イケメン

町田啓太「友達から発展する恋は憧れ」国宝級イケメンが目指すADULTな男性像とは?

2022.06.17

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理想の彼氏から冴えない男子、オタク、イケ好かないイケメン、可愛い天然系まで、とにかく幅広い役を演じてきている町田啓太さん。一見、クラシックな正統派イケメンなのに、不思議とどんなキャラクターもマッチしてしまう。好奇心を絶やさず、常にフレッシュに物事にのめり込んでいく。これまでもそうやって、“町田啓太”を更新し続けてきた。クラシックだけどいつもフレッシュな男、その甘いマスクと気になるナカミを解剖してみた♡

人の話を聞いているようで聞いていないし、納得しているようで全くしていない(笑)

6月3日公開の、水谷豊監督の映画『太陽とボレロ』に出演させていただきました。クラシックを愛する人たちを描いた作品なのですが、ちょっとコミカルに人間模様が描かれていて。完成作品を見たとき、ひとりでクスクス笑っていたら、まわりで見ていた方たちもそれぞれのポイントでクスクス笑っているんですよ。それがだんだんと同じポイントで笑い始め、最後は全く同じところでワハハ!と大笑いしていました。まさに試写会場でもオーケストラが演奏されているような状態になっていましたね。それぐらい、年齢、性別、感性に関係なく、それぞれが楽しめるポイントがたくさんある作品だと思います。

僕が演じているのは、地方の交響楽団に所属する青年・田ノ浦圭介。彼は普段は中古車販売店で働いていて、気軽に愚痴ばかり言っているタイプ。大前提として音楽が大好きだけど、フラストレーションがたまっている青年、という印象を最初は抱いていたんですね。でも僕が想像していた以上に、水谷監督が圭介のキャラクターに関するアイディアをたくさんくださって。そこから、圭介ちょっとおバカだなあという部分を膨らますことができたんです。

人の話を聞いているようで聞いていなかったり、盗み聞きするときの姿勢が独特だったり。最終的に、憎めないチャーミングなキャラクターになったと思っています。僕自身も、圭介に似たところはかなりありますね。人の話を聞いているようで聞いていないところや、納得しているようで全くしていないところが。(笑)圭介に投影された“僕の感覚”というのはたくさんあると思います。人は多面的だと思うので、今後も自分の中にあるいろんな感覚をちょっとずつ広げて、役に反映していけたらいいなと思っています。

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水谷さんのような大人の男になりたいんです

幅広い役を演じさせてもらえることは、本当に光栄に思っています。秘訣は……、その役を演じることに何かしら楽しさを見出してきたからでしょうか。どんな役でも、あるいは作品に対しても、僕はその中で興味惹かれる部分をピックアップして膨らませていく、という作業が大好きなんです。役の幅が広がっているのは、もしかしたら経験を重ねるにつれ、その興味を膨らませられる範囲が広がってきているからかもしれないですね。もちろんまだまだですが歳を重ねた分だけ、出会った人の数も、受けた刺激の量も増えているので、それが糧になっているのかもしれないです。

『ViVi』の「国宝級イケメンランキング」ADULT部門で殿堂入りさせてもらいましたが、今、僕は水谷豊さんにすごく刺激を受けて、憧れていて。水谷さんのような大人の男になれたらな、と目標にさせてもらっているんです。なので、僕はまだ、アダルトなんて言えないです(笑)。

すごく気遣いがあって紳士なんですが、常にユーモアに溢れていて、水谷さんはかつ人生を楽しんでいらっしゃる姿が本当に素敵で。お会いしたら皆さん魅了されて影響を受けると思います。30代に突入したタイミングで出会えて、しかも一緒に作品を作らせてもらえる経験までさせていただき、本当に幸運だったと思います。

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長年友達でいる2人って関係を発展させるのが意外と難しかったり……

映画『太陽とボレロ』の中で、圭介は同じ楽団員のあかりという女性に恋しています。でも2人は長い付き合いで、完全に友達状態。仲良しですが、恋愛に発展させようとするとどこか嚙み合わなくて。僕自身、そこがすごく可愛らしいなあと思いながら演じていました。まさに、ユーモアに溢れる水谷監督だから描けた関係性だと思います。

でも分かるんです。長年友達関係でいると、発展させるのがちょっと恥ずかしいというか、難しいというか。僕はこれまで、どちらかというとストレートに気持ちを伝える役を演じることが多かったので、今回、あかりへの思いを上手く伝えられずにモタモタしている圭介を楽しんでもらえたら嬉しいです。

でも個人的には、友達から発展する恋のカタチは、すごく素敵だと思います。本人同士は照れて素直に気持ちを現さなくても、まわりからするとどう見たって相性が良かったりするじゃないですか。で、最終的に付き合うことになったとき、やっぱりすごくいい関係性になったりする。お互いがお互いのことを知り尽くしているから安心感があり、付き合いが長い分、必死に話題を探さなくてもいくらでも話ができる。一緒にいてラクな関係になっていけそうで、やっぱり憧れますよね。

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エディターはミタ。①
とにかく撮るカット撮るカット、どれもカッコよくキマる町田さん。モニターに映し出されるたび、「おお!」と関係者たちのどよめきが起こる。サングラスをかけてもらい、(町田さんのアドリブで!)手でずらして目を見せた時、「きゃー!」と叫ぶ人がいるほど、この日イチの歓声があがった。

エディターはミタ。②
撮影当日も、分刻みで多くの媒体取材をこなす多忙な町田さん。時間内でいかにカッコ良いカットを撮れるか、綿密に時間を計算し撮影に臨んだViVi。しかし、町田さんの持ち前のセンスで、どのシーンでもあっという間に撮れ高を確保。フォトグラファーが撮影終了時間を10分早く勘違いしてしまうハプニングが起こるほど(笑)。

ジャケット¥322300、ニット¥154000、パンツ¥266200、バッグ¥126500、シューズ¥137500、リング¥137500/BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ ジャパン) ●商品情報はViVi2022年7月号のものです。

PROFILE
町田 啓太 1990年7月4日生まれ。群馬県出身。2010年に「第3回劇団EXILEオーディション」に合格し、舞台『ろくでなしBLUES』で俳優活動をスタートさせる。代表作にドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』、NHK大河ドラマ『青天を衝け』などがある。
INFORMATION
『太陽とボレロ』
年に渡ってアマチュア交響楽団を主宰してきた花村理子(檀れい)。しかし観客数の減少に加え、指揮者の藤堂謙(水谷豊)が病に倒れ、遂に楽団を解散することに。そこから、トランペット奏者の圭介(町田啓太)、ヴァイオリン奏者のあかり(森マリア)、チェロ奏者の与田清(原田龍二)ら、時にシリアス、時にユーモラスに描かれる楽団員たちの人間ドラマは、まさかのフィナーレへ。監督・脚本/水谷豊。6/3 より全国公開。©2022「太陽とボレロ」製作委員会

Model:Keita Machida Photo:Kodai Ikemitsu(BE NATURAL) Styling:Eiji Ishikawa Hair & Make-up:KOHEY Interview & Text:Naoko Yamamoto Cooperation:EASE