ついに、EXILEが本格的に再始動する。2年前、もっと強く、もっとエモーショナルに、もっとアーティスティックになって再会することを誓った。それぞれが、技と心と身体を磨き、あの日の〝未来〞は〝今〞になった。進化と深化、成長と成熟の途上にいる15人の輝けるスター軍団から、EXILE THE SECONDを兼任するTETSUYAさんが登場! EXILE愛を語る!
夏したいファッション
柄シャツを買ったので、リゾートっぽい感じのコーディネートがしたいですね。あとは今年もNAOTOさんがいい服たくさん作ってくれると思うんで、STUDIO SEVENを着たいです。
女子にしてほしいファッション
女子も南国風なリゾートファッションは不動で好きですね。マキシワンピもいいし、そのまま海に行けちゃうような感じもいい。髪は上げたりおろしたりバリエーションがつくからロングがいいな。
自分にとってEXILEとは?
協力しあって夢を叶えるのがクセになってる
今年EXILEが本格的に再始動するまでの約2年間、TETSUYAさんは「僕の中ではそこしか見てなかった」と言う。
「EXILE THE SECONDもDANCE EARTH PARTYも含め、いろんなことを輝かせれば必ずEXILEに繋がってくと信じてたので。今年はEXILEを復活させるという約束の年でもあったので責任感もありましたし、EXILE THE SECONDのツアーファイナルでEXILEがサプライズ登場した瞬間に肩の荷が下りたというか、安心した気持ちになりました」
2年の間に何がいちばん変化したかを聞くと、グループ内で年長の立場になったことを挙げながらこう語った。
「未来のEXILEに対する想いや自分の役割についての考え方が変わったような気がします。EXILE THE SECONDでも活動してるからこそ、EXILEが積み上げてきた歴史の重みや、ファンの方の間口の広さを改めて感じます。今のEXILEは、これまで積み上げてきたものと、2年半を経てメンバー達が輝きを増して集まった新鮮味が両方ある。そのミックス感っていうのは今しか出せないんじゃないかなということで、今年は特にワクワクしてます」
ミックス感のあるEXILEの中で、TETSUYAさんは歴史を受け継ぐ側でもあり、各グループの活動以外にも大学で客員准教授を務めたり、AMAZING COFFEEを立ち上げたりと、常に新しいことにもトライし続けている。

「チャレンジを常に続けていくっていうのは昔から変わらないんですけど、全て軸はダンスにあります。大学院に通ったのもダンスの研究のためだし、大学で講師をやってるのもダンスの表現の授業だし
コーヒー屋っていうのはちょっと異色だけど、おもてなしっていうEXILEが大事にしてる精神、ファンの皆さんに対してのおもてなしを、コーヒーで目の前のお客さんを笑顔にするっていうおもてなしを通して勉強しようと思って始めたことで。
どうせやるんだったら『形になったら楽しいかも』ってやってると、いろんな方が協力してくれたり、自分の夢が他の人の夢にもなったり、他の人の夢が僕の夢にもなったり。そうやって夢を叶えていくのがすごい楽しくなっちゃって。夢を叶えるっていう連鎖をずっと続けていくのが多分今クセになってるんだと思います」
協力しあって夢を叶えるのは、グループならではの醍醐味ですよねと聞くと、
「本当にそうだと思います。みんながバラエティーとかドラマとか映画とかをやってくれてるからこそ、僕はこっちの側面ができるっていう、その役割分担が最近さらに明確になってきてるので。それはすごくやってて楽しいです。年齢の幅も広いですし、グループの中で僕は茶室みたいな存在だったらいいかなと思ってます(笑)」
と笑った。

また、EXILEを食べ物に例えると何か? という問いには少し考えてから、
「すごい分厚いステーキの形に見えて、食べてみるとスーパー繊細な和食みたいな感じですかね。嚙むほど美しくもあり力強くもあり奥が深いみたいな」。
最後にコーヒーに例えられませんかと無理なお願いをしてみると、こう答えてくれた。
「15種類の豆をブレンドしないとEXILEの味は出ない気がするんですけど、15種類ブレンドするって超めんどくさいんで、まあやらないですね(笑)。普通のブレンドコーヒーでも3種類くらいなんです。だから豆に例えるというよりは豆の役割の人もいれば焙煎する人、砕く人、カップにドリップする人、この各工程の役割をそれぞれがやるのがEXILEっぽいなって思いますね。最後に飲んで笑顔になる人はもちろんファンのみなさんであってほしいです」

Photo:Takashi Yoshida(makiura office) Hair&Make-up:Shinya Shimokawa Styling:Kasai “JUMBO” Katsuya(SPEED WHEELS) Interview&Text:Yoko Kikuchi,Mayuka Ueno Composition:Yoko Hikomae