スーパーイケメン・竹内涼真と過ごす朝♡
元サッカー少年としてW杯のスペシャルサポーターを務め、本業ではラブコメ映画に初主演。まさに人気絶頂。スケジュールは多忙を極めるが、「絶好調ッス!」と笑う。寝起きの無防備な瞬間も、こんなに爽やか。朝が似合うイケメンにインタビューしちゃいました♡
休日にデートするなら早起きはマストです!
「普段はパジャマを着ません。パンツ一丁です!」と、開口一番、ワイルドな就寝スタイルを明かす竹内涼真さん。
俳優は不規則な生活を強いられる職業ながら、朝にはめっぽう強い様子。
「日差しを浴びるとスッキリ目覚めることができるので、いつもカーテンは開けて寝ています。だから、春夏は自然と早起きになっちゃいますね。そもそも、『どこでも寝れる』ことが僕の強みかもしれません。ドラマや映画の撮影で地方のホテルに泊まったり、普段と環境が変わってもベッドに入ればコテッと寝れちゃうんですよ」
たまの休日も、〝二度寝〞なんて論外。理想のデートプランを聞いてみたら、実に健全な回答が返ってきた。

「早起きはマストです。8時か9時には集合して、一緒に朝ごはんを食べることからスタートしたいですね。そこから遠出をしたとしても、夕方には帰るのが理想。晩御飯の食材を買うために、二人でスーパーに行きます。そんな一日が過ごせたら最高です!」
一方、仕事に対するストイックな姿勢は、パジャマからチラリと覗く引き締まった体にも表れている。「絶好調」な状態を保つためにも、日頃からトレーニングを怠らない。
「本当はやりたくないんです。筋トレはキツイから……。でも、体を動かしていると良いコンディションが保てるし、細すぎるよりは筋肉があったほうが洋服も似合うと思うので。仕事の合間にジムに行くのは疲れるけど、頑張るしかありません。なるべく自分に厳しくしたいと思っています」
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まさに「ストイックな好青年」。色仕掛けで攻略できる相手ではなさそうだけど、簡単に引き下がるわけにはいきません。『ViVi』7月号の水着特集を開いて〝誘惑〞してみました。

「ありがとうございます(笑)。そりゃあ、僕だって目の前に水着のページを開かれたら見ますよ。せっかくなので、真剣に好みの水着を探しますね。そうだな……。オフショルダーも素敵だし、進化版のスクール水着みたいなワンピース型もオシャレですね。はい、全部好きです!」
もし実際に先生になるなら道徳の授業を担当したい
これまで〝朝ドラ〞や青春モノの作品で好青年役を演じることが多かった竹内さんは、「国民の彼氏」と称される爽やかさが魅力だ。
でも、8月1日公開の主演映画『センセイ君主』では、ひねくれ者の教師役を熱演。女子生徒からの熱烈なアプローチに動じず、涼しい顔で「俺を落としてみなよ」と言い放つ。かつてない〝大人の色気〞を、随所で披露している。
「僕自身、相手の気持ちを考えずにグイグイ攻めるような恋愛は間違っている気がするので、意外と感情移入しやすかったです。ただ、自分の気持ちに正直になって突き進むことが、相手の気持ちを揺さぶることがあるのも確かで。基本的には楽しく観れるラブコメ映画ですが、しっかりと恋愛の本質を描いている作品だと思います」
現在、スマホの大人気CMシリーズでも教師に扮しているものの、映画では初めて。とくに印象的だったのは、クラス全員で合唱に臨むシーンだとか。
「初めて指揮をやったんですよ。久々に緊張しましたね。生徒全員の視線を自分に集めて、自分のリズムで音が流れていって、みんなが歌うんです。その瞬間、『自分のクラスなんだな』ってしみじみと実感できました」
ご自身は、音楽好きでありながら、劇中で演じたのは数学の先生だった。では、実際に先生になるとしたら、どの教科を教えたい?

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「いや、正直に答えるなら、先生は大変ですよね……。30人以上もの生徒を1人でまとめるなんて! 僕は体育会系で育ったから、甘やかしませんよ。合唱を『ダルい』と言う生徒がいたら、怒鳴りつけるかもしれません(笑)。でも、先生になるとしたら大好きなサッカーを教えられる体育……ではなく、道徳の先生に興味があります。学生たちの悩みを聞いてあげる授業を展開したいな」
こんなイケメンが先生だったら、退屈な道徳の授業が天国に♥
さっそく、生徒になりきって質問してみよう。先生! 恋愛に年齢は関係ありますか?

「20歳と100歳が恋人になるのは現実的には難しいですよね。ただし、恋愛は〝気持ち〞だと思います。相手が年上だろうが年下だろうが関係ありません。歳の差は気持ち次第で乗り越えていけると、僕は信じています。ただし、往往にして恋愛は気持ちの不一致が起こるもの。恋愛はすべて気持ちです!」
その後もサッカーの戦術を例に恋愛における攻撃と守備の大切さを熱弁してくれました。この先生、熱い。
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達成したい夢があるから毎日に充実感を得ています
恋愛は相手の気持ちも考えるべき。その言葉通り、好きな女性のタイプは「気配りができる人」だとか。
「例えば、大勢で集まって騒いでいるときに、自分も楽しみながら、グラスが倒れないようにそっと位置をずらすとか。そうやって、ひとりだけ周りを見ながら行動している女性がいたら、『素敵だな〜』と思います。読者の皆さん、よろしくお願いします(笑)」
今年の4月で25歳になった。今年もハイペースで映画やドラマに出演し続けており、注目度は増すばかり。それでも、本人に気負いはない。
「基本的にプレッシャーは楽しむものだと思っています。サッカーをしたり、家族や友達に会ったり、休日にやりたいことをできてるので、あまりストレスも溜まらないし。仕事も漠然とこなしているわけではなく、自分の大きな目標を見据えながら進むべき方向性を日々探しています。目標がブレると毎日に充実感が得られませんからね」
前々から公言している目標は、『スパイダーマン』や『アイアンマン』を生み出したマーベル映画に出演すること。
4月に公開された『アベンジャーズ』の最新作も「2回観た」という。そもそも竹内さんは『仮面ライダー』シリーズで主演を務めた経験もあり、誰よりもヒーロー気質を持っている。道徳の先生にはぴったりだ。
「チャンスがあればすぐにでもハリウッドに行きたい気持ちはありますが、残念ながら英語の勉強はほとんどできていません。今は撮影中のドラマで医療用語を覚えることが大変で(笑)。でも、『センセイ君主』ではフランス語のセリフも〝耳コピ〞で覚えたので、英語のリスニングは得意かもしれない。目の前の仕事を大切にしながら、じっくりと準備を整えたいと思います。僕は、いつか必ず夢を叶えますよ」
どこまでも清々しく、まっすぐな目で自分の気持ちを語る。今後もさらなる飛躍を期待せずにはいられない。

Photo:Kyosuke Azuma(tokyojork) Styling:Takashi Tokunaga Hair&Make-up:Tomokatsu Sato Text:Satoshi Asahara Design:attik