ダイエット情報があふれる今。でも、実際に何をどうすればいいのかわからないと悩む人も多いのでは? ダイエットする前に、なぜやせるのか、そのためにはどうすべきかをきちんとお勉強しましょ♪
教えてくれたのは・・・
白金台おがわクリニック院長。普段の健康管理をするかかりつけ医をモットーに、一人一人に合うシンプルで長続きする生活習慣を指導し、老若男女問わず、健康な心・体へ導く。
厚生労働省認定健康増進スポーツクラブやオンラインでダイエット指導を行う。日々簡単に続けられる食生活が好評。著書「食べて、やせる! おうちdeダイエット」(三笠書房刊)。
重度のパニック障害改善のために始めた“きちんと眠る生活”で15kg減。この経験から睡眠を専門的に研究。著書「ぐっすり眠れる不思議なぬり絵」シリーズがヒット。
どうして太るの?
ダイエット実践前に知っておきたい痩せるメカニズム
自分のカラダのこと、わかっているようでわかっていないもの。どうするとやせるのか、その仕組みを知ることが最初の一歩。


そもそもどうしてやせたり、太ったりするの?
A.人はエネルギー量のバランスでやせたり太ったりする。
人は食べることでエネルギーを得て、そのエネルギーを生きるため、活動するために使用します。そのバランスが体型に関わってきます


食事から摂取した栄養をエネルギーに変換
エネルギー代謝
骨格筋・肝臓・脳が全体の6割を消費する
食事から得たエネルギーを栄養素に変えるのは、骨格筋・肝臓・脳がほとんど。脳は糖質のみエネルギーに変換します

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消費の内訳

身体活動▶︎安静状態よりも多くのエネルギーを消費する動作。
運動▶︎トレーニングやスポーツなど、計画的・意図的に行うこと。
痩せるメカニズムの詳細をチェック!
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食べる腸活で正しく痩せる!
ダイエット中のお助けフード&ドリンクは?



甘いドリンクはカロリーが高めで牛丼1杯と同カロリーなことも。カロリーが同じならOKではありません! 栄養素は全く異なり、ドリンクは砂糖や脂肪分がたっぷり。無意識にゴクゴク飲むのは危険です


塩辛い、甘い味つけは食欲を増進させます。また、ジューシー、とろ〜りなメニューは脂肪分が多くこちらも食欲増進効果あり。注意が必要です。脂肪類はドレッシングやヨーグルト、肉類から摂取できるので意識的に摂る必要はありません


味覚は生まれつきのものではありません。大人になっても自分で育てられるので薄味に慣れることが必要です。段々、素材の味がわかるようになりますよ
“正しくやせる”食事のお助けドリンク
緑茶▶︎食欲増進ホルモンを抑えエネルギー消費を増やす

豆乳▶︎もう少し食べたい欲を満たす植物性タンパク質


緑茶に含まれるカフェイン&カテキン類は、体内で熱発生を起こしエネルギー消費を増やします。肉汁に含まれる脂肪を燃やす効果もあり。食事がもの足りないとき、小腹が空いたときにコップ1杯の豆乳を。満足感があり、ダイエット中に必要なタンパク質が摂れる
次は、“正しくやせる”食事のお助けフードをチェック!
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ダイエット中の痩せるカラダをつくる効果的な方法は?
太いのも細すぎるのも違う。トレンドファッションが素敵に着こなせる、しなやかなカラダが目指すところ。ライトな運動習慣を身につけよう!


運動で消費するカロリーはそこまで多くないので、筋肉をしっかり使うことを目的に。筋肉を正しく使えば体は引き締まり、筋肉量が増え基礎代謝が向上して、より太りにくく。また、運動はメンタルケアにも有効。自分に合う運動を選んで。運動が苦手なら生活運動を増やす、ながら運動をするなど苦にならないことが大切


基礎代謝を上げるための有酸素運動と筋肉量を増やすトレーニングの併用を。大きな筋肉が集まっているインナーマッスル、下半身を特にトレーニング
食事と運動の2大柱に加えて睡眠もダイエットの重要事項!
一日の終わり、入浴→睡眠のルーティンで、全身を休めるリズムをつくると体内では食欲を司るホルモンが調整される

睡眠は食欲に大きな影響を与えます。睡眠不足では、食欲が増したり、ジャンクフードが食べたくなったり。また、翌日のポテンシャルも下がります。夜のルーティンを作ってしっかり眠るリズムを整えて
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Photos:Akiko Mizuno Illustration:itabamoe Composition:Masami Oguma