22-23AWコレクションのランウェイから、トレンドキャッチャーの5人がトレンドを大予測! 昨シーズン、トレンドを席巻したY2Kスタイルからクラシカルなツイードまで。取材から見えてきたヒット確定の7大トレンドを厳選! これを読めば秋冬のファッショントレンドが丸わかり。全体のムードから押さえておくべき小ネタまでしっかり予習して、みんなと差をつけちゃって♡
♥トレンドキャッチャー♥
言わずと知れた、我らがViVi専属モデルの藤田ニコル。2021-2022年秋冬シーズンにデビューした“CALNAMUR”のディレクターを務めるなど、ViVi随一のトレンドセッターでもある。
ViViでもお馴染みの人気スタイリスト“ゆりかでん”こと中野ゆりかさん。ガーリーな世界観が魅力の“Curlychou”のデザイナーでもあり、読者・業界人・モデルからの支持も厚い。
アーバンヴィンテージがコンセプトの“ACLENT”のブランドディレクターを務める宮川由衣子さん。セレブライクのこなれたストリートスタイルに憧れる女子爆増中!
ヤングに大人気の、YURINO&須田アンナのユニット“アンエンユリ”。“秒”でおしゃれ顔になるコスメブランド『episode BEAUTICS』をリリース。
Page 2
TRENDキーワード1
とにかくMIU MIUにトレンドがつまってた
昨シーズンに引き続き、今季もMIU MIUがトレンドセッター! レトロスポーティなテニスルックをベースに、新鮮なカッティングやマイクロミニなど、Y2Kスパイスをひとさじ加えたルックが業界人の心を鷲摑み♡

Y2K、甘め、スポーティー、すべてのトレンドが詰まってた

【A】
「スポーティー×ガーリーの良い塩梅。クラシカルなスカーフを首に巻いてるのもお見事!」(Yurikaden)
【B】
「落ち感のあるレザーが今っぽい。2連のベルトループにも注目してます」(Yuiko)
Page 3
TRENDキーワード2
ツイードセットアップをまずは1着!
メゾンに欠かせない秋冬の定番素材、ツイード。CHANELのようなクラシカルなシルエットはもちろん、セットアップやローライズボトムを組み合わせれば一気に旬な着こなしに。

今季のツイードは“カラーもの”が鍵。私服でもマストで取り入れたい

【C】CHANEL
「自分のブランドでも出したいなと考えてるくらい、秋冬気になる素材No.1! ロングネックレスをじゃらづけしてる感じも懐かしみがあって可愛い」(Yuiko)
【D】PRABAL GURUN
【E】KIM SHUI
Page 4
TRENDキーワード3
ジャンルレスなおじMIXが新鮮!
お父さんのクローゼットにありそうな“ちょいおじ”なアイテムをMIXするのが逆発想で新しい! FENDIのようにとことんガーリーな素材や色みと合わせるプレイフルな着こなしをリコメンド。

ジャンルにとらわれない“意外性”の合わせが新鮮です!

【F】FENDI
「シアー&ファーのフェミニン素材にシックなパンツを合わせてるのがグッドバランス。今季のFENDIの色使いも個人的にツボでした。」(Yurikaden)
【G】LOUIS VUITTON
「パンツ×シャツ×ネクタイのクラシカルLOOKなのに、ヘアーと足元でレディ感をプラスしてるのが今っぽい」(Yurikaden)
【H】STELLA McCARTNEY
Page 5
TRENDキーワード4
ショートムートンに首ったけ
スキー風ルックなど、ボリュームアウターがトレンドだった昨年から一転、今季のランウェイではショート丈ムートンを多数発見! 主役級の一枚をトップス感覚で着こなして。

短丈なのにボリューミーなバランスが新しい!

【I】sacai
「インパクトのある襟と袖×短丈。これ一つで旬なシルエットが完成してる! セーラー襟って可愛くなりすぎちゃうイメージがあったけど、ヘアメイクで強めに仕上げてるのが好バランス」(Yuiko)
【J】AMBUSH
【K】MIU MIU
Page 6
TRENDキーワード5
冬でも白タンク一択
どこからともなく現れたダークホース的存在だったのが、BOTTEGA VENETA、PRADA、sacaiなどの各メゾンのファーストルックに登場した白タンク。夏用? いえいえ、冬でも主役のアイテムなんです。

冬でも首元アケするのが新定番になりそう

【L】BOTTEGA VENETA
「デニム×白タンクトップの究極に削ぎ落とされたミニマルコーデが春夏から継続で人気みたい。冬はこの上にアウターを羽織るくらいが旬な着こなしになりそう!」(ANNA)
【M】PRADA
【N】ACNE STUDIOS
Page 7
TRENDキーワード6
あらゆるトーンのピンクが大正解
肌色に近い淡いピンクから、VALENTINOのようなパキッとしたピンクまで、ピンク全般がトレンドになる予感。苦手意識がある人も、今年は自分の好きなニュアンスのピンクを取り入れてみて!

根がギャルだから、何歳になっても結局ピンクが好きなんだよね

【O】Baum und Pferdgarten
「普段モノトーンを着るような感覚で、ピンクを大胆に取り組むのがイイのかも」(Yurikaden)
【P】CHANEL
「シンプルで可愛いけど、やっぱりピンクは目を引くしテンションの上がるカラー。冬でもガンガン着たいです」(ANNA)
【Q】VALENTINO
【R】FENDI
Page 8
TRENDキーワード7
クラッシュデニムが一周してクールに
ワードローブにおNEWなデニムを投入するなら、クラッシュデニムで変化球を。ボトムスに視線がいくように、トップスはクリーンでシンプルなものを選ぶのがベストバランス。

ダボっと×アイスブルーが今年のデニムの大本命!

【S】DIESEL
「これぞDIESEL!な斬新なデニム使いがカッコ良い。ノーダメージのデニムJKにクラッシュデニムの合わせが新鮮。普段使いしやすそうなローライズでさりげなくY2K感を演出してるのも高ポイント」(YURINO)
【T】GIVENCHY
Page 9
\PICK UP ITEMS!/
①アームカバー

今季は肘まで一気に覆っちゃうようなアームカバーがトレンド。シアーからニット素材まで、アクセントになる色と素材をチョイスするのが吉。

袖まくり×ロンググローブのテクは真似したい!
②ゴーグル風サングラス

化学の実験で使うゴーグルのように見えるけど、2023年からは意外にもこの形のサングラスを多く見かけることになりそう。上級者は挑戦する価値アリ!

顔に沿うシルエットのサングラスがトレンドINしそう
③足元から“盛る”

“おしゃれは足元から”って言葉があるけど、今季の足元事情は特に大事。ヘビーなブーツを持ってくるか、華奢×ソックスのワンテクで街の視線をひとり占め♡

ギャル文化を連想させるようなファーブーツ、この秋冬取り入れたい!(写真中央)
Photo Cooperation:AFLO, getty images Interview & Text:Julie Giesen Special Thanks:Nicole Fujita(ViVi exclusive), Yurikaden, AN&YURI, Yuiko Miyagawa