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YouTuber『タイピー日記』。子猫救助のきっかけはホットドッグ!?【後編】

2022.08.08

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フォトブック『タイピー日記 犬1匹、猫4匹の佐渡島暮らし』がViViから発売されて半年以上が経った2022年夏。新潟県佐渡島で暮らすタイピー一家に、新たな家族が加わりました! 出会いは炎天下のフェリー乗り場の駐車場。車のエンジンルームから子猫が救出されるというドラマティックな動画は、YouTubeの急上昇ランキングにも入るほど話題になりました。その救出劇の裏側や、最新の子猫の状態、タイピーさんの近況について深掘り! 書籍発売時ぶりとなる久しぶりのインタビューです。後編は、子猫の救出の裏で起こっていた珍エピソードや、他の犬猫たちとの関係性について語ってくれました!

おすまし顔の子猫“オギン”。すっかりタイピー一家に馴染んだ様子。

助けた子猫の名前は、小木港の地名から『オギン』に

ViVi:前回に引き続き、救出された子猫についてのお話を伺っていきます。救助された子猫ですが、名前が決まりましたね!

タイピー:はい。僕の家で引き取ることにして、名前は“オギン”にしました。最初は、車のボンネットの中から出てきたから“ボン”とか、エンジンルームの“エン”なんて考えていたんですが、ポン吉やリンちゃんとかぶるかなと思って。

それで、いろいろ考えた結果、フェリー乗り場がある小木という地名はどうかなと。名前の最後にみんな“ン”がつくので、“オギン”にしました。響きが良いのも好きです。

こぬか先生からも健康状態バッチリと言われた通り、元気いっぱいです。先住猫たちにも物怖じせずに近づいていくし、慎重派のリンちゃんやキンちゃんからシャーっと怒られても全然気にしていません(笑)。

ポン吉とソランとはすでにかなり仲良しで、ブリちゃんも面倒をよくみてくれています。猫ってオスも子育てに参加するなんて聞いたことがありますが、ポン吉はまさにそんな感じで、最初から面倒見が良くて。対面した1回目から、尻尾で遊んであげたり、“ポン吉ホールド”をしてぺろぺろ舐めてあげたりしていました。

ソランは、親目線というより、兄弟とか友達目線な感じです。ポン吉ほど親っぽい面倒見の良さはなくて、少しお兄ちゃんっぽくオギンにおもちゃを譲ったりしながら、自分も一緒になって遊んで、疲れるとオギンに見つからないように棚の後ろに隠れて寝ています(笑)。

ブリちゃんは、“ブリガード”で“ポン吉ホールド”からオギンを守ろうとすることも。オギンはそんな周りの動物たちに無邪気にグイグイ近づいていって、可愛がられて当たり前みたいな顔をしていますよ。

ゲージの外に出たいあまり、変な顔に。とにかく、遊びたいお年頃。

ゲージの中にハンモックを付けてもらって満足気。

堂々としたポーズでオギンを見守るポン吉社長。

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ViVi:タイピーさんに対してもすぐに懐いていましたね。

タイピー:そうですね。一瞬で心を許してくれました。僕が畳の部屋でゴロゴロすると、お腹の上に乗っかってきたりして可愛いですよ。あと、すでに家の中でお気に入りの場所を見つけていて。棚の高い位置に登って、昼寝したりみんなを観察したり、すっかりくつろいでいます。野生の猫だったとは思えないほど順応性が高いですね。

すぐにタイピーさんにも慣れて甘えるように。

ViVi:本当にあの日、色んな偶然が重なってタイピーさんの家族に迎え入れられて良かったですね。

タイピー:実は、オギンと出会う数日前から不思議なことが重なっていたんですよ。

ホットドッグからすべては始まった……!?

タイピー:僕が父と旅行に行く前に、新潟県の上越市に住んでいる、叔父の清原さんの家に家族で行ったんです。それで、とある喫茶店でみんなで朝ごはんを食べようということになって。その時、母はチーズカレーホットドッグを注文しました。「朝から変わったものを頼むな」となんとなく頭に残っていたんです。

それで、それぞれ注文した品が運ばれてきたんですが、母の元には間違えて普通のホットドッグが運ばれて来ていて。僕は、「チーズカレーって見た目は普通なんだな」と思って、何の気なしに店員さんを見ていたら、奥の方で「あっ! 間違えた!」という顔をして、急いで僕らのテーブルに戻って来たんです。

母は自分がチーズカレーホットドッグを頼んだことなんてすっかり忘れて、むしゃむしゃ普通のホットドッグを食べていて……。それを見た店員さんが気まずそうに、「今食べている分も代金は結構ですので、こちらもどうぞ」って、チーズカレーホットドッグを置いていったんです。

ViVi:な、なんですか、その話(笑)。そこから全てが始まったんですか?

タイピー:はい。それで、その朝食を食べた後、僕と父で奈良県に車で向かったんです。

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車で危機一髪!

ViVi:なぜ奈良だったんですか?

タイピー:僕がどうしても欲しい車が奈良県にあったんです。HONDAの『シビック』っていう80年代に流行った、いわゆるシャコタンの車なんですが。シビックの中でも特に希少価値の高く、珍しいシリーズをネットで見つけたんです。10〜15万km走っていてもなかなかの高値で取引される車なんですよ。

その車がどうしても欲しい!と家族に話したら、そんな古いのに高額な車、実際に見て確かめないと怖いと言われて。父が一緒に見に行ってくれることになったんです。それで、父と上越からと奈良へ自車でドライブ旅行がてら向かったんです。

順調に進んでいたのですが、奈良県に入ったあたりの高速道路で、いきなり車に、故障マークのセンサーが2、3種類くらい点滅して出てきて。これは危ない!と、高速の脇に車を停めて様子を見たのですが、どうにも解決しなかったので近くの車屋さんを探して、原因を調べてもらうことになったんです。

ViVi:ええ! それは怖いですね。無事で良かったです。

タイピー:どうにか車屋さんまで行って、車を見てもらったんですが、修理には1週間以上掛かるということで……。保険屋さんに電話しても代車の対応はしてもらえず、結局、その日はレンタカーで移動することになりました。

しかもレンタカー代も保険では賄えないそうで、すごい高額の旅行になっちゃったんですよ。まぁ高くはつきましたが、大きな事故にならなくて本当に良かったんですが。だからそれ以降の僕らの旅はずっとレンタカーでした。

欲しかった車を実際に見て、奈良県に一泊して、もう一泊は能登半島へ。それで長野県の実家まで戻る旅でした。父はその後、長野県のレンタカーショップの別店舗に返却をしに行って、僕も色々移動をして、やっとゆっくりできる……と新潟港からフェリーに乗ったんです。だからもうクタクタで。フェリーの中では爆睡でした。

自分より小さい猫と初めて会ったソラン。末っ子のポジションを譲って、お兄ちゃんに。

ソラン兄さん、オギンをきれいにしてあげるお世話中。

ブリ姉さんもオギンの匂いを嗅いでチェック中。たまにポン吉に向かって、ブリガードを発動するそう。

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ViVi:あの動画の裏側では、そんなことが起こっていたんですね。でも本当に事故に繋がらなくて良かったです。欲しい車は買えたんですか?

タイピー:それが、購入するということで話が進んで、後日、明細が家に届いたんですが、やっぱり高くて……。一旦他の車屋さんに相談してみたんです。そしたら、これはちょっと色々高すぎるんじゃないかとアドバイスもいただいて、結局諦めました(笑)。クーラーも付いていない古い車だったし、佐渡島だとこの車高の車は、雪がないシーズンしか乗れないので。

今思えば、色々なトラブルがなければもっと早く佐渡島に帰ってきて、オギンにも出会えていなかったなと。“ホットドッグ事件”から妙なことが続いていましたが、可愛いオギンの命も救えたので御の字です。

リンちゃんもオギンの確認に。リンちゃんとソランに挟まれているオギン。

まだまだ慎重に、新入りの様子を伺っている重鎮リンパイセン。

遠くからオギンを観察するキンちゃん&リンちゃんの女子チーム。この威圧にオギンも上目遣いで固まる。その空気を察したのか、この後、2匹とオギンの間に入って寝っ転がるポン吉。

全てはチーズカレーホットドッグから始まった(?)、オギンの救出裏エピソード、お楽しみいただけたでしょうか。夏野菜の収穫のシーズンも到来。引き続き、デジタルオアシスのYouTubeチャンネル『タイピー日記』で、オギンも加わったタイピー一家の日常を覗かせてもらいましょう。

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Text/Yumiko Ito