絵に描いたような王子様キャラながら、実は嘘つきかも!? 話題のラブサスペンス・ドラマ『愛しい嘘~優しい闇~』に出演する林遣都さん、視聴者をとことん翻弄するつもりです。
先々の展開が秀逸なので何も言いたくない(笑)
――『愛しい嘘~優しい闇~』で林さんはIT企業の社長である雨宮を演じます。脚本を読んでどんな印象を抱きましたか?
「雨宮は学生時代からクラスの中心人物だったようなキラキラした青年なので、本来の僕とはかけ離れた人物だなと(笑)。原作漫画の世界観を崩さないように、精一杯やりきりたいと思っています。たくさんの嘘がちりばめられたサスペンスなのですが、先々の展開が面白いので撮影が進むのが楽しみなんです。でも、僕の口からは何も言いたくないですね……」
――主演を務めるのが波瑠さんだったことも出演を決めた理由のひとつだとか。
「波瑠さんとは15年前に初めて共演して、尊敬し、信頼する方なので、またご一緒できることが嬉しかったです。僕がどんなお芝居のアプローチをしてもきっと波瑠さんならすべて受け止めてくださるという安心感があるので、のびのびと雨宮を演じられたらなと」
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――30代になり、15年前のご自身に比べて変わったと思うところはありますか?
「もともと血気盛んなタイプではなかったと思いますが、最近は穏やかになった気がします。撮影現場でハプニングが起きても面白がれるくらいの余裕を持てるようになりました。それと、夜更かしができない身体になっちゃいました。20代の頃は徹夜してもピンピンしているくらい無敵感がありましたが、今は早く寝ないと次の日に疲れが残るようになりました(笑)」
――波瑠さんも「林さんはすごく穏やかで凪の雰囲気がある方」とコメントしていました。今回のドラマはタイトル通り謎が多いですが、普段の林さんは嘘を許せるタイプですか?
「失敗してしまった人に怒ったりイライラすることはほぼないですが、やっぱり、嘘は嫌いですね。ただ、劇中では人間の弱さや心の闇がしっかり描かれていて、他人事とは思えなかったり、同情したくなるような嘘も出てきます。予想外の展開に引き込まれると思います、視聴者の方々をしっかり翻弄できるように、僕も全力を尽くします」


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Photo:Shotaro Yamagoe Styling:Yonosuke Kikuchi Hair&Make-up:Tazuru Takei(&’s management) Composition&Text:Satoshi Asahara