次々と出てくる話題のコスメや美容法、よさそうではあるけれど、本当に自分に必要? 「口コミの『効く』という言葉に飛びつかず、それがどんなものかを正しく知ったうえで選ぶことが大事」と髙瀬先生も言うように、情報過多な今、自分に合うケアをするためには、情報に振り回されず正しい知識を持つことがとても重要。知ってるつもりの美容ワードを、ここで一度、しっかり勉強し直しとこ!
髙瀬聡子先生
わかりやすくてためになスキンケア解説が大人気コスメの開発にも携わる。
シカ、炭酸、パッド…効果的なのは?
美肌力を底上げする3大スキンケアを徹底解説
ブームから定番へとなりつつある、シカ、炭酸、パッド。まずは今のスキンケアで外せないこの3つを徹底解説! みんな、正しく知ってたかな?

キーワード1:シカケア
What’s シカ?
シカ=ツボクサエキス。肌の鎮静に大活躍!
【主な効果】☑︎鎮静 ☑︎抗酸化
ニキビ、肌荒れなどの炎症を抑える!
一般的に、ツボクサエキスが配合されているコスメがシカコスメと呼ばれ、肌荒れや赤み、ニキビ、日焼け後の肌の鎮静に活躍。美容医療のダウンタイムのケアにもおすすめ。

【A】温泉水やヒアルロン酸配合で保湿力◎。ユリアージュ シカデイリーセラム 30ml ¥3850(3月1日発売)/佐藤製薬 【B】とろみがあるけどベタつかずさっぱり。アピュー マデカソ CICA化粧水 210ml ¥1430/ミシャジャパン 【C】ライトな使用感。ドクタージャルト シカペア クリーム 50ml ¥5280/インターナショナルコスメティックス ●商品情報はViVi2022年4月号のものです。
【A】乾燥小ジワもケア
【B】オイリー肌の保湿にも
【C】シカブームの火付け役
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勘違いケアしてない?
肌トラブルを防ぐ正しいスキンケアテク
スキンケアテクトレンドキーワードを解説!

①摩擦レス
ケア中の摩擦を抑えてエイジングを防ぐ
肌をこすらずにスキンケアすること。摩擦は全ての肌トラブルのもとと言われ、特に炎症やエイジングを助長してしまうので、全ステップでこすらないことが大事。
②ピーリング
不要な角質を除去すれば毛穴やニキビ悩みも改善
古い角質を除去するケアのことで、肌の代謝を整えたり、毛穴詰まりやニキビの改善や予防に欠かせないケア。スクラブやAHA、BHA、酵素、クレイなどが配合されたものを使うのが一般的。
\おすすめのピーリングはこれ!/

【左】潤いを与えながらスクラブがマイルドに角質を除去。マリンブルー スパスクラブ 100g¥3850/RMK Division 【右】敏感肌のための低刺激設計。エファクラ ピールケア セラム 30ml ¥4950(3月17日発売)/ラ ロッシュ ポゼ ●商品情報はViVi2022年4月号のものです。
【左】潤いながら肌磨き
【右】敏感肌でも毎日使える
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話題の美容成分まるわかり!
自分の肌に合うスキンケアコスメは?
ヒアルロン酸は肌が乾燥する時にオススメ!
水分をたっぷり抱え込む保湿成分の大スター
保湿成分のひとつ。もともと肌の中にある成分で、水分をたっぷり抱え込む働きが。分子量によって角質層のどこに届くかが変わり、保湿効果にも違いが出る。

4種のヒアルロン酸を厳選して配合。肌ラボ極潤 ヒアルロン液 170ml ¥814(編集部調べ)/ロート製薬 ●商品情報はViVi2022年4月号のものです。
肌が乾燥する時にオススメ! 水分を抱え込む肌に。
酵素は角栓や角質除去にオススメ!
タンパク質を分解してツルツルすべすべの肌に
コスメにはタンパク質分解酵素が使われることが多く、肌にたまった古い角質や毛穴詰まりのケア、ニキビ予防に活躍。洗顔料に配合されることが多い。

【左】クリアな肌に。ソフティモクリアプロ 酵素クレンジングオイル 180ml ¥1870/コーセーコスメポート 【右】居座る角栓も分解して除去。カネボウ クラリファイング パウダー ウォッシュ 0.4g×32個 ¥3300(3月4 日発売)/カネボウインターナショナルDiv. ●商品情報はViVi2022年4月号のものです。
【左】蓄積した汚れを分解
【右】しっとりつるんと洗浄

シャツ¥1499/H&M カスタマーサービス(H&M) ヘアバンド¥550/W♡C メガネ¥19800/スクリーンショット(ダブルラバーズ) ピアス¥2640/ムルーア 新宿ルミネエスト店 ネックレス¥20900/ショールーム ウノ(VIBE HARSLOF) ●商品情報はViVi2022年4月号のものです。
なんとなく使うのは今日で卒業!
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photos:Kentaro Kambe(model),Akiko Mizuno(still) hair&make-up:NAYA model:Maria Tani(ViVi exclusive) stylist:Aino Masaki text:Hiroe Miyashita composition:Masami Oguma