロングインタビュー公開!

2021.11.14

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THE RAMPAGEの川村壱馬さんと吉野北人さんに5500字のロングインタビュー。オーディション会場で会ったふたり。最初から、こうなる運命を感じていた。ふたりで喧嘩したこと、音楽にのめり込むあまりに、音楽を嫌いになりそうになったこと。いろんな思いを共有してきた。その7年のあゆみも、今はすべてが宝物。

アツイふたり

――THE RAMPAGEのメンバーがViViの表紙を飾るのは今回が初めてなんです。

川村壱馬さん(以下、壱) ありがとうございます!

吉野北人さん(以下、北) ヒュ〜ヒュ〜(笑)。

――せっかくなので、じっくりおふたりとグループのこれまでの歩みについてお伺いしたいので……。まず、お互いの初対面の印象から教えてください!

’14年のボーカルオーディションってことですよね? 俺は宮崎の田舎からやってきたばかりだったんですよ。それで、会場に一人ポツンといたところを……。

 俺から話しかけた気がする。オーディション中に『週刊EXILE』で観て、興味があったので。

 三次審査で残った時も話したよね?

 あのオーディションで俺は、歌唱力だけだと余裕で落ちるレベルだったんですよ。でも当時は、歌唱力や歌声以上に、審査する人たちは“伸びしろ”を見たいんじゃないかと思った。

あとは(右手で自分の胸を叩いて)ここ、ハートですよね。「このオーディションは伸びしろとハート勝負だ!」と勝手に決めつけて、それなら誰にも負けないし「絶対受かる!」と思っていたんです。

そしたら無事、受かりました。オーディションの最中から、俺は北人も受かると思っていました。

 (照れて)ふふ。俺も途中から、きっと壱馬と一緒にやることになるんだろうなっていう予感はありましたね。(壱馬さんを見つめて)三次審査が終わった帰りに、「一緒にやろう」って言ってくれたしね。

――いい話ですね。でも、なんで「一緒にやるだろうな」って思ったんでしょう?

 なんだろうね?

 なんだろう? それこそ“運命♡”ってやつですかね?

ワハハハ(大爆笑)!

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――武者修行を経て、’17年にデビューした時は、どんなグループになると思っていましたか?

 最初に、HIROさんが言ってくださった理想とするイメージがあったんです。「音楽のベースはHIP HOPだけれど、それまでのLDHのグループにはないような型破りな感じや、泥臭さもあるグループになってほしい」と。チームとしても、そこをどう強化するか話し合っていましたね。

 当時は「ランペイジ=暴れん坊」っていう、その名前に相応しいイメージに近づこうとしていたと思うし、それは今も変わってないです。最初の頃は、外れ者感もすごかったんです(笑)。当時EXILEメンバーがいないのはTHE RAMPAGEだけで。

 ねー。

特に僕らは、子供の頃からEXPGに入って〜とかじゃなくて。僕ら世代だと、小さい頃からEXPGに入って、LDHと繋がりがある人って多いんですよ。

僕らは、オーディションの1ヵ月前に特待生としてスカウトされただけで、LDHには縁のない余所者みたいな感じで(笑)。だから正直、あんまりアットホームな感じはなかったです(笑)。最初は先輩との絡みなんてもちろんないし。

 でも、それがいいほうに作用して、グループの「我が道を行く」カラーにつながったのかなとも思う。

 そう。「我が道」と言っても、もちろん、先輩達にリスペクトはあるしね。

デビューする前から、「僕たちには僕たちのやり方がある」と思えたことは、グループの結束力にも繋がっています。僕らが目指すのは、エンタテインメントで、人の気持ちを動かしたい。その一点だったから、先輩を意識するというよりは、自分たちにできることを発信するほうに集中できたんだと思う。

――当時は、「売れたい!」「絶対に売れるぞ!」って思ってましたか?

 デビューした時点では思っていましたね。「いつか、東京ドームでライブをやりたい!」とか。いろんな目標があったと思います。ただ、活動していく中で、目標の質みたいなものは、変わってきていると感じます。

特に最近は、「売れる」ということの定義が、わからなくなってきていて……。「もっと売れたい」みたいなことは、とりたてて思わなくなりました。

 あ、それはなんかわかる。もちろん、たくさんの人に僕たちの音楽を知ってもらいたい気持ちはあるけどね。

 そう、それはあるけど、自分たちが売れたいから知ってもらいたいというより、僕らが今発信している音楽が、たぶんきっと、それを聴いてくださった人たちの日常の彩りとか潤いになってくれるんじゃないか。

そんな期待があって。それぐらい、チームで結束して、ちゃんと音楽に向き合って、いい楽曲を発表できている感覚がある。

 うん。

「売れてる」「売れてない」を判断するのって、数字じゃないですか。YouTubeの再生回数やインスタやTwitterのフォロワー数とか、いろんな数字の指標があるけど、じゃあ何百人ものフォロワーを持つミュージシャンがドームを埋められるかといったら、実はそうじゃない。

今の時代は、「これなら間違いない」という絶対的な数字の指標がどこにもないんですよ。だから、「売れる」ってことの意味も、考えれば考えるほどわからなくなる。僕が今このグループで音楽をやっていく時の目標は、ファンの人たちに喜んでもらえる音楽を届けることで、そのためのスキルを磨いていきたいし、もっと事務所に貢献していきたい。

もっと人の心を揺さぶるようなパフォーマンスがしたいし、それをできるだけ多くの人に届けたいです。

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――そうやって、世の中にいい影響を与えられる存在でいたいと思うようになったのは、コロナの影響もありますか?

 それよりは、時代の影響ですかね。SNSの台頭によって、コミュニケーションの方法が変化して、歌によって届けられるメッセージも少し軽くなってしまった。本当に大事なもの、本質的なもの、カッコいいものに触れる実感が、SNSの出現によって薄れつつある部分も、正直あると思うんです。

 うん。だから、僕らもついライブを欲してしまうんだよね(笑)。ライブでお客さんを前にした時は、「楽しんでくれてる」とか「届いてる」という実感がすごくある。

――なるほど。ここまでくるのに、メンバー間で、衝突したことはありましたか?

 全然ありますよ(笑)。

 全メンバーあると思う。

――ここのふたりもある?

 顔を見合わせて)あるよね?

 うん。

 ないほうがおかしいですよ!

 仕事のことで、ガッツリ言い合うぐらいは普通です。

 だって、それぞれ育ってきた環境が違うわけで、価値観も違えば、最初はお互いのこともよくわかってないし。

 このふたりの喧嘩で、僕がはっきり覚えているのは、テレビの歌番組で歌唱のリハをやっていて……。

 (思い出したように)あ〜あれね(笑)。

 メンバーの(後藤)拓磨がリハに集中できてなくて、同じミスを繰り返したんです。それで、僕が注意したら、それが、北人にはキツく映ったみたいで。「なんか言い方キツくない?」って言われて、こっちも「なんか言いたいことあんの?」って言い返して(笑)。

で、思っていることを言い合って。「お前がそうならじゃあいいわ」「俺もこうだったわ」みたいな感じで、20秒後には、ふたりで肩組んで楽屋に入りました(笑)。

――殴りかかる、ぐらいの喧嘩は?

 あ、一回ありますね。

 え? あるっけ?

あるある。LIKIYAさんとRIKUさん。

――また、とびきりいかつい二人が(笑)。止めに入ったりしたんですか?

 無理でしたね。メンバー全員同じ部屋にいましたけど。全員固まってました(笑)。

 あー思い出した! 俺らがまだ10代の時で、部屋でみんなしょげてたよね。ステージのことで、注意されたんだっけ?

 それは……、ここには書けない(笑)。でも、喧嘩というか、衝突することはしょっちゅうだよね。

 普通にあります。衝突とか小競り合いなら、僕も陣さんや(藤原)樹と普通に。原因は、たいてい他愛もないことなんです。

 あ、知ってる! 店が決まらなくて、樹が怒って帰ったんでしょ(笑)?

 腹減りすぎてお互いイライラして。「もういいよ、帰る!」ってプンプンしてた(笑)。でも、ぶつかるからこそ仲良くなれた部分もあると思います。メンバーとは、ずっと一緒に過ごしてきたので。言わないほうが、気まずさが蓄積して、関係をこじらせていたんじゃないかな。

うん。そう思う。

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――音楽面ではどうですか? 歌唱スキルを上げていく中で、お互いの頑張りが刺激になったりしたんでしょうか。

 そうですね。THE RAMPAGEになってから、僕が一番聴いている歌声は、自分の声と北人とRIKUさんの声なので。

 ライブの時なんか、調子の良し悪しから何から一発でわかるよね? 壱馬に、本番で助けられたこともあります。壱馬って、「声出ない」ってことにはならないよね?

 ないね。ちょっと調子悪くて高音キツい〜ぐらいはあるけど。

 僕は、ライブ後半で声が出にくくなったことがあって、煽りを最小限にしてもらったことがある。本当に、ボーカルが3人いるのは有り難いです。

 ファンの人たちからは、調子悪そうには見えなかったと思う。そこはプロというか。俺たちはいつも北人の声を聴いているから、微妙な違いを聴き分けられるけど。

 最悪なコンディションだったときは、音楽以外にもいろんなスケジュールが詰まっていて、体調管理がままならなかった。

 ボーカルは、意外と気温や湿度の変化にも左右されるからね。湿度が違うだけで、会場の音の返りも違うし。天気によっては、声のパワーバランスが狂う。

 そう、本当に喉って繊細。

 だから、コンディションを整えるのもプロの仕事だけど、そこはピアノの調律ぐらい繊細で、専門的なことなんです。

 THE RAMPAGEの曲は、1曲に必ず高音から低音まで入ってるから、ちゃんと全身のコンディションを整えないと歌えない。一人では歌えない曲になっていることもある。チームで歌うことしか頭にないんだけどね。この中では絶対に足を引っ張りたくないので、もっともっと頑張らないと!

 最初からちゃんとボーカルレッスンを受けていたRIKUさんとは違って、北人も僕もテクニックは全くのゼロだったわけで。そう思うと、北人はどんどんいろんなことを吸収していったし、伸びしろがあったんだと思う。自分もそうなのかもしれないけど。

――歌割りは決まっているんですか?

 最初から決まったものを渡されます。バラバラにレコーディングして、最終的に3人の声が合わさったものを聴きます。

 完成した音源を聴くのって、すごく楽しみだよね?

うん。ちゃんと3人の声が重なって初めて「あ、THE RAMPAGEの曲だ!」って思う。グループじゃないと味わえない快感です。

――デビュー当時から変えたくない部分はありますか?

 家族とは、離れている分、どんどん仲良くなっていますね。家族愛や地元愛はこれからもずっと持ち続けたいですけど、特に意識しなくても持ち続けられると思います。地元のことを思うと、頭の中に浮かぶもの全てが愛しく感じられるんです。

のほほーんとした、昔話に出てきそうな田舎町で、山があって田んぼがあって。ジブリ映画に出てきそうな感じの、その風景の中に親たちがいるので。

いいなぁ〜(ニコニコ)。

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――ボーカリストとして生きる上で、歌への愛情は増していますか?

 うーん。それはもしかしたら逆かも。プロとして、毎回自分たちの音楽をより良いものにしていこうと思っていると、結構な重圧を感じる時があって。時々不意に、「カラオケで楽しく歌っているときの方が幸せだったのかな?」なんて思ってしまう。

音楽は大好きだけど、昔みたいに無邪気じゃいられないから、「本当に楽しめているのかな、俺?」みたいな。好きなことを仕事にするってことは、ひょっとしたらそれを嫌いになるリスクすらあるってこと。これが恵まれた悩みだってことも、ちゃんとわかっているんですが。

 それも、すごくわかる。僕も、ライブに来てくださるお客さんのことを思うと、「体調悪い」なんて言っている自分が嫌になる。人間だから、毎回パーフェクトな歌を届けるのは難しい。

お金を払って来てくれるファンの方に、調子が悪い自分を見せていいのかとか常に葛藤があって。もちろん、それ以上のやりがいがあるから頑張れるけど、「いいものを届けなきゃ」っていう責任感には、時々苦しめられます。でも、人間、考えすぎると絶対ダメなんですよ。

――そういうヒリヒリした葛藤の中にいるからこそ、スキルやテクニックだけでなく、人間性も磨かれているのだと思います。では、少しノリのいい質問を。頼れるメンバーとムードメーカーを教えてください。

 みんな頼れますよ。あ、でも(鈴木)昂秀以外(笑)。

 (爆笑)。昂秀はしゃべるとヒヤヒヤしちゃうからね。

 うん。でも、みんな安心感があって、それぞれに頼れます。

――じゃあ、ムードメーカーは誰ですか?

 (浦川)翔平か、最近は、(与那覇)瑠唯さん。

 あとは陣さんかな。

 日によっては(神谷)健太さんも。

 LIKIYAさんも隠れムードメーカーというか、和ませ役です。

 LIKIYAさんがバッと言えば、みんながサッとまとまる(笑)。陣さんは、LIKIYAさんとはタイプが違って、お母さんみたい。

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――では最後に、お二人にとって、ファンはどんな存在ですか?

 僕らの人生を成り立たせてくれている存在です。音楽だって、聴いてくれる人がいないと、単なる自己満足に終わってしまうし、ライブも、観にきてくれる方がいないと成立しないものですから。

 ただの趣味になっちゃう(笑)。

 僕らの活動は、常に観てくださる人ありき。なので、どんな些細なことでもいいから、僕らはファンの皆さんのお役に立ちたいんです。僕らの音楽が、日常の中で前に進むための力になったり、逆に、肩の力を抜いてもらえる役割を果たせたらいい。そのためには、僕らは、より良いものを届けていきたいんです。

 普段から、そのことは伝えているつもりなんですけど、まだ足りないかな? なら、ここでまた言いますね。僕らが存在している意味の大半を占めるのが、ファンの人たちの存在です! いつもありがとう!

【壱馬】コート¥344300、パンツ¥375100、ブーツ¥85800/ロエベ ジャパン クライアントサービス(ロエベ) 【北人】セーター¥171600、パンツ¥92400/ロエベ ジャパン クライアントサービス(ロエベ) ●商品情報はViVi2021年12月号のものです。

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Photos:Takashi Yoshida Styling:Keisuke Yoshida Hair&Make-up:Toshiyasu Oki (CONTINUE/for Hokuto), Yuna Oya( KIND/for Kazuma) Text:Yoko Kikuchi, Satoshi Asahara