ViVi世代が気になる悩みを、専門家にしっかり取材をして信頼できるアドバイスをもらおう!という企画『ViVi保健室』。“コンシーラーで隠そうにもうまく隠しきれないもの”“ケアしても改善しないもの”でリサーチすると、かならずランキングの上位に挙がるのが、目の下にはびこるクマ。先生、助けて〜!
Q.友達にしょっちゅう「疲れてる?」って心配されます。もはやクマはデフォルトなんですけど、もしかして消せたりします?
A-1:目尻を引き上げて、消える? 消えない?
A-2:ViVi世代に多い茶グマは、保湿&美白ケアを
A-3:寝不足になると目立つ青グマはツボ押しで
A-4:ハリ不足の黒グマには、エイジングケアを投入して
A-1:目尻を引き上げて、消える? 消えない?
まずはクマのタイプのチェックをしましょう。目尻のあたりを指でおさえて引き上げ、下まぶたのたるみが消えてクマが目立たなくなるなら、たるみによる黒グマ、引き上げても消えず茶色くくすんでいるなら、色素沈着による茶グマ、青く透けて見えるなら血行不良による青グマです。
A-2:ViVi世代に多い茶グマは、保湿&美白ケアを
アイメイクが好き!という人が多いことから考えると、ViVi世代に多そうなのが茶グマ。
アイメイクをオフするときや目がかゆいときなどにゴシゴシするのが主な原因で、摩擦によって炎症が起こり、メラニンが過剰に生成されて色素沈着しているせい。また、落ちにくいアイメイクをして、パワフルなクレンジングを使っているにもかかわらず、専用のコスメで保湿などのアイケアをしていないために乾燥して、さらに色素沈着がひどくなっている可能性も。
美白や保湿の効果のあるアイクリームを塗るのがオススメ。あとはなるべく触らないようにすること。とくに花粉症などのアレルギーで目がかゆくなる人は、無意識にこすりがちなので、あえてメガネをかけて、物理的にこすりにくくする手もあり!です。
では、美容医療ではどうかというと、目元はできる施術が限られているため、外用薬など、塗り薬の処方が基本。パワフルな美白効果を発揮するハイドロキノンか、かぶれるリスクの少ないルミキシルなどが一般的です。
A-3:寝不足になると目立つ青グマはツボ押しで
青く見えているのは、静脈血。ふだんは見えませんが、寝不足やストレスなどで血流が滞ると姿を現します。まずは、きちんと睡眠時間を確保しましょう。
また、パソコンやスマホを見過ぎないようにする、口や目を大きく開くなど意識的に顔を動かすといった方法で血行循環をよくするのも手。お風呂に入って温まる、冷たい飲みものは避けて体を冷やさないようにするといったことも有効です。
美容医療に関しては残念ながら、青グマは血行と深く関係しているため、今のところ青グマを直接的に改善できる効果的な方法はありません! つまり、血流促進と寝る時間の確保がもっとも有効なんです。
A-4:ハリ不足の黒グマには、エイジングケアを投入して
10代後半〜20代前半のViVi世代では、まだ目元はたるんでいないかもしれませんが、昨今のスマホブームなどの影響で、以前よりたるみが出る年齢が若くなっているという情報も。まぶたのハリが失われてたるむことでできる黒っぽい影には、たるみのケアが効果的です。
化粧品でたるみを改善するのは、時間もかかって大変ですが、医薬部外品のシワ改善美容液などを使うのも手。レチノールやナイアシンアミドなどが含まれており、ViVi世代なら、肌の奥からふっくらとしたハリを取り戻すことも期待できます。
本格的にたるみをどうにかしたいなら、少々高額ですが、サーマクールアイ(サーマクールCPT目元集中225ショット¥157500)、マドンナリフト(下まぶた¥50000)といったマシンでのたるみ治療か、ヒアルロン酸注入(1本¥54000〜)といった方法がありますので、ひどい場合はクリニックに相談を。
※施術の価格はすべて髙瀬先生のクリニック『ウォブクリニック中目黒』の場合です。クリニックや症状によって施術内容や価格は変わります。
先生のアドバイス
基本は目をこすらないこと、しっかりと保湿することが大事! クマを改善するだけではなく、未来の目まわりのエイジングサイン(シワ、たるみ、くすみ)も防ぐべく、目の下だけではなく、目まわり全体を意識して、ケアしましょう。

間違えて買った褐色のコンシーラーでクマの濃さに拍車をかけた事が有るわ★
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