4月29日より公開の映画『ホリック xxxHOLiC』。原作は累計1400万部超えを誇るCLAMPの伝説的コミック。蜷川実花監督と、神木隆之介さん&柴咲コウさんのW主演という豪華製作陣で映像化されました。その中で、物語の鍵を握る少女・九軒ひまわりを演じている玉城ティナさんに、映画の見どころを一足早く教えていただきました!
まるでアニメ!? ツインテール姿は「原作を忠実に再現しました」

Q.今作で演じているひまわりはどんなキャラクターですか?
まずビジュアルがツインテールと特徴的で、そこは原作を忠実に再現したつもりです。ひまわりはいつも、神木隆之介さん演じる四月一日(わたぬき)と、松村北斗さん演じる百目鬼(どうめき)と一緒にいて、パッと見は明るく振る舞っているんだけど、実は闇を抱えていて、四月一日や百目鬼に支えられている部分もあるんです。
だけどひまわりのもともと持つ可愛らしさや女の子らしさは、出せるところでは出したいなと思って。自分の中には、パッと見と言えども「キラキラしているよね!」というところはあまりないので、そこは学生時代のキラキラしている子を思い出しながら演じていました(笑)。

©2022 映画「ホリック」製作委員会 ©CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社
Q.制服姿がかわいすぎましたが、着てみた感想は?
ワンピースタイプで、めちゃくちゃ着心地が良かったです! ちょっとメイド服っぽくてかわいいんですけど、スカート丈がわりと長めなところは今っぽいなと思いました。リボンが細いのも好きだし、細かいところにこだわっていて、こういう制服が現実の高校に広まればいいのになって思うくらい、お気に入りです。
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Q.作品の見どころを教えてください!
完成作品は、私も一観客として楽しませてもらいました。蜷川監督だけあって、色彩、美術、カメラワークなどが独特なものに仕上がっているので、それを一日でも早く皆さんのところに届けたい。そして、どういう感想を持ってもらえるか聞きたくてたまりません!
玉城ティナ
1997年10月8日生まれ。沖縄県出身。2012年、講談社主宰の「ミスiD」でグランプリを獲得し、ファッション誌『ViVi』の専属モデルとして活躍する。2014年より女優活動をスタート。映画『Diner ダイナー』『惡の華』など多数。ASF2では監督&脚本を務めるなど活躍の場を広げる。公開待機作品に『グッバイ・クルエル・ワールド』がある。

『ホリック xxxHOLiC』 人の心の闇に寄り憑くアヤカシが見える高校生・四月一日(神木隆之介)。その能力を捨て普通の生活を送りたいと願っていたある日、不思議な「ミセ」にたどり着き、侑子(柴咲コウ)という女性と出会う。願いを叶える対価として一番大切なものを差し出すよう言われた四月一日は、同級生の百目鬼(松村北斗)、ひまわり(玉城ティナ)と出会い、“大切なもの”を探し始める。しかし、そんな四月一日にアヤカシを操る女郎蜘蛛(吉岡里帆)の魔の手が迫る……。4/29より全国公開。
Photos:Tohru Daimon Interview&Text:Naoko Yamamoto Hair&Make-up:Takako Imai Styling:Ruri Matsui